スーパーロボット大戦F
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スーパーロボット大戦FジャンルシミュレーションRPG
対応機種セガサターン (SS)
PlayStation (PS)
ゲームアーカイブス (GA)
開発元ウィンキーソフト
発売元バンプレスト
プロデューサー寺田貴信
美術湖川友謙
河野さち子
シリーズスーパーロボット大戦シリーズ
人数1人
メディアSS,PS:CD-ROM
発売日SS:1997年9月25日[1]
PS:1998年12月10日[1]
PS(Best):2000年12月7日[2]
GA:2011年11月9日[3]
対象年齢GA:CERO:A(全年齢対象)[3]
売上本数SS:55万本(出荷本数)[4]
PS:30万本(出荷本数)[4]
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スーパーロボット大戦F完結編ジャンルシミュレーションRPG
対応機種セガサターン (SS)
PlayStation (PS)
ゲームアーカイブス (GA)
開発元ウィンキーソフト
発売元バンプレスト
シリーズスーパーロボット大戦シリーズ
人数1人
メディアSS,PS:CD-ROM
発売日SS:1998年4月23日[1]
PS:1999年4月15日[1]
PS(Best):2000年12月7日[5]
GA:2011年11月9日[6]
対象年齢GA:CERO:B(12才以上対象)[6]
売上本数SS:55万本(出荷本数)[4]
PS:30万本(出荷本数)[4]
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『スーパーロボット大戦F』(スーパーロボットたいせんエフ)、『スーパーロボット大戦F完結編』(スーパーロボットたいせんエフかんけつへん)(以後『F』『F完結編』)は、バンプレストから発売されたシミュレーションRPG
概要

SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品スーパーロボット大戦シリーズ」の一作。シリーズカテゴリの一つである「DC戦争シリーズ」の第4作目にして最終作『第4次スーパーロボット大戦』(以後『第4次』)のリメイク作品である。しかし参戦作品が多数入れ替えられたことや、シナリオにかなりの手直しが入っているため、実質上は新規作品に近い。本作は、開発が難航した上にボリュームが1本のソフトに収まらなかったことから、前編『スーパーロボット大戦F』と後編『スーパーロボット大戦F完結編』の2本に分けて発売された[† 1]

『F』の全33話をクリアした後のセーブデータを『F完結編』でロードすることで、キャラクターデータ、改造したユニットデータを引き継ぐことができる[7]

本作は、当時『新世紀エヴァンゲリオン』のゲーム化権を持っていた[8]セガからの「セガサターン向けのスーパーロボット大戦を作ってほしい」という要望を受けて開発された[9]。元々は『第4次スーパーロボット大戦プラス』というタイトルで『第4次スーパーロボット大戦S』をセガサターンに移植にする予定であったが、『新世紀エヴァンゲリオン』の追加によりシナリオの整合性が取れなくなることから新作として一から作り直すことになった[9][10]。こうして作業量が当初の予定から大幅に増えてしまい、その影響で平行して企画されていた『新スーパーロボット大戦』、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の続編の制作が中止になった[11][† 2]

直前にPlayStationで発売された『新スーパーロボット大戦』同様、戦闘シーンはフルボイスとなっている。一部キャラクターに代役が立てられた同作とは異なり、ほぼ全てのキャラクターにオリジナルキャストが起用された[† 3](『聖戦士ダンバイン』のトッド・ギネスは、既に引退していた担当声優の逢坂秀実を半年かけて探し出した[12])。そのため『聖戦士ダンバイン』のガラリア・ニャムヒーのように、『第4次』で登場しながらもオリジナルキャストが起用できないために登場しない、あるいは戦闘に参加しないキャラクターも存在する。また、特定のパイロット同士で発生する特殊台詞やマップ上でイベント時に音声が流れる「DVE(ドラマチック・ボイス・イベント)」、キャラクター辞典で音声が聞ける「ひとことモード」など音声による演出が強化されている。

『第4次』とは異なり、前作『スーパーロボット大戦EX』(以後『EX』)までに死亡したボスキャラクターの一部が復活して登場するのも特徴の一つ。オリジナルイベントも『第4次』よりも強化されており、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のブライト・ノア碇シンジを修正するイベントや、ATフィールドはEVAシリーズ以外のロボットの必殺技でも貫けるという設定もある[12]。シナリオはこれまでのシリーズ同様にウィンキーソフトの阪田雅彦が担当していたが、製作途中に尿道結石で緊急入院したため[12]、『F完結編』の後半はウィンキーソフトの堀川和良が担当している[13]
PlayStation版

セガサターン版(以降、SS版)の発売からほぼ1年後にPlayStation(PS1)にも移植された。2011年11月9日からは『F』・『F完結編』共にゲームアーカイブスで配信されている[3][6]。レイティングは『F』はCERO:A(全年齢対象)、『F完結編』はCERO:B(12才以上対象)

SS版における『F』から『F完結編』への変更点は『F完結編』仕様で統一。PSには内蔵時計が無いため、『新世紀エヴァンゲリオン』の登場人物が祝福してくれる誕生日イベントは存在しない(アーカイブス版も同様)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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