スーパー・ニンテンドー・ワールド(英: SUPER NINTENDO WORLD)は、世界のユニバーサル・テーマパークに建設された、日本のコンピュータゲームシリーズであるマリオシリーズを始めとする任天堂の作品を題材としたエリアである。
キャッチコピーは、2021年?2023年は『#WE ARE MARIO! アソビの本能を解き放て!』
2024年以降は『PLAY WiLD! アソビの本能、大爆走!』。スーパー・ニンテンドー・ワールドのロゴ 任天堂は2014年より自社のキャラクターIPの積極的な活用の方針を掲げている[1]。これを踏まえた新たな取り組みとして、2015年5月8日開催の決算説明会の中で任天堂IPを活用したテーマパーク展開についてユニバーサル・パークス&リゾーツと基本合意したことが明らかにされ[2]、2016年11月29日のニュースリリースにおいてユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ユニバーサル・オーランド・リゾート、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの3か所で展開することを正式発表[3]、同年12月12日には「SUPER NINTENDO WORLD」の名称、およびユニバーサル・スタジオ・ジャパンで先行オープンすることが発表された[4]。 2021年3月18日にユニバーサル・スタジオ・ジャパンで世界初でオープンした。さらに2023年2月17日にユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにて米国初でオープンした。 今後の予定では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに続き、ユニバーサル・エピック・ユニバース(ユニバーサル・オーランド・リゾート)、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールへの進出も決定している[5]。 開業日パーク名備考 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、エリアへの投資総額は600億円に上り、2014年4月18日にオープンしたエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」と同様の巨大プロジェクトとなった[7][8]。パーク西側の駐車場だった敷地を利用し、エントランスはゲーム内にも登場する土管となる。地上と地下を行き来する多層構造となり、ピーチ城やクッパ城、キノコ王国が再現され、マリオ目線で冒険できる。マリオカートや、「ヨッシー」の背中に乗れるライドアトラクション、さらにはショップ、レストランが軒を連ねている。2020年東京オリンピックに合わせるため、当初は2020年の夏前のオープンが予定されていた[9][10]。
概要
存在するパーク
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド
建設中のパーク
ユニバーサル・エピック・ユニバース(ユニバーサル・オーランド・リゾート)
建設予定のパーク
ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
各施設の内容
2021年3月18日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンエリア第1号であり、マリオをテーマにした「スーパーマリオランド」が存在する。さらに2024年にドンキーコングをテーマにした「ドンキーコング・カントリー」が誕生する[6]。
2023年2月17日ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドユニバーサル・スタジオ・ジャパンと同様にマリオをテーマにした「キノコ王国」が存在するが、一部導入されていないアトラクションがあり、若干日本と変化がある。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
Size:126 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef