スーパーはくと
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スーパーはくと
特急「スーパーはくと」
(2010年4月17日 上郡駅 - 有年駅間)
概要
日本
種類特別急行列車
現況運行中
地域京都府大阪府兵庫県岡山県鳥取県
前身急行「みささ」
運行開始1994年12月3日
運営者西日本旅客鉄道(JR西日本)
智頭急行
路線
起点京都駅大阪駅
終点倉吉駅鳥取駅
営業距離253.5 km (157.5 mi)(京都 - 鳥取間)
293.3 km (182.2 mi)(京都 - 倉吉間)
210.7 km (130.9 mi)(大阪 - 鳥取間)
250.5 km (155.7 mi)(大阪 - 倉吉間)
列車番号50D+号数
使用路線JR西日本:東海道本線山陽本線JR京都線JR神戸線)・因美線山陰本線
智頭急行:智頭線
車内サービス
クラスグリーン車普通車
座席グリーン車指定席:4号車半室
普通車指定席:1 - 3号車、4号車半室、5号車
技術
車両HOT7000系気動車(智頭急行)
軌間1,067 mm狭軌
電化直流1,500 V(京都 - 上郡間)[注 1]
非電化(上郡 - 倉吉間)
最高速度130 km/h (81 mph)
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スーパーはくとは、智頭急行および西日本旅客鉄道(JR西日本)が京都駅大阪駅 - 鳥取駅倉吉駅間を東海道本線山陽本線智頭急行線智頭線因美線山陰本線経由で運行する特別急行列車である。

なお本項では、京阪神鳥取県を結んでいた優等列車の沿革についても記述する。
概要

1994年12月3日の智頭急行智頭線の開業とともに運行を開始した。当初は使用車両の差異によりHOT7000系を使用する列車は「スーパーはくと」、キハ181系を使用する列車は「はくと」をそれぞれ名乗っていたが、HOT7000系の増備によってキハ181系の定期運用が終了した1997年11月29日以降、全ての列車名が「スーパーはくと」に統一された。

最高速度は130 km/hで、「はまかぜ」、「うずしお」、「南風」、「しまんと」と並んで日本最速の気動車特急列車である。
列車名の由来

「はくと」の列車名は、日本神話の「因幡の白兎」(いなばのしろうさぎ)に由来し[1]、「白兎」の音読みとなっている。なお、智頭急行線経由の特急の運転開始にあたっては列車名の公募が行われ、1994年8月2日に発表された[注 2]

「はくと」としての列車名は、1956年から京都駅 - 松江駅間を山陰本線経由で運転していた準急「白兎」が最初で、この列車は1961年10月に急行列車となったものの、1986年11月に特急格上げで「あさしお」に統合された[1]
運行概況

2024年3月16日現在の運行概況は次の通り[2]

京都駅 - 鳥取駅間で上り1本、京都駅 - 倉吉駅間で下り2本・上り1本、大阪駅 - 鳥取駅間で下り3本・上り1本、大阪駅 - 倉吉駅間で下り2本・上り4本の計14本が運転されている。また、毎日運転の臨時列車として大阪駅 - 倉吉駅間で下り1本・上り1本の計2本も運転されている。かつては京都発鳥取行の9号と倉吉発京都行の6号も運転していたが新型コロナウイルスの流行による影響で2021年の春から運休となり2024年3月15日まで土休日や繁忙期を中心に運転される臨時列車に降格していた[3]

運転開始当初は新大阪駅 - 鳥取駅・倉吉駅間で運転されていたが、1995年4月29日から5月7日まで、臨時列車として数本が京都駅に乗り入れを開始し、同年7月からは全列車が毎日運転の臨時列車として京都駅まで乗り入れた[4]1996年3月16日から正式に京都駅発着に統一された。

2008年3月15日から1号を除き、姫路駅で「のぞみ」と接続するダイヤになっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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