スマートループ(smart loop)とは、日本のAV機器メーカーパイオニアの提供するプローブ型渋滞情報サービスである。ユーザーから収集されたデータで構築されている。 スマートループは2006年[1]にサービス開始された。そして、2007年にカロッツェリア・サイバーナビに初採用され、翌年2008年に楽ナビシリーズでのサービスを開始した。ユーザーのナビから収集した走行データにより、ほぼ全道路の渋滞情報をカバーし、ユーザーに提供するサービスである。専用の通信機器でカーナビゲーションシステムが情報を受信し表示する。また、2013年からスマートループアイという特定地点の画像を共有し、情報を把握できるサービスも開始している。また、パイオニアだけでなく、他メーカー(三菱電機、本田技研工業など)の車載機でもサービスが利用可能であり、オプションなどで用意されている。また、ドコモとの提携でドコモ ドライブネットというナビゲーションアプリの渋滞情報を有料で提供している。[2] スマートループアイとは、日本のAV機器メーカーパイオニアが2013年に開始した、画像共有サービスである。スマートループの姉妹サービス。使用可能機種はサイバーナビの一部機種のみ。 2013年にパイオニアによってサービス開始された、スマートループの姉妹サービス。通行量・利用頻度・渋滞頻度などの多い地点の画像を利用者間で共有するもの。サイバーナビのみの使用可能。全国のスマートループアイスポットで取得された、他のユーザーからの画像を確認する事で、現地の混雑・渋滞状況を目で見ることができる[3]。スポット情報はナビで取得可能。スポットは全国に約5000ヶ所[4]。 サービス名・車載機名(製造メーカー)で表記する。
目次
1 概要
2 スマートループアイ
2.1 概要
2.2 対応車載機
3 対応車載機・メーカー
4 類似サービス・他社サービス
5 出典
6 関連項目
7 外部リンク
概要
スマートループアイ
概要
対応車載機
カロッツェリア・サイバーナビ(パイオニア)
対応車載機・メーカー
スマートループ・カロッツェリアサイバーナビ(パイオニア)
スマートループ・カロッツェリア楽ナビ(パイオニア)
Openinfo・ダイヤトーンナビ(三菱電機)
DriveInfo・ケンウッドナビ(JVCケンウッド)
NissanconnectCARWINGSいつでもLink・日産オリジナルナビゲーション(日産自動車)
ホンダインターナビリンクプレミアムクラブ・ホンダインターナビリンクプレミアムクラブナビ(本田技研工業)
ホンダインターナビリンクプレミアムクラブ・ギャザズ(本田技研工業)
Openinfo・MMCS(MitsubishiMultiCommunicationSystem)(三菱自動車)
スマートループ・ドコモ ドライブネット(アプリ)(NTTドコモ)
類似サービス・他社サービス
FM-VICS・VICS・VICS WIDE対応車載機(財団法人道路交通情報通信システムセンター)
光VICS・オプションなどの専用ビーコン(財団法人道路交通情報通信システムセンター)
フューチャーリンク・ECLIPSE(デンソーテン)
渋滞データバンク(渋滞予測地図)・Strada及びパナソニック製ナビゲーションシステム(パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社)
出典^ ⇒パイオニアが「スマートループ」で目指す渋滞ゼロの世界--データサイエンティストに聞くを参照。2016年12月16日閲覧。
^ ⇒スタパ斉藤の「ドコモ ドライブネット」使用レポートを参照。
^ 例えば、スマートループでは渋滞と表示されている場合であっても、実際には一方の車線だけ渋滞しもう片方の車線は流れているといった、これまでの「渋滞」「混雑」「順調」では伝わりづらい道路状況を共有することができる。
^ ⇒【カロッツェリア サイバーナビ インタビュー】「“スマートループ アイ”で交通環境の変化を画像で見える化した」 - レスポンスを参照。
関連項目
パイオニア
カロッツェリア (AV機器)
サイバーナビ
楽ナビ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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