スマトラ島沖地震（2012年4月）
震源の位置（USGS）
本震
発生日2012年4月11日
発生時刻08時38分37秒（UTC）
15時38分37秒（現地時間）
持続時間3[1] - 5 分[2]
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯2度18分40秒 東経93度03分47秒 / 北緯2.311度 東経93.063度 / 2.311; 93.063座標: 北緯2度18分40秒 東経93度03分47秒 / 北緯2.311度 東経93.063度 / 2.311; 93.063[3]
震源の深さ22.9[3] km
規模   モーメントマグニチュード(Mw)[3]8.6
津波1 m（スマトラ島アチェ州ムラボー）[4]
地震の種類これから沈み込むプレート内地震 横ずれ断層型[5]
前震
回数なし
余震
回数93+[6]
被害
死傷者数死者5人[7]
負傷者4人[8]
被害地域 バングラデシュ
インド
インドネシア
マレーシア
モルディブ
シンガポール
スリランカ
タイ[2]
出典：特に注記がない場合はUSGSによる。
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
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スマトラ島沖地震（スマトラとうおきじしん）は、2012年4月11日、現地時間15時38分（UTC午前8時38分）にインドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋で発生したモーメントマグニチュード (Mw) 8.6の地震である。
概要

震源はバンダ・アチェの南西約434 km (269 mi)、震源の深さは22.9 km (14.2 mi)。滑り量は最大で 15m[9]と推定され横ずれ断層型の地震としては史上最大規模のものであった。インド洋周辺各国において津波警報が発令されたが、下方修正または撤回された[2][10][11][12]。

規模が大きい地震（20世紀以降・世界）順位名称発生日（UTC）規模（Mw）
1チリ、バルディビア1960年5月22日9.5
2アラスカ、プリンス・ウィリアム湾1964年3月28日9.2
3スマトラ島・アンダマン諸島2004年12月26日9.1
東北地方太平洋沖地震2011年3月11日
5カムチャツカ半島東方沖1952年11月5日9.0
6チリ、ビオビオ2010年2月27日8.8
エクアドル・コロンビア1906年1月31日
8アリューシャン列島、ラット諸島1965年2月4日8.7
9アリューシャン列島、ユニマク島1946年4月1日8.6
アッサム・チベット1950年8月15日
アリューシャン列島、アンドレアノフ諸島1957年3月9日
スマトラ島北部2005年3月28日
スマトラ島北部西方沖2012年4月11日
規模はアメリカ地質調査所による

津波

地震の約一時間半後にスマトラ島アチェ州ムラボーで約1 mの津波を観測した[4]。日本の気象庁は日本への津波の影響は無いとしている[13][14]。
インド

地震発生後、インド国立海洋情報センター（英語版）(INCOIS)は、アンダマン・ニコバル諸島に津波警報を発令した[15]。
スリランカ

スリランカ当局は津波の危険があるとして、東部沿岸地域に避難勧告を出した[16]。
マレーシア

マレーシア気象局は津波の危険があるとして、北部沿岸部に避難勧告を出した[17]。
タイ

津波の危険があることからプーケット国際空港が閉鎖された[1]。