Super VIDEO CD
メディアの種類光ディスク
記録容量79分58秒
コーデックMPEG-2
回転速度200 - 530rpm
読み取り方法780nm赤外線レーザー
策定フィリップス
主な用途映像
ディスクの直径12cm
大きさ120×120×1.2mm
関連規格コンパクトディスク
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スーパービデオCD(SVCD)は、CD-ROMに動画や音声などを記録し、対応機器で再生するための規格である。 スーパービデオCDは、ビデオCDより高画質、高音質な動画を扱える規格として、中国で開発され、後に規格書「ホワイトブック」に追加された[1]。ビデオCDと同様に映像はデジタル形式で格納されているため画像の劣化が少なく、特にジッターと呼ばれる映像の横揺れはほとんど存在せず、アナログビデオ特有の色むらなども少ないという特徴を持つ。 一部のDVDプレーヤーはスーパービデオCDの再生に対応しているものがあるが、一般的なDVDプレーヤーでは再生できず、対応機器はDVDはおろかビデオCDと比べても少ない。しかし、開発国である中国製のDVDプレーヤーでは再生可能な機種が多い。 スーパービデオCDに収録される形式は標準化されている。映像の解像度はNTSCでは480×480ピクセル、PALでは480×576ピクセルとなっており、垂直方向の解像度は通常のテレビ画面と同一である。水平方向は480ピクセルとなっていて、DVD-Videoなどに比べて少ない。映像圧縮方式はMPEG-2を採用しており、可変ビットレートが使用可能である。最大ビットレートは2.6Mbps、最低ビットレートは規格上特に規定されていない。 スーパービデオCDのビットレートは、ビデオCDやオーディオCDと比較してかなり高い。そのため、一枚あたりの記録時間はそれらの規格より短くなる(30分程度)。 音声はMPEG-1 LayerIIで、固定ビットレートとなっている。
概要
規格仕様
解像度(2/3 D1)
NTSC
480×480
PAL
480×576
脚注^ “CD Products
関連項目
ビデオCD
CDビデオ - ビデオCDよりも以前に策定された規格
miniDVD - CDにDVDと同様の形式で収録する規格
表
話
編
歴
CD規格
読み取り専用
Red Book
CD-DA
CD+G
CD+EG
CDV
CD-MIDI
CD-TEXT
Yellow Book
CD-ROM
CD-ROM XA
Green Book
CD-i
CD-I Ready
CD-I Bridge
CD-I DV
CD-BGM
フォトCD
White Book
Video CD
SVCD
Blue Book
CD EXTRA
Purple Book
DDCD-ROM
書き込み可能
Orange Book
CD-R
CD-RW
Purple Book
DDCD-R
DDCD-RW
CDに近いもの
Scarlet Book
SACD
規格外
CCCD
アナログ
2インチ(1956)
VERA(英語版)(1958)
ソニー2インチヘリカルVTR(英語版)(1961)
Ampex 2 inch helical VTR(1962)
タイプA(英語版)(1965)
CV-2000(1965)
AKAI(英語版)(1967)
Uマチック(1969)
EIAJ-1(1969)
カートリビジョン(1972)
フィリップスVCR(英語版)(1972)
Vコード(1974)
VX(1974)
ベータマックス(1975)
IVC(英語版)(1975)
タイプB(英語版)(1976)
タイプC(1976)
VHS(1976)
VK(英語版)(1977)