ズームイン!!SUPER
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ズームイン!!SUPER
生放送を行っていた
日本テレビ汐留本社マイスタジオ
(2004年3月1日から放送終了まで)
ジャンルニュース情報番組朝の情報番組
出演者福澤朗
大桃美代子
羽鳥慎一
西尾由佳理
ほか、こちらを参照
オープニング作曲:宮川泰
エンディング同上
製作
プロデューサースタッフを参照
制作日本テレビ

放送
音声形式モノラル放送(モノステレオ放送)
放送国・地域 日本

放送開始から2004年9月まで
放送期間2001年10月1日 - 2004年10月1日
放送時間平日 5:30 - 8:30
放送枠日本テレビ系列朝の情報番組枠
放送分180分

2004年10月から2006年3月まで
放送期間2004年10月4日 - 2006年3月31日
放送時間平日 5:30 - 8:00
放送分150分

2006年4月から番組終了まで
放送期間2006年4月3日 - 2011年3月31日
放送時間平日 5:20 - 8:00
放送分160分

番組年表
前作ズームイン!!朝!
次作ZIP!
特記事項:
6:00 - 6:08に『NNNニュースSUPER』を内包。
一部地域は第2部(6:30 - )からの放送。JRTは第1部のみの放送。
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『ズームイン!!SUPER』(ズームイン・スーパー、英称:Zoom in!!SUPER)は、2001年10月1日から2011年3月31日まで日本テレビ系列(NNS加盟)29局で平日生放送された朝の情報番組。略称は、「ズーム」または「ズームイン!!」。新聞番組表ではスペース(フルサイズ1行10文字、ハーフ以下は1行9文字)の関係もあり、"!!"(感嘆符)を削って「ズームインSUPER」とクレジットされていた。テーマ曲は宮川泰の作曲によるものであった。

直接の前身は『ズームイン!!朝!』であるが、当時5時台放送の『あさ天5』、6時台放送の『ジパングあさ6』も統合されて放送された番組でもあった。
概要

2001年10月1日に放映開始。2001年9月28日まで放送していた『ズームイン!!朝!』(以下、朝!)が、5時台の『あさ天5』・6時台の『ジパングあさ6』を吸収して内容を一新させる形でスタート。5:20 - 6:30(2006年3月31日までは5:30 - 6:30)の第1部と6:30 - 8:00(2004年10月1日までは6:30 - 8:30)の第2部の構成となっている。

『朝!』では、各系列局のキャスターを愛称で呼ぶなどフレンドリーな雰囲気を出していたが、本番組では報道のライブ色を高めるために敬称を「○○さん」に統一。

初代総合司会は、当時日本テレビのアナウンサーで、『朝!』の最後の総合司会でもある福澤朗が務めた。

山田克也プロデューサーによると、本番組のスタートは裏番組に当たる『めざましテレビ』(フジテレビ系)を意識したものだったという[1]。本番組では『朝!』の目玉コーナーであった『列島リレー中継』や、『プロ野球いれコミ情報』を外し、ニュースや新聞コーナーによる報道面の拡充とエンタメコーナーの新設を行った。山田プロデューサーの談話によると、「目玉のコーナーは一時視聴率を上げるためには効果はあるが、一方では長く続けていると番組のマイナス面にもなることもあることから見直した」とのことで、「リレー中継はニュース報道の部分で受け継いでおり、今まで(「朝!」の頃)は各局の企画の面白さで選んでいたが、この番組ではニュース性でネタを選んで欲しいと(各局に)お願いして」いたと話している[1]

テーマ曲は『朝!』同様に宮川泰の作曲である。主に、初期の福澤時代からオープニングCGなどで使用していたオーケストラバージョンと、主に羽鳥・西尾時代に第2部のオープニングとエンディングなどで使用していたバージョンの二通りがある。長らく音源化はされていなかったが、番組終了後及び宮川没後の2018年8月29日に日本コロムビアより発売された「宮川泰 テレビテーマ・ワールド」に後者のバージョンが、『朝!』及び『ジパングあさ6』のテーマ曲と共に収録された[2]

スポンサーの提供紹介は『朝!』の95年以降、アナウンサーによるコメント無しのテロップのみだったが、本番組でも引き続きそのパターンが継続された(提供表記は『ジパングあさ6』で採用され、『朝!』でも途中から採用されたカラーバナー表記。ただ、『朝!』との違いはCM明けだけでなく、CM前のコーナー予告やコーナー中のVTR明けにも提供表記がされるようになった。但し後番組の『ZIP!』では独自の提供表記に変わったが、アナウンサーによる読み上げは引き続き無し)。
ローカル放送・中継

