スーパーマリオランド
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スーパーマリオランド
Super Mario Land海外版スーパーマリオランドのロゴ
ジャンル横スクロールアクション
対応機種ゲームボーイ (GB)対応機種一覧

ニンテンドウパワー (NP)
ニンテンドー3DS (3DS)

開発元任天堂開発第一部
発売元任天堂
プロデューサー横井軍平
ディレクター岡田智
プログラマー山本雅央
原田貴裕
音楽田中宏和
美術松岡洋史
真下雅彦
シリーズマリオランドシリーズ
人数1人
メディア512キロビットロムカセット[1]
発売日 198904211989年4月21日
198908111989年8月11日
1990年
発売日一覧

NP
200003012000年3月1日
3DS
201106062011年6月6日
201106072011年6月7日


対象年齢CERO:A(全年齢対象)
売上本数 1,814万本(2022年末時点)[2]
419万本(2022年末時点)[3]
その他型式: DMG-MLA
DMG-ML-USA

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『スーパーマリオランド』(SUPER MARIO LAND)は、任天堂1989年4月21日に発売したゲームボーイ用の横スクロールアクションゲーム。ゲームボーイ発売時のローンチタイトルで、キャラクター「デイジー」の初登場作品。マリオランドシリーズの第1作目。

日本での販売本数は約419万本で、ゲームボーイソフト史上売り上げNo.2。
ゲームシステム
アクション

この作品は岡田智松岡洋史などそれまでのマリオシリーズには関わっていなかったスタッフが制作しており、本作品独自のシステムがいくつか存在する。

基本的なシステムは『スーパーマリオブラザーズ』(1985年)を踏襲しており、『スーパーマリオブラザーズ』・『スーパーマリオブラザーズ2』と同様、右方向のみにスクロールし引き返すことのできない横スクロール式のアクションゲームである。プレイヤーはマリオを操作し、待ち受ける敵を倒しあるいは避け、右へ右へと進んでいき、各エリアのゴールを目指す。ゴール地点には上下2つの入り口があり、上のゴールに入った場合にはボーナスステージ(マリオの残り人数が増えるなど)に挑戦できる。上のゴールへ行くには落ちるブロックを踏み台にしたり、ゴール以前の区間から上層部を進む方法など様々でかなりのテクニックが必要な場所もある。

各ワールドは3つのエリアに分かれている。3つ目のエリアには各ワールドのボスが待っている。シューティングゲームの様式になっているステージもある。最終ステージ以外の各ワールドの3つ目のエリアは奥にあるスイッチを踏むことでクリアでき、必ずしもボスを倒さなくてもよく、また、クリア時に必ずボーナスステージに挑戦可能である。最終ステージはスイッチがなく必ずボスを倒す必要があり、ボスを倒すとそのままラスボスであるタタンガ戦に突入する。

他のマリオシリーズのアクションゲームと異なり、甲羅を蹴るなどの敵を使ったアクションが一切ない。また、エリアが計12しかないこともあり、ワープやショートカットルートも一切ない。このため旧作に比べてゲーム要素が簡素になっているが、これについてはゲームボーイの初期作及びローンチタイトルであったため、当時の技術では再現できなかったとされている[4]

