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出典検索?: "スライム" ドラゴンクエスト ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年4月)
兵庫県洲本市のドラゴンクエスト記念碑。向かって左端の像がスライムをかたどっている。
スライム(Slime)は、ロールプレイングゲーム等に登場する架空の怪物の名称であるが、本項目ではその中でも特に著名であるスクウェア・エニックスのコンピュータゲーム「ドラゴンクエストシリーズ」に登場するスライムとその眷属について解説する。同シリーズ以外のスライムについては「スライム (架空の生物)」の項を参照のこと。 本来のスライムはアメーバ状のどろどろした得体の知れない怪物であり、第1作『ドラゴンクエスト』の制作時に堀井雄二によって描き起こされたスライムのラフスケッチも、そのようなアメーバ状のスライムであった。しかし、「ドラゴンクエストシリーズ」のキャラクターデザインを担当した鳥山明は、「どろどろしたものはデザインしにくい」という理由から、水滴状(タマネギ型とも言われる)の体にグミ状の物質を持ち、大きな丸い目と笑っているかのようなU字型の口を与えて親しみやすいデザインとした[1]。 見た目がたいへん愛らしいことからこのシリーズのマスコットキャラクター的存在となり、同シリーズおよび関連作品には必ずこのスライムが登場する。この人気は鳥山にとって予想外であり、「数あるモンスターのなかで、凄い人気が出ちゃったスライム。実は描いたときそんなに入れ込んだキャラじゃなかったんすよね。スライムってドロドロでペシャンコのイメージがあって、それが嫌だから立体に描いた。それだけで人気者になるとは思わなかったっす(笑)。」と語っている[2]。 種族名に「メタル」がついており、ゲームにおいて倒すと大量の経験値が得られるこのスライムは、「メタル系スライム」(通称「メタスラ」)と呼ばれる[注 1][注 2]。メタル系スライムはどれもHPが低い反面守備力が非常に高い上に[注 3]、ほとんどの呪文や特技を無効化する耐性も持ち合わせる[注 4]。倒すことができれば大量の経験値を得られるが、素早さが高くすぐに逃げるため倒すこと自体が困難。 「ドラゴンクエストシリーズ」のゲーム作品において「スライム」の名を持つ種族、少なくともいずれか1作において「スライム系」として扱われた種族、およびそれらと同じ姿を持つ種族を全て挙げる。 ※下記している属名は、スライム属から海スライム属まではファミリーコンピュータ版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の公式ガイドブックに記載されている属名を、キングスライム属からぶちスライム属までは初登場作品での公式ガイドブックに記載されている属名を使用。ウイングスライム属以下に記すものは、ここでの便宜上の属名としており、公式に定められた属名ではない。また、のちの作品に登場した似た姿のスライムも便宜的に同属とした。※メタル族は別に表記。
特徴スライムの形状
スライム
メタルスライム
スライムの種類
スライム属(基本形)
スライム
外伝も含めた「ドラゴンクエストシリーズ」全作品に登場する。色は青(または水色)で、全てのスライムの基本体。多くの作品ではゲーム中最も弱いモンスターとして最初から登場するが、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』では、さらに弱いモンスター「ぶちスライム」(後述)が登場するため、しばらくストーリーが進んだあとに登場する。攻撃方法は、アクションが表現されてからは飛び跳ねて急接近、体当りなどが描かれるようになった。『V』で仲間になるスライムは補助呪文・補助特技を数多く覚える。『VI』で仲間になるスライムはMPが低くて攻撃呪文を使いにくいが、MPを消費しない特技が数多く登場する。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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