JRTは『あさ6・30』『おはようとくしま』→『おはようとくしま プラス』を放送するため第1部のみの放送。STVytvKRYは6:30までローカル番組(『朝6生ワイド』→『どさんこワイド!!朝!』『朝生ワイドす・またん!』『KRYさわやかモーニング』)を放送するため第2部のみ放送している。ただし、第1部の6:00 - 6:08の『NNNニュースSUPER』は全国29局同時ネット(番組唯一の全国ネット)。他局の番組とは違い、系列局においては第1部の6:00 - 6:08の『NNNニュースSUPER』以外は強制ネットでなく系列局では独自のコーナーに差し替えて放送している時間帯が多い番組である(特に目立つのはSTV・CTV・ytv。詳細は後述)。

ネット局変更は行われていない。『朝!』時代の2001年9月まで、いくつかの系列局が7時までローカルワイド番組を放送していた(『NNNニュースジパング』は同時ネット)。それらは本番組開始を機に放送時間を6:30までとして、第2部はネットする事となった。本番組開始後はローカル番組の市場は縮小する。YBCSDTは本番組開始を機にローカル番組を終了して番組開始当初からフルネット、YBSは2002年3月で終了、MMTは2004年3月、FBSは2007年9月、CTVは2009年3月でローカル番組を終了し、フルネットへ切り替えている。ytvは2006年7月から2010年3月まではフルネットだった。

例外はJRTで、本番組が始まった2001年は『ジパング』のNNNニュースジパングのみ放送していた。『朝!』は非ネットのまま終了した格好だった。

KRYはローカル番組の途中で第1部の「5:30HEADLINE」を放送。年末特別編成時はローカル番組を休止して、第1部から放送された(詳細はリンク先の番組記事を参照の事)。

STVでも2007年12月31日2009年12月28日は、ローカル番組『朝6生ワイド』を休止し、第1部からローカル枠を除きフルネットで放送された。JRTは祝日や年末でも一貫して第1部の放送のみである。6:30以降に放送されたのはバンクーバーオリンピック中継の影響で5:20から6:45までの放送となった2010年2月19日と、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の情報を伝えるため、第2部も放送した2011年3月14日 - 3月18日および3月21日である。なお、2008年・2009年末はそれぞれ番組が6:30・6:00からの短縮版となったため、この期間はJRTでは放送休止となった。CTVでも2007年12月28日と1月4日にはフルネットで放送していた。

宮崎県では後述の通り、『朝!』も含め、本番組が放送されていないが2007年1月22日放送の宮崎県知事選での東国原英夫当選の報道の際にはFBSが取材を担当した。一方、取材する地域によりTOSKKTKYTがそれぞれ担当することもある。なお、日本テレビ系列局がない沖縄県日本テレビ那覇支局が取材を担当する。

地上デジタルテレビジョンでは2004年3月1日よりデジタルハイビジョンHD)放送を開始した。晩年期では中継車からのハイビジョン中継は全ての系列局、また地震等の緊急報道やお天気カメラの中継使用で用いる中継回線経由のハイビジョン中継もテレビ大分を除く全局が対応していた。

ただし、晩年期でもインフラ環境によって4:3の標準画質(SD)になる。例えHD中継車を導入していても、送り出しのHDマイクロ回線を確保していないとならない(常時保有する局は少なく、SNG中継を行う場合でも確保できる回線数に限りがある)。また、中継の際に使用するサブシステム(および副調整室)もHD対応でないといけない。また、事件・事故の中継においてはほとんどの場合報道局が取材するが、取材カメラがHD未対応なことで中継車以降(いわゆる中継回線)がHD化されていても4:3映像となる場合もあった。

2007年元日の新春版では、行われた全国天気リレーではRABYBC、YBS、KNBHTVがHD中継を実施(これらの局では天気リレー以外でも中継があった。)。それ以外の局がSD中継だったのは、既に述べたように回線の問題、サブシステムの問題の他に1月2日3日箱根駅伝中継にHD対応のマイクロ送信機や中継車を貸し出しているからという理由があると見られる。

中継を番組の核に据えた『朝!』に比べれば、中継は少なくなった。基幹局のうち、ytv・CTV・STV・FBSとは「ズームイン!!LIVE」などでの中継の有無に関わらず、6:30に放映されるオープニングや天気予報では各局のお天気カメラ映像が随時映ることがある。以前は7:20頃に毎日この各局による天カメリレー中継が行われていた。
年末の放送について

