セゲド
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セゲド
Szeged



市旗市章

位置

セゲドの位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯46度15分 東経20度10分 / 北緯46.250度 東経20.167度 / 46.250; 20.167
行政
 ハンガリー
  チョングラード県
 市セゲド
市長Botka Laszlo
地理
面積 
  市域280.84 km2
人口
人口(2014年現在)
  市域162,000人
    人口密度  594人/km2
その他
等時帯中央ヨーロッパ時間 (UTC+1)
夏時間中央ヨーロッパ夏時間 (UTC+2)
公式ウェブサイト : ⇒http://www.szegedvaros.hu/

セゲド(ハンガリー語:Szeged、ブルガリア語:Сегет、クロアチア語:Segedin、ドイツ語:Szegedin/Segedin、ラテン語:Partiscum、ルーマニア語:Seghedin、セルビア語:Сегедин, Segedin、スロバキア語:Segedin、トルコ語:Segedin)は、ハンガリー南部に位置する都市。2014年当時の人口は約162,000人[1]ハンガリー大平原南部最大の都市で、チョングラード県の県都に定められている[1]

町の名前はハンガリー語で「突起」「突出物」を意味する「セグ(szeg)」に由来し、ティサ川の屈曲部に建つことからこの名がついたと考えられている[2]
地理

セゲドはティサ川とマロシュ川の合流地点右岸の沖積面に建つ。ハンガリーの首都ブダペストから南東におよそ160km離れた場所に位置し、セルビアとの国境にも近い[2]。町ではティサ川の氾濫によってもたらされた柔らかい土壌と日照時間が長い気候を利用してのパプリカの栽培と加工産業が行われている[3]

セゲドは温泉地としても知られ、地下から湧き出す鉱泉は地元の人間に利用されている[4]
歴史

セゲドは古代からティサ川の渡河地となっていた[1]。人類の居住は石器時代にさかのぼり、紀元前7世紀から8世紀にはイリュリア人が住み、その後ケルト人が居住した[2]。その後ローマ帝国の支配下に入り、5世紀にはフン族の侵入を受ける。

イシュトヴァーン1世の治世にセゲドは国王直轄地となり、13世紀に都市特権を付与される。ハンガリー王国の成立後にセゲドは塩の集積地となり[1]、ティサ川の水運を利用してトランシルヴァニアから出荷される塩の積卸、交易の中継地として繁栄した[2]アンドラーシュ2世の治世の1222年に発行された「金色憲章」には、塩の貯蔵と出荷の中心地としてセゲドの名前が現れている[5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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