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Nycticebus coucang
保全状況評価[1]
ワシントン条約附属書I
分類
ドメイン:真核生物 Eukaryota
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:哺乳綱 Mammalia
目:霊長目 Primates
科:ロリス科 Lorisidae
属:スローロリス属 Nycticebus
学名
Nycticebus E. Geoffroy, 1812[2][3]
タイプ種
Nycticebus coucang (Boddaert, 1785)[2]
和名
スローロリス属[3][4]
スローロリス は、霊長目ロリス科に分類されるスローロリス属(スローロリスぞく、Nycticebus)の構成種の総称。
バングラデシュ、アッサムからベトナム、マレー半島、ジャワ島、ボルネオ島などに分布[5]。丸い頭で、鼻は濡れており(rhinarium) 、耳は小さく厚い毛に覆われ、顔は平たく、大きな目を持つ。尻尾は退化している。夜行性で樹上生活をする。一般的に常緑樹林に生息しており、密な林冠の連続した熱帯多雨林に好んで生息する。同サイズの哺乳類と比べて、スローロリスの代謝は極めて遅い。樹液、花蜜、果物、昆虫、小鳥等を食料とする。 スンダスローロリスN. coucangの英名Sunda slow lorisは、この種が発見されたマレー諸島西部のスンダ列島に由来する[6]。Greater slow lorisと呼ばれることもある。インドネシア語で「内気な」を意味するmalu-maluと呼ばれることもある。他にも本種を指す呼称としてbukang 、 Kalamasanがある[6][7]。クスクスと混同されKuskusと呼ばれることもある[7]。マレーシアではkongkangやkera duku (keraはマレー語でサルという意味で、dukuはセンダン科のLansium domesticumを指す) と呼ばれることがある[7]。タイではling lom (?????)と呼ばれる。この言葉は英語で表現するとwind monkey となる[7]。 頭胴長は約26.5 - 38 cm、体重は約0.4 - 2 kgである。尻尾は無く、体の背面は淡い灰褐色から暗い赤褐色、腹面は白色から灰色である。首から背中にかけて黒い線が走る[5]。目が大きく、その周りには暗色のリングがある[8]。鼻から額にかけては白く、後頭から背筋にそって暗色の縞がある[9][10]。
名称
形態