セイウチン
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セイウチンは、ゆでたまご漫画キン肉マンII世』に登場する架空の人物。セイウチをモチーフとしている。

アニメ版の声優山崎たくみ松尾銀三(劇場版第1作)。
主な特徴

アイルランド出身の新世代超人。ヘラクレス・ファクトリー(以下H・F)第1期生のひとりであり、セイウチ族の超人。普段温厚で目立たないが、MAXマンがキン肉万太郎ガゼルマンの次にd・M・p(デーモン・メイキング・プラント)で手配されている強豪超人としてセイウチンの名を上げ、この時初めて周囲は彼が優秀な超人であることを知った。H・Fを次席の成績で卒業、試合では高度な技を駆使して戦うテクニシャンであるが、その温厚な性格から非情になりきれないことが多く、実戦成績は芳しくない。

キン肉万太郎を「アニキ」と呼び慕っており、セイウチンを最初に友情に目覚めさせたのも万太郎である。d・M・p崩壊後は万太郎、テリー・ザ・キッド、ガゼルマンらと共に夜遊びを繰り返していたが、他の3人とは違い、その傍らしっかりとパトロールなどを行っていた。

その毛深い外見から、ギャル不人気No.1を万太郎と争っていると呼ばれる。初登場時は短髪だったが、MAXマン戦後はドレッドヘアーにイメージチェンジ。同時に鼻にピアスをするようになった。一人称は「オラ」(初期は「ワシ」)。アニメでは山崎たくみが演じるようになってから「僕」になり、口調も東北訛りではなくなる。山崎は15歳なのにおじさんキャラのセイウチンを演じることに難儀し、「彼がカッコよくなりすぎている」とNGを連発したという[1]

彼にそっくりな母・スージーと妹・ドロシーがおり、超人オリンピックでは親子共々万太郎のサポーターとして活躍した。父・ロバートは彼とドロシーが幼い頃に時化の海に漁に出て、海難事故で亡くなっている。
『キン肉マンII世』でのセイウチン

H・Fを2番目の成績で卒業したセイウチンは、日本駐屯超人として北海道を担当。当初は目つきが鋭く、調子に乗った万太郎に反目する態度も見せていた。d・M・pの先兵の知らせを聞き、日本武道館に駆けつけ、テルテルボーイとの闘いで消耗した万太郎に代わりMAXマンと対戦。持ち前の運動神経でMAXマンを追い込むが、自身の優しさから本気になることができず苦戦、敗北を感じた彼は万太郎にMAXマンのビッグブーツ・インパクトの攻略を考えてもらおうと敢えて技を受ける。この行動が万太郎を友情に目覚めさせている。この時までは「万太郎さん」だったが以後は「アニキ」と呼び慕うようになった。

H・F一期生・二期生入れ替え編ではd・M・pが壊滅してからというもの、万太郎に感化され夜遊びに繰り出していたために、二期生と日本駐屯をかけた入れ替え戦に出場させられる。Aブロックにてクリオネマンと対戦。相手に容赦しないニューセイウチンとして、クリオネマンを追い込む。闘いの中、クリオネマンに任務を忘れ遊び呆けていたことを指摘されるが、その裏では不良学生の更生や老人を助けていたことが語られた。その後、クリオネマンが放ったソーラーエナジーヒートから応援に来た学生を守り負傷、そのままクリオネマンの身体に取り込まれ「x・y・zクラッシュ」を受け敗退。その後、病院に搬送されたが、万太郎に激励のメッセージを送る。決勝戦ではキッド、ガゼルマンと共に万太郎の応援に駆けつけ、彼を勝利に導き、再び日本駐屯超人となる。

火事場のクソ力修練編では北海道駐屯超人として、同地に現れたノーリスペクトの一人、フォーク・ザ・ジャイアントを拘束していた。

第22回超人オリンピック ザ・レザレクション編ではアイルランド代表として超人オリンピック ザ・レザレクションに出場。第1競技を突破するが、第2競技「だるま落としでドン!」に失敗し負傷(アニメでは「ビーチフラッグでイェイ!」で敗退)。その後は万太郎の試合を観戦し、パレードではトラクターを手配していた。

悪魔の種子編では、仲間と共に突如与那国島に現れたジェネラル・パラストに向かうが、パラストのゲートバリヤーを破れず難攻する。その後は万太郎の試合を見届けるが、飛び出したパラストによりハンゾウと共に甑島へ。ハンゾウの試合を見届けた後、巌流島にて万太郎たちと合流。B-エボリューションズが敗れた後は1人飛び出した万太郎をキッドとガゼルマンと共に後を追い、ヘラクレスの鎖場にて特訓する万太郎の食事係やアルティメット・阿修羅バスター対策用のロボットアームの操縦を担当した。

第1回キャラクター人気投票では第10位(キッドと同着)[2]、第2回キャラクター人気投票では第11位[3]、第3回キャラクター人気投票では第17位[4]にランク入りしている。
究極の超人タッグ編

時間超人の引き起こしたタイムパラドックスにより、消滅の危機にあるケビンマスクを救うために自ら「タイムワープの8超人」に志願し、20世紀への旅に参加する。20世紀に着き、時間超人への妨害が成功したかに見えたが、トラブルでケビンマスク消滅を止めることに失敗する。さらに彼らの登場で優勝トロフィーがザ・マシンガンズを最強タッグと認めなくなったため、新世代超人・時間超人も含めて再びタッグトーナメントが開催されることになる。

新世代超人たちが各々パートナーを組む中、チェックメイトにパートナーとして誘われるが、元々自分は新世代超人の身の回りの世話のために来たとして頼みを断り、キッドとタッグを組めなくなった万太郎のパートナーになって欲しいと頼む。その後、時空船に密入船していたネプチューンマンにその身体能力を買われて勧誘を受けるが、拒否する。しかし万太郎のセイウチンの実績、経歴のなさに対する非難と罵声、さらにネプチューンマンの説得によりタッグを組むことを決意、万太郎たちと決別する。

その後、極限状態の中でネプチューンマンから、白熊すら逃げ出すセイウチこそが北極最強の生物という話や、民話に伝わるセイウチの意地汚さ[5]などを無理矢理聞かされて獣性を開放。天性の運動神経や頭脳も相まって完璧超人として洗脳され、その直後に彼を心配して追ってきた親友であるチェック・メイトにネプチューンマンとのコンビ技・クロス・ボンバーを決め顔の皮を容赦なく剥いだ。翌日、タッグトーナメントに出場し「ヘル・イクスパンションズ」として万太郎たちの前に現れる。

予選の間引きバトルロイヤルでは万太郎を庇ったイリューヒンバリアフリーマンの顔の皮を剥ぎ、彼らを間引く。


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