この項目では、マイケル・ジャクソンのアルバムについて説明しています。同アルバムの表題曲については「スリラー (曲)」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}マイケル・ジャクソン > マイケル・ジャクソンの作品 > スリラー (アルバム)
『スリラー』
マイケル・ジャクソン の スタジオ・アルバム
リリース
1982年12月1日
2001年10月31日(Special Edition)
2008年2月20日(25周年記念盤)
2022年11月18日(40周年記念盤)
録音1982年4月 - 7月
ジャンルR&B / ポップス
時間42分19秒
レーベル
Epic Records
EPIC SONY(日本)
プロデュース
クィンシー・ジョーンズ
マイケル・ジャクソン
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
1位(アメリカ[1]、イギリス[2]、オランダ[3]、カナダ[4]、スウェーデン[5]、ドイツ[6]、日本[7]、ニュージーランド[8])
3位(オーストリア[9])
4位(スイス[10])
6位(ノルウェー[11])
ゴールドディスク
33× プラチナ(全米レコード協会)
ゴールド(再発盤、日本レコード協会)[12]
マイケル・ジャクソン アルバム 年表
オフ・ザ・ウォール
(1979年)スリラー
(1982年)バッド
(1987年)
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マイケル・ジャクソン『スリラー』のアルバム盤に対してアメリカレコード協会が授与したプラチナディスクのレコード。アメリカ合衆国のカリフォルニア州ロサンゼルス郡ユニバーサルシティにあるハードロックカフェ・ハリウッドにて展示
『スリラー』(Thriller)は、1982年12月1日に発売されたマイケル・ジャクソンのスタジオ盤。発売から現在に至るまでの売上は約7000万枚[13]と推定されており、「史上最も売れたアルバム」とされている。
前作の『オフ・ザ・ウォール』に引き続きクインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎え、ロサンゼルスのウエストレイク・スタジオにて制作。前作から進化させたポスト・ディスコやクワイエット・ストームのスタイルを基にしつつ、ポール・マッカートニーやエディ・ヴァン・ヘイレンの参加で白人音楽の要素を取り入れることに成功。音楽専門チャンネルMTVの普及に乗っかって制作された革命的なミュージック・ビデオの数々も話題となり、人種の垣根を超えた社会現象を起こした。
2008年2月20日に25周年記念盤、2022年11月18日に40周年記念盤が発売された[14]。 1983年1月発表の第2弾シングル「ビリー・ジーン」はマイケルが作詞・作曲した曲で、ストーカー被害に遭う自身の姿を投影したものと言われている[要出典]。シングルの発売に際して曲の暗い世界観を表したミュージック・ビデオがMTVで放映され、当時にしては革新的な物語性のある映像が話題となった。なお、それまでMTVは黒人音楽家によるミュージック・ビデオを放映しないという方針を取っていたが、本作に関してはCBS側からの圧力に屈し放映が実現。人種の制限を突破した本作は以後のミュージック・ビデオ・ブームの先駆けとなった。1983年5月には、モータウン25周年コンサートで本曲を演奏し、そこでムーンウォークを初披露した(しかし本人曰く、この時のムーンウォークは満足のいく出来ではなかった)。 同年2月、ギタリストにエディ・ヴァン・ヘイレンを迎えた力強いロックナンバー「ビート・イット」が第3弾シングルとして発売。マイケルを先頭にロスの本物のギャング集団がダンスするという、『ウエスト・サイド・ストーリー』を模したスタイルのミュージック・ビデオが大きな話題となった。 12月には、現在に至るまでミュージックビデオの最高傑作と目される約14分の大作「スリラー」がMTVで初公開された。マイケルが狼男に変身したり、ゾンビとダンスを踊ったりと、特殊効果を多用したホラー映画風の本作は社会現象となり、これまでに大量のパロディが制作されている。
ミュージック・ビデオ