スヴェン・ニクヴィスト
Sven Nykvist
スヴェン・ニクヴィストとイングマール・ベルイマン
生年月日 (1922-12-03) 1922年12月3日
没年月日 (2006-09-20) 2006年9月20日(83歳没)
出生地クロノベリ県モレダ
受賞
アカデミー賞
撮影賞
1973年『叫びとささやき』
1983年『ファニーとアレクサンデル』
カンヌ国際映画祭
芸術貢献賞
1986年『サクリファイス』
全米映画批評家協会賞
撮影賞
1972年『叫びとささやき』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
撮影賞
1983年『ファニーとアレクサンデル』
英国アカデミー賞
撮影賞
1983年『ファニーとアレクサンデル』
セザール賞
撮影賞
1976年『ブラック・ムーン』
その他の賞
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スヴェン・ニクヴィスト(Sven Nykvist, 1922年12月3日 - 2006年9月20日)は、スウェーデンの撮影監督。 生涯で120本あまりの映画撮影を手がけたが、特にイングマール・ベルイマン監督作品で有名。1972年の『叫びとささやき』と1982年の『ファニーとアレクサンデル』でアカデミー撮影賞を受賞。 クロノベリ県のモレダ生まれ。両親はルター派の宣教師で、ベルギー領コンゴで働いていたため、親戚に育てられた。19歳でスウェーデンの映画業界に入り、カメラマンとなる。1943年から2年間、イタリアのチネチッタで働く。1945年、23歳の時に撮影監督となった。Ulla Soderlindと1952年に結婚し、Carl-GustafとJohanの二児をもうけるが、自宅にいる時間が少なく、16年後に離婚した。その後Johanは自殺している。1960年代位まではスウェーデン映画界で活躍していたが、その後はアメリカやドイツ、フランスなどで活躍し、ウディ・アレン、ノーマン・ジュイソン、アンドレイ・タルコフスキー、ルイ・マル、フォルカー・シュレンドルフ、ラッセ・ハルストレムなどの作品を手がけた。1998年に失語症を発症し、引退を余儀なくされた。
略歴
主な作品
処女の泉 Jungfrukallan (1960)
鏡の中にある如く Sasom i en spegel (1961)
沈黙 Tystnaden (1963)
仮面/ペルソナ Persona (1966)
イワン・デニーソヴィチの一日 One Day in the Life of Ivan Denisovich?(1970)
ラスト・ラン/殺しの一匹狼 The Last Run (1971)