2009年まで曜日配列によっては、大晦日まで通常放送していた。なお、最後の年となった2010年末は12月28日をもって年内の放送を終了。29日には『7男2女11人の大家族石田さんちが大騒ぎ2010傑作選』、30日には『はじめてのおつかい2010傑作選』、31日には『古代エジプト三大ミステリー第4弾みどころスペシャル』を本番組枠で放送した。これらは全編ローカルセールス枠となったため、全ての日または一部の日で差し替えとなった地域も多かった。

後継番組『ZIP!』でも、年内の放送は12月28日・29日前後で終了する体制となっている。
元日版・年始の放送について

『朝!』を含め毎年元日には新春特大版を放送していた。現番組になってからは『新春!ズームイン!!SUPER』として放送していた。『SUPER』の後にはその年の西暦が入ることが慣例である。

元日が通常放送がない週末となった場合も放送される。ただし、2006年の元日(日曜日)は『笑点』の長時間スペシャル『大笑点』が5:55からスタートで放送することになり、放送しなかった(実際の放送では天気予報、初日の出リレー中継などの企画が『新春!ズームイン!!SUPER』のコンセプトに近かった)。2007年元日は『大笑点』が8:30からスタートになり、6:00 - 8:30の放送枠で2年ぶりに新春版が再開。2008年は『大笑点』の放送枠が12時間のままスタートが30分繰り下がったため、6:00 - 9:00の枠で放送された[注 1]。2009年も6:00 - 9:00の枠で放送され、2010年はさらに1時間半拡大し5:30 - 10:00の枠で放送された。2011年は前年より30分短く、5:30 - 9:30に放送された。

1月2日・3日は『箱根駅伝』中継のため休止し、曜日配列によって異なるものの、4日以降から年始の放送を本格開始していた。

2012年、2013年の元日では、『新春!ズームイン!!SUPER』の後継番組として『“意外とタメになるTV”新春ZIP!&ズムサタ SP(2012年・2013年)』を5:30 - 9:30に生放送された(放送時間は本番組最後の元日版である『新春!ズームイン!!SUPER 2011』と同じ)。2014年 - 2016年の元日は『新春ZIP!4時間生バトル?豪華お年玉をゲットせよ?』、2017年以降は『新春シューイチ?ネンイチ?』が放送され[注 2]、2019年以降は曜日配列にかかわらず放送されている。
視聴率

関東地区における視聴率の推移について、最高視聴率は第1回放送の17.8%、2位は2010年6月25日の16.4%(ワールドカップ日本対デンマーク戦直後の放送)であった。

開始初期から半年後の2002年4月頃からコメンテーターなどによるコラムや報道に重点を置き、硬派路線を展開し視聴率も上昇し始め、2002年秋頃から2005年夏までは第1部の時間帯は8% - 9%を獲得し、一時期はNHK総合テレビの『NHKニュースおはよう日本』よりも視聴率が良かったこともあった。

2004年10月の改編で8時台を廃止し30分短縮するが、この時期は第2部の視聴率が高くなる傾向があった。

第1部が2005年秋に5% - 6%まで落ち込むも2007年2月の月間平均視聴率では10.73%(第2部)で、再び本番組が時間帯1位となり2008年12月までそれをキープした。

しかし、2009年には前年まで守り続けた同時間帯の年間視聴率1位の座をフジテレビの『めざましテレビ』に奪われてしまい、2位となった。2010年も『めざましテレビ』に1位を奪われてしまった[3][4]。この視聴率低下が2011年春の番組終了の決め手になったとされている。
番組の終焉・終了後

2011年1月28日、2011年3月いっぱいでの番組終了が公表され、3月31日、最終回を迎えた。その翌日4月1日、早朝時間帯の放送枠の見直しも含めて改編され5:50 - 8:00に同局のアナウンサーでもある桝太一が総合司会の『ZIP![注 3]を開始。この『ZIP!』は、「ZOOM IN!!PEOPLE(ズームイン!!ピープル)」の略であり、表向き的『朝!』から続く平日の歴代「ズームイン!!」の3代目にあたり、2011年4月以降も継続されているが「ズーム」及び「ズームイン!!」の文言が封印され、「ズームイン!!朝」と同番組を一括りの扱いとして、ズームインシリーズとは分離されている。


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