スラブ語
スラヴ語派
話される地域ヨーロッパ、ソ連内の中央アジア
言語系統インド・ヨーロッパ語族
バルト・スラヴ語派
スラヴ語派
下位言語
東スラヴ語群
南スラヴ語群
西スラヴ語群
ISO 639-2 / 5
sla
ISO 639-5sla
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{} 西スラヴ語が公用語の国 東スラヴ語が公用語の国 南スラヴ語が公用語の国スラヴ語派(スラヴごは)とは、インド・ヨーロッパ語族バルト・スラヴ語派の一派で、スラヴ系諸民族が話す言語の総称。
かつては同民族の祖先スラヴ人に話される「スラヴ祖語」が存在したと想定されるが、スラヴ人の民族大移動の頃(5 - 6世紀)から分化が進み、次第に各語群が独自の特徴を明確にし始め、12世紀には単一言語としての統一は完全に失われた。
分類[ソースを編集]ルーボル・ニデルレによるスラヴ語派の図(1990年)
スラヴ諸語は分布地域に一致するおおよそ3つのグループに区分することができる。
東スラヴ語群[ソースを編集]
古東スラヴ語
古ノヴゴロド方言
ルーシ語
ルテニア語
ウクライナ語
ルシン語
ベラルーシ語
ロシア語
西スラヴ語群[ソースを編集]
チェコ・スロバキア語
チェコ語
スロバキア語
パンノニア・ルシン語 (スロバキア、ポーランド、ウクライナ、ハンガリーの境界に当たる地域の方言で東スラヴ語群に入れることもある)
レヒト諸語
古ポーランド語(英語版) (死語)
中世ポーランド語 (死語)
ポーランド語
シレジア語
ポメラニア諸語(英語版)
カシューブ語
スロヴィンツ語(英語版) (死語)
ポラーブ語 (死語)
ソルブ諸語
上ソルブ語
下ソルブ語
クナアン語 (死語)
南スラヴ語群[ソースを編集]
東グループ
古代教会スラヴ語(死語)
マケドニア語
ブルガリア語
教会スラヴ語(死語)
西グループ
セルビア・クロアチア語
ボスニア語
セルビア語
クロアチア語
モンテネグロ語
ブニェヴァツ方言(en)
スロベニア語
歴史[ソースを編集]
共通の祖語[ソースを編集]
スラヴ語派に属するすべての言語は、スラヴ祖語に起源を持つ。口蓋化という音韻変化を特徴とするが、後述する白樺文書問題によって、従来の仮説ではスラヴ語をまとめることが難しくなった。
現在の歴史言語学上の通説では、スラヴ語派はバルト語派との共通の祖先である「バルト=スラヴ祖語(英語版)」から生まれたとされている。この説によれば、紀元前3000年頃、バルト=スラヴ祖語の「原郷」(Urheimat)は現在のベラルーシ、ウクライナ、ポーランド、リトアニア、ロシア西部のあたりに位置していた。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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