この項目では、スラッシュメタルバンドについて説明しています。GUILTY GEARシリーズの登場人物については「スレイヤー (GUILTY GEAR)」をご覧ください。
スレイヤー
Slayer
ラストイヤー - ドイツ・ニュルブルク公演(2019年6月)
バンド ロゴ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ハンティントン・パーク
スレイヤー(SLAYER)は、アメリカ合衆国のスラッシュメタル・バンド。
同時期にデビューした「メタリカ」「アンスラックス」「メガデス」と並び、スラッシュメタル"BIG4"と形容された一角として君臨し、デビュー以来ほとんど変化する事なくアグレッシヴな音楽性を貫き通した。そのスタイルはエクストリームメタルの原点ともなっている[2]。
2019年に活動を終えた。目次 歌詞やアルバムのジャケットに用いられる、死、自殺、精神異常、死体、サタニズム、連続殺人犯、戦争などといったテーマがしばしば議論を呼び、アルバムの発売禁止及び延期、訴訟に発展し1980年代には音楽検閲推進団体『PMRC』の標的にもなった。また、後のデスメタルやブラックメタルにも影響を与えた。1986年にリリースされたアルバム『Reign in Blood - レイン・イン・ブラッド -』などは英国ケラング!誌に"the heaviest album of all time by Kerrang!"と評された[3]。 1983年のデビュー時から2枚のライヴ・アルバム、1つのボックスセット、4つの映像作品、2枚のEP、11枚のアルバムをリリースし、4枚のゴールドディスクを獲得している。グラミー賞には5回ノミネートされ(2017年現在)、その内2007年には『Eyes of the Insane』が、2008年には『Final Six』が最優秀メタル・パフォーマンスに選ばれた。全米でのアルバム総売上は350万枚を超え、『オズフェスト』や『UNHOLY ALLIANCE TOUR』などのロックフェスティバルではヘッドライナーを務めるほどの人気を有している。 1981年にケリー・キングとデイヴ・ロンバードが意気投合し、Kerryが以前に「Quits」というバンド(その前は「Tradewings」という名前だった)で一緒にプレイしていたチリ出身のトム・アラヤと、ジェフ・ハンネマンを勧誘したことで結成された。最初は北カリフォルニアのクラブやパーティでアイアン・メイデンやジューダス・プリーストなどのカヴァーを演奏していた。当初バンド名は「ドラゴンスレイヤー(Dragonslayer)」で、1981年公開の同名映画のタイトルからそのまま取ってつけられたという噂があったが、Kerryはこれを否定している。ロサンゼルスにある「Woodstock Club」にてヘヴィメタルバンド「Bitch」の前座としてライブで演奏(全8曲、その内6曲はカヴァー)した際、アイアン・メイデンの「Phantom of the Opera」をプレイする姿を見たアメリカの名門メタルレーベル「メタル・ブレイド・レコーズ」の創設者「ブライアン・スレイゲル(Brian Slagel)」に見出される。
1 概要
2 来歴
3 メンバー
3.1 最終ラインナップ
3.2 旧メンバー
4 作品
4.1 オリジナル・アルバム
5 日本公演
6 脚注
7 外部リンク
概要
来歴