この記事に雑多な内容を羅列した節があります。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2013年8月)
セット トップ ボックス (STB:Set Top Box) は、ケーブルテレビ放送や衛星放送、地上波テレビ放送(デジタル放送、アナログ放送)、IP放送(ブロードバンドVODなど)などの放送信号を受信して、一般のテレビで視聴可能な信号に変換する装置。ブラウン管時代に「テレビの筐体(TV set[注 1])の上に置く箱」だったことからこの名がある。
AV機器業界ではIRD(Integrated Receiver Decorder)の略称も使われる[1]。「TVチューナー」および「デジタルチューナー」も参照 専用のリモコンを操作して、放送のチャンネルを切替えさせるタイプのものが多い。 テレビ放送の受信機能がメイン機能(特に初期の製品ほどその傾向が強い)であることから、単にチューナーと呼ばれることもあるが、多くの場合、受信機の機能のみではなく、一般家庭向け統合サービス端末の機能を持つものが増えてきている。また、ケーブルテレビ放送の普及・拡大の影響もあって、一般的にも単なるチューナーとは区別して使われることが多い。 一般的にはホームターミナルと呼ばれる装置の一種(一部機種)として、あるいは別名として誕生した名称で、その由来はブラウン管テレビが主流の時期にテレビの上に設置することが多かったことに因る。地上波デジタルテレビ放送のケーブルテレビでの配信サービスが始まる以前の各種放送との混合型サービスが開始された頃(ケーブルテレビ放送サービスの展開の歴史については当該記事を参照のこと。)からすでに「セットトップボックス」という名称は使われ始めていて、現在でも「ホームターミナル」との明確な呼びわけ・使い分けの定義は存在しないが、日本のケーブルテレビ業界では慣習的にアナログ放送サービス用をホームターミナル、デジタル放送サービス用をセット トップ ボックスとして呼び分けている場合が多い。 セットトップボックスに装備される機能には、次のようなものがある(本来の機能)。近年は、統合デジタルCATVシステム対応の物が代表的である。 BS 110度CS 地上デジタル共用B-CASカードCATV専用B-CASカードC-CASカード パナソニック
概要
ケーブルテレビ・デジタル放送・IP放送などの復調、デコードないしスクランブル解除
ICカードなどによる限定受信制御・コピー制御機能(B-CASカードおよびC-CASカードなど)
VODなどでの動画配信の受信・一時的蓄積
各種放送等に伴うユーザサービス機能(留守録設定、EPGなど)
ペアレンタルロック(視聴年齢制限
ケーブルモデムの内蔵(パソコンに接続しブロードバンドインターネット接続)
同時に装備されるような付加機能としては次のようなものがある。
カラオケ(利用形態によっては本来の機能)
テレビゲーム