高得点を稼ぐとゲームオーバーになった時にコンティニューが可能。10万点ごとにコンティニュー回数が1回追加され、タイトル画面でキノコのカーソルを動かして「CONTINUE」を選べばそのステージから再開できる。
アイテム
スーパーキノコ
マリオが巨大化し「スーパーマリオ」になる。巨大化した状態では敵に当たっても小さくなるだけでミスにならない。ブロックを下から突き上げて壊す事もできる。『スーパーマリオブラザーズ』等と異なり、出現させると同時に右に向かって跳ね上がる。着地後は右に滑っていくが、段差を落ちる際に横方向の慣性が働かず、垂直に落ちていく。
スーパーボールフラワー
他のマリオシリーズ作品のファイアフラワーに似た形の花であるが、本作ではファイアマリオではなく、スーパーボールを投げることができる「スーパーボールマリオ」に変身する(小さいマリオの状態で取った場合はスーパーマリオにしかならない)。外見はスーパーマリオと同様。スーパーボールを敵に当てると、当たった敵を倒すことができる(一部の敵には無効)。また、投げたボールがコインに触れるとコインを獲得できる。これにより、直接取りに行くことができない位置にあるコインを取ることも可能である。ファイアボールと異なり、射出後は斜め下45度の角度で直進し、地面や壁・土管などに当たると斜め直角に跳ね返り続ける。敵に当たったり、上空に飛んでいったり、穴に落ちたりすると消えるが、跳ね返って飛び続けている場合でも一定時間で消滅する。1個スーパーボールを投げると、そのスーパーボールが画面から消えるまで、次のボールは発射できない。スーパーマリオの時にキノコの出るブロックを叩くと出現するが、シューティング面ではスーパーマリオの時でもキノコが出現し、フラワーは出現しない。スーパーボールマリオの時にキノコを取ってもスーパーマリオには戻らない。
スーパースター
取るとマリオが一定時間無敵になる。出現させるとキノコと同様に飛び上がるが、地面に落ちても跳ねずにそのまま貫通して画面外に消えてしまう。無敵状態では敵は触れるだけで倒せるが、得点は低くなる(スーパーボールなど飛び道具を1発以上当ててからならば通常通りの得点となる)。無敵中のBGMは他のマリオシリーズ作品に用いられているものとは異なり、オッフェンバック作曲の『天国と地獄』が採用されている。
コイン
100枚取るとマリオの残り人数が1つ増える。空中や、ブロックの中に配置されている。
1UPハート
取るとマリオの残り人数が1つ増える。挙動はキノコと同様。他のマリオシリーズ作品の1UPキノコに相当するが、ゲームボーイはモノクロであるため、スーパーキノコと形が異なるアイテムとなった。
エレベーター
一部ステージ限定(例:1-3)のアイテムで他のアイテムと違い飛び出さずにブロックの上に設置される。これに乗ると上昇して天井裏に行くことができる。
シューティングステージ

ワールド2-3と4-3(最終ステージ)は右方向強制スクロールのシューティングステージとなっており、乗り物に乗って敵を飛び道具で攻撃しながら進むことになる。通常時との違いは以下の通り。

上下左右斜め移動が可能。

マリオの状態に関係なく飛び道具を発射できる。単発発射と自動連射が可能。

敵に直接触れた場合、どこから衝突してもダメージを受ける(巨大化している場合は小さくなり、小さい状態であればミスになる)ので、飛び道具を撃ち込んで倒すことになる。ただし無敵状態のときは体当たりで倒すことができる。

ボスキャラクターは飛び道具を何発も撃つことでマリオの状態に関係なく倒すことができる。2-3では1-3や3-3と同様、ボスを倒さずにスイッチに触れてクリアすることもできる。

ブロックは直接触れて叩くことはできないが、飛び道具を撃ち込むと壊すことができる。

谷底に落ちることは無いが、画面のスクロールと壁に挟まれて、完全に姿が見えなくなるとミス。

ワールド2-3は水中面となっており、潜水艇マリンポップ号に乗り魚雷で攻撃する。ワールド4-3は空中面となっており、戦闘機スカイポップ号に乗りミサイルで攻撃する。どちらも操作方法やゲーム内の仕様に関しては共通。
バグ技

画面ずらし等のバグ技が多数発見されているが、中でも有名なのが、2-3と4-3のシューティングステージで、マリオが左端から右端へ移ってしまうバグである。これを使うと、通常では入れない壁の内側に入ったり、ボスを倒さずに扉の裏側へ行くことができてしまう。
裏面

タタンガを倒すとタイトル画面のキノコがマリオに変わり、裏面に進める。ステージ構成は変わらないが敵と障害物の数が多くなる。ボス戦ではタマオーが2体に増える以外は通常と同じである。裏面をクリアするとタイトル画面でステージセレクトが可能になる。選択できるのは裏面のみで、表面に戻ることはできない。
設定
ストーリー

ピラプト王国・ミューダ王国・イーストン王国・チャイ王国から成るサラサ・ランドと呼ばれる世界があった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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