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スルッとKANSAIバスまつり(スルっとかんさいバスまつり)は、スルッとKANSAIが主催するバスが主体のイベントで、9月20日のバスの日を記念して開催されるイベント。
参加資格は基本的にはスルッとKANSAIに加盟していることが条件(岡山県や静岡県と言った飛地の事業者でも加盟していれば参加資格が与えられ、また加盟していればICカード導入準備中および非導入でもスルッとKANSAIバスまつりへの参加資格は得られる)であるが、例外的に非加盟事業者が参加することもある。なお、加盟事業者であっても参加は絶対ではなく、しずてつジャストラインのように一時期のみの参加だった事業者もある。
後援の団体は、開催地の自治体など開催時により異なるが、近畿バス団体協議会が毎回後援に名を連ねており、その後はトミーテックも後援団体に常時参加している。
日本ではそれまでバス事業者単体でバスファン向けのイベントが開かれることあったものの、複数のバス事業者による共同開催のイベントがあまりなかったことから、スルッとKANSAIとしての顧客獲得の事業の一環として、また日本最大級のバスイベントとして注目を集めている(近畿圏以外の他地区では、各地方の各社局が共同で開催するバスのイベントそのものが存在していない)。
当初は9月15日の敬老の日に開催されていた。第4回以降も日程は変動しながらも9月に開催されてきた。しかし第19回では、直近の第17回・第18回が連続で台風接近の影響で中止になったことから時期を見直し、初の6月開催に変更された。
本項では第6回と第20回 - 第22回(第20回・第21回は中止)で実施の「スルッとKANSAI電車&バスまつり」についても記述する。 バスが中心のイベントであり、バスを運行する社局の車両展示と部品・グッズ即売会等が行われている。また、社局によっては展示車両を利用してLED行先表示器の撮影会なども行われ、その際にイベント限定の行先表示させる社局もある。 2006年に「第6回電車&バスまつり」と名称を変えて開催され、鉄道会社もブース参加しており主にグッズ販売を行っているが、鉄道会社の参加はこの年以降も行われるようになり、2006年においては別のスペースを設けて鉄道会社のブースが設置されたが、それ以外の回は同一スペースに鉄道会社のブースを設置している。 2020年も20回を記念し「第20回電車&バスまつり」の予定であった[1]が新型コロナウイルスの影響により中止となった[2]。2021年も同様の形で開催予定としていたが中止。2022年にようやく「第22回電車&バスまつり」の開催となった。 また、フォトコンテストも実施されておりその表彰式も行われている。 この他、開催地地元の吹奏楽団などのコンサートなそのステージイベントや、地元消防や警察などの緊急車両や自衛隊の災害救助用車両など特殊車両の展示(第7回、第9回は実施されていない)も行われている。 会場への交通手段として利用される鉄道会社ならびにバス会社においては、多くの来場者に対応する輸送力をもつことのほか、イベントそのものを盛り上げる意味で臨時列車やイベント列車の運行を行う場合がある。第8回では臨時列車やイベント列車は運行していなかったが、山陽電気鉄道の一部の車両にスルッとKANSAIバスまつりのヘッドマークが取り付けられていた。 また、遠隔地で開催される場合は、スルッとKANSAI関連の乗車券の呈示により記念品の贈呈も行われることがある。 当初は9月15日の敬老の日に開催されていた。第4回以降も日程は変動しながらも9月に開催されてきた。しかし第19回では、直近の第17回・第18回が連続で台風接近の影響で中止になったことから時期を見直し、初の6月開催に変更。2020年の第20回は新型コロナウイルス流行の影響により中止、2021年については変則的に9月に戻し第21回(事前応募制)の開催を目指したがやはり同ウイルスの影響で中止。2022年6月の第22回開催(事前応募制)まで待つことになった。 回数開催日開催地参加社局数・台数来場者数(約人数)備考
概要
開催時期
歴代開催地
第1回2001年9月15日大阪市交通局九条営業所跡地(大阪ドーム隣接、大阪府大阪市西区)15社局・18台12000人
第2回2002年9月15日りんくうパパライベント広場(大阪府泉佐野市)18社局・24台20000人
第3回2003年9月15日京都運輸支局(京都府京都市伏見区)24社局・29台23000人
第4回2004年9月19日片男波公園(和歌山県和歌山市)23社局・26台22000人
第5回2005年9月18日神戸メリケンパーク(兵庫県神戸市中央区)24社局・27台35000人
第6回(※1)2006年9月17日WTC前オープンエアスタジアム・WTC1階フェスパ(大阪府大阪市住之江区)23社局・27台50000人
第7回2007年9月16日大津港前広場(滋賀県大津市)23社局・23台23000人
第8回2008年9月14日姫路城東御屋敷跡公園 姫山駐車場(兵庫県姫路市)24社局・24台30000人
第9回2009年9月20日近畿運輸局奈良運輸支局(奈良県大和郡山市)21社局・21台33000人
第10回2010年9月12日御崎公園・ホームズスタジアム神戸(兵庫県神戸市兵庫区)24社局・25台35000人
第11回2011年9月25日園田競馬場(兵庫県尼崎市)26社局・24台36000人
第12回2012年9月23日国立京都国際会館イベントホール(京都府京都市左京区)26社局・24台24000人
第13回2013年9月23日インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区)27社局・25台31000人
第14回2014年9月14日姫路市本町 大手前公園(兵庫県姫路市)26社局・24台24000人
第15回2015年9月27日花博記念公園鶴見緑地(大阪府大阪市鶴見区)27社局・27台28000人
第16回2016年9月25日大浜公園(大阪府堺市堺区)30社局・28台29000人
第17回(中止)2017年9月17日御崎公園・ノエビアスタジアム神戸(兵庫県神戸市兵庫区)--台風18号接近に伴い開催中止
第18回(中止)2018年9月30日岡崎公園(京都府京都市左京区)--台風24号接近に伴い開催中止
第19回2019年6月16日岡崎公園(京都府京都市左京区)25社局・25台26000人初の6月開催
第20回(中止、※1)2020年6月14日万博記念公園お祭り広場・下の広場(大阪府吹田市)--新型コロナウイルスの影響により中止
第21回(中止、※1)2021年9月12日平城宮跡歴史公園「朱雀門ひろば」(奈良県奈良市)--事前応募制で開催予定も新型コロナウイルスの影響により中止
第22回(※1)2022年6月12日平城宮跡歴史公園「朱雀門ひろば」(奈良県奈良市)38社局・26台12800人事前応募制
第23回2023年6月11日神戸市交通局 西神車庫(兵庫県神戸市西区)39社局・27台12000人事前応募制
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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