スーパーシートとは、公共交通機関の座席に設けられる特別席の名称の一つである。目次 航空機でいうスーパーシートとは、日本航空 (JAL)、全日本空輸 (ANA)、日本エアシステム (JAS)、スカイマーク (SKY)が日本国内の航空路線で設けていた、普通席
1 航空機の「スーパーシート」
1.1 概要
1.1.1 機材運用都合
1.2 「スーパーシート」からの変更
1.3 料金
1.4 歴史
2 鉄道の「スーパーシート」
3 バスの「スーパーシート」
4 船舶の「スーパーシート」
5 関連項目
6 外部リンク
航空機の「スーパーシート」
現在ではスーパーシートを発展させ、
JALグループでは2004年6月1日から「クラスJ」
さらに2007年12月1日から「ファーストクラス」を追加して、3クラス制とする
ANAグループでは2004年12月1日から「スーパーシートプレミアム」
さらに発展させ、2008年4月1日から「プレミアムクラス」
と名称を変えるとともに、各航空会社独自のサービスを展開している。現在「スーパーシート」の名称は使用されなくなったが、ANAはプレミアムクラスのロゴに小さく「super seat」と書かれており、スーパーシートから発展した座席であることがわかる。
SKYでは2002年10月1日から「シグナスクラス」(2008年8月31日設定終了)
概要
普通席より大型で高級な座席をゆとりを持って配置し、別途料金を支払うことで快適な空の旅を味わえる。
普通席の搭乗客にない優遇・サービスがある。下に一覧を示す。
スーパーシート時の機内食一例 (JAL)
旧サービス現サービス
JALJASANASKYJALグループANA
スーパーシート
[1]クラスJファースト
クラスプレミアム
クラス
主なサ|ビス専用チェックインカウンターの利用○○○××○○
手荷物許容量の緩和×××××+25kg+35kg
ラウンジ利用●○●?×○△
優先搭乗○○○●×○○
普通座席より豪華な座席○○○○○○○
ウェルカムドリンク×××●×××
機内食または茶菓○○○●●[2]○○
優先手荷物引渡し○○○●×○○
ボーナスマイレージ○○○?+10%+50%+50%
設定機材ボーイング747○?○?○×○
ボーイング777-300○○○?○×○
ボーイング777-200○○○?◯[3]○[4]○
ボーイング787-9??????○
ボーイング787-8????〇〇○[5]
エアバスA350-900????○〇?
エアバスA300-600R?○??○×?
ボーイング767-300○?●△○△[6]○[7]
エアバスA321??●???〇
ボーイング737-400×?××△[8]×?
ボーイング737-700??????△
ボーイング737-800????○[9]×△
ボーイング(旧マクドネル・ダグラス)MD-90?×??○×?
凡例:○ - 設定 △ - 一部設定 ● - 一時期設定、後に設定取りやめ □ - 今後設定予定 × - 未設定 ? - 該当なし^ JALの機材を使用した日本トランスオーシャン航空 (JTA)便、ANAの機材を使用したエアーニッポン (ANK)便でも設定されていた
^ 茶菓のみ、2011年3月をもって終了。
^ 元JASからの移籍機では、JAS時代にスーパーシートとレインボーシートとして設定していた座席を、クラスJに設定していた(「W91」コンフィグレーション)。これらの機材は、ファーストクラス・クラスJ設定の3クラス仕様(「W14」コンフィグレーション)に順次改修が進められ、JA009Dを最後に消滅した。
^ 元JASからの移籍機(旧スーパーシート・旧レインボーシートをクラスJとして設定している機材)では未設定であったが、全機3クラス仕様に改修された。
^ 期間限定で、ボーイング787-8近距離国際線仕様のビジネスクラス座席(ANA BUSINESS CRADLE)を使用している。