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スーパーカセットビジョン
メーカーエポック社
種別据置型ゲーム機
世代第3世代
発売日 1984年7月17日
1984年
対応メディアロムカセット
対応ストレージバッテリーバックアップ
コントローラ入力ケーブル
売上台数 30万台[1]
前世代ハードウェアカセットビジョン
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スーパーカセットビジョンは、日本で1984年にエポック社がカセットビジョンの次世代機として発売した家庭用ゲーム機である[2]。
任天堂のファミリーコンピュータ(以下ファミコン)、セガのSG-1000シリーズと並び、日本における家庭用ゲーム機の普及初期時代を築いた[3]機種の1つである。
同社カセットビジョンの次世代機であるが互換性は無い。
日本では「スパカセ」の愛称で呼ばれた[要出典]。エポック社での略称は「SCV」である[要出典]。 1981年にエポック社によって日本で発売されたカセットビジョンは発売以来、40万台(資料によっては45万台[1])の売上げを記録し、当時の日本の家庭用ゲーム機シェアの7割を獲得する成功を収めた。 しかし1983年になると日本市場では任天堂のファミコンやセガのSG-1000など相次いで他社より次の世代のゲーム機が登場したため、カセットビジョンと他社機との性能差が大きく開いた。そこでエポック社は新たに、NECがハードウェア開発を担当して共同開発を行い、本体価格14,800円で1984年7月17日に発売した[2]。 本機はフランスでも発売され、YENO[注 1]によってOEM販売された。 それまでのエポック社のテレビゲームと同様、NECが開発した[3]。性能はカセットビジョンと比べて圧倒的に向上した[2]。 と、当時のライバル機を一部では凌駕する性能を持っていた一方で などの欠点もあった。 またカートリッジスロット以外の拡張端子が無かったため、周辺機器も発売されなかった[注 3]。
発売経緯
ハードウェア
主な特徴
単色であれば最大128個・128種類まで表示できるスプライト機能。
各スプライトごとに異なる色数 (VRAM) を割り当てることができ、柔軟な対応が可能。4色スプライトでも最大32個[注 2]表示できる。
本体にセレクト12キー(テンキー状に12個並んだセレクトボタン群)を装備。麻雀ゲームなどではキーパネルの上に被せるシート(オーバーレイ)が付属していた。
大半のソフトに共通の半ば強制的なPAUSEキー装備。
RF出力の他にRGB映像出力端子標準装備。
サウンドは3音合成が標準であり、実質1音として同時にしか発声できない。そのため、効果音が鳴ると音楽が途切れやすい。
背景描画用VRAMはテキストと共用で4KBしかなく、スプライトで補完しない限りはカセットビジョンにも劣るほどのモザイク表示しかできず、背景表示能力が低い。