『セキュリタリアン』(SECURITARIAN)は、1992年(平成4年)に創刊された防衛庁・自衛隊の月刊広報誌。『防衛アンテナ』の後継として財団法人防衛弘済会
が発行し、防衛庁が編集協力していた。2006年(平成18年)9月10日発行の同年9月号で休刊(ISSN0918-2306)。誌名は防衛庁の造語で「安全保障人」という意味だと言う[1]。セキュリタリアンは出版元から直接購入するものとして随意契約により防衛庁に毎号一定部数納入されていたが、公益法人との随意契約の見直し[9]により見直しの余地があるとされ、その結果休刊となった。なお、防衛弘済会から後継の広報誌は発行されていないが、扶桑社より防衛省編集協力による新雑誌『MAMOR(マモル)』が2007年1月21日創刊され、これが実質的な後継誌と言える。なお、防衛弘済会は2009年3月31日をもって出版事業を終了したため現在入手することは極めて困難となっている(外部リンクを参照)。
脚注[脚注の使い方]^ a b c d 「防衛庁が広報誌を一新」『読売新聞』1992年3月26日東京朝刊2面
^ 「防衛幹部改造講座 情報誌で」『読売新聞』1992年2月26日大阪夕刊14面
^ 長官官房広報課報道室「マスコミ報道を糾す」『セキュリタリアン』1995年3月号
^ 「最近の自衛隊報道と自衛隊広報について」『セキュリタリアン』1995年9月号
^ 野沢雅子など。
^ 第5回自衛隊員倫理審査会議事録