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スポーツうるぐす
ジャンルスポーツニュース
企画江川卓(企画構成)
演出渡瀬慶吾、道坂忠久
(共に総合演出)ほか
出演者江川卓
堀尾正明
鈴木健
豊田順子
柴田倫世
鈴木崇司
鈴江奈々
田辺研一郎
古閑陽子
松尾英里子 ほか
(出演者を参照)
オープニング歴代テーマソングを参照
エンディング同上
製作
プロデューサー小湊義房(初期CP)ほか
制作日本テレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
スポーツうるぐす
放送期間1994年4月2日 - 2008年9月28日
放送時間放送時間の変遷を参照
SUPERうるぐす
放送期間2008年10月4日 - 2010年3月28日
放送時間同上
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『スポーツうるぐす』は、1994年4月2日から2008年9月28日まで放送された日本テレビ系列の週末スポーツニュース番組。デジタルハイビジョン放送(地上デジタル放送のみ)。本項では、2008年10月4日から2010年3月28日まで放送されていたリニューアル版『SUPERうるぐす』(スーパーうるぐす)も扱う。 1994年の春改編により、それまで『きょうの出来事 Sports&News』のタイトルでニュースと統合して放送されていたスポーツニュースを独立する形でスタートした。 総合司会並びに企画構成は、元巨人軍投手で日本テレビ野球解説者の江川卓。題目の「うるぐす」は江川の名のローマ字「SUGURU(スグル)」を逆さま「URUGUS(ウルグス)」にしたもの。ちなみに、この番組名の名付け親は当時の日本テレビの社長だった氏家齊一郎である。 2005年9月からオープニングのフォーマットが変更され、オープニングテーマ曲のPVに乗せてその日のヘッドラインを紹介するスタイルとなったが2006年9月2日にフォーマット再更新、江川の投球アニメーションが映し出されるという、2005年8月以前に近いスタイルに戻った。 なお、2008年10月より、江川に加えて堀尾正明(元NHKアナウンサー)を新キャスターとして迎え、『SUPERうるぐす』に改題、大幅にリニューアルされて再スタートした。なお、EPGでは「江川×堀尾のSUPERうるぐす」と表記される。 2010年春の改編で3月28日をもって終了することが決まった。これにより、1994年4月から始まった「うるぐすシリーズ」は16年の歴史に幕を降ろした。4月からの後継番組『Going!Sports&News』には江川は引き続き出演する(但し、同番組での江川の役割はコメンテーター)一方、堀尾は2010年3月29日からスタートするTBS・JNNの新情報・報道番組『Nスタ』(2009年9月末から放送され、堀尾が総合司会を務めていた情報番組『イブニングワイド』を枠大リニューアルさせた番組)のメインキャスターに就任することが先に決まっていた事情もあり、『SUPERうるぐす』終了とともに日テレのスポーツニュース番組からは降板した。 以下の放送時間は全てJST。 期間土曜日曜 かつては『きょうの出来事』の後に放送されていたが、週末は平日と比べニュースが少ない上、週末はスポーツイベントが多いので、スポーツ情報強化を目的に2001年春より『きょうの出来事』と放送時間を入れ替えている。 土曜日のみクロスネット局のテレビ宮崎(UMK)ではフジテレビ『土曜プレミアム』の放送枠との兼ね合いで遅れて放送される場合があり、その場合はネット素材をUMKで録画して、この番組の前の定時番組(『週末のシンデレラ 世界!弾丸トラベラー』)明けから放送している。逆に、日本テレビでの放送時間が特番等で遅くなる場合、番組の性質から(報道番組と同じように)撮って出しが出来ないので、「土曜プレミアム」とその後に放送される自社番組『MIYAZAKI経済ナビ』が終了した後、穴埋めの単発番組(配給番組が多い)を放送してから、『世界!弾丸トラベラー』に続いて同時ネットされる。 前述した通り番組開始当初、日曜日未明(土曜日深夜)は関西エリア(読売テレビ)のみ『たかじんnoばぁ?』を23:45から放送していたため1時間遅れの疑似生放送となっていた。 また、テレビ宮崎では、週末のみフジテレビ系列のスポーツニュース(『プロ野球ニュース』→『すぽると!』)をネットしていたためこの番組は最初未放送だったが、2001年4月より日曜日のスポーツ枠が『EZ!TV』に吸収されネット不可能となったことに伴い、日曜日のみこの番組のネットに移行することで、テレビ宮崎でのこの番組のネットがスタートした。そして2年後の2003年4月より土曜日の『すぽると!』にニュース枠が内包されたことを機にフジテレビ系列のスポーツニュースのネットから完全離脱、土曜日・日曜日ともにこの番組のネットに一本化された。なお、『FNSの日』の放送のある日は内包コーナーでスポーツニュースを放送する関係から放送休止となった。 春秋の特番編成期間中も『恋のから騒ぎ』、『世界!弾丸トラベラー』(以上土曜日)、『中井正広のブラックバラエティ』、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』、『Music Lovers』(以上日曜日。ローカル差し替え地区あり)は原則的に休止せず放送するため、それらの番組終了後から生放送される。そのため、0時台後半以後に延期されることもある。 毎年8月に放送されている『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』でも土曜の放送は1コーナー扱いで放送されていた。この日はその年のメインパーソナリティーや深夜枠の進行者がゲスト出演している。放送時間も定刻ではなく大体25時台になっている他、当初は本番組のスタジオからの放送だったが、途中から深夜枠のS1スタジオに本番組のキャスター陣が出張する形に変更された。内容もプロ野球、特に巨人戦中心(ビジターで雨天中止の場合は阪神戦など)となり、他球団の試合結果はテロップのみとなる。その後、スタジオでセ・リーグの優勝争いについてメインパーソナリティーや深夜枠の進行者が江川に質問するパターンが主流で、サッカーやゴルフなどその他のスポーツは駆け足で伝える。なお、2009年の『24時間テレビ』内での放送には、前年秋に番組に加入した堀尾は出演しなかった。 また、国政選挙の投票日に選挙特別番組が組まれる場合、特番に内包する形で15分間の短縮版で放送されていた。ただし2009年の『ZERO×選挙』に内包された際、『24時間テレビ』同様堀尾はこちらにも出演しなかった。 期間メインキャスターサポートキャスター 相撲 競馬
概要
シリーズの終焉
放送時間の変遷
1994年4月2 - 1999年3月28日23:45 - 翌0:25123:45 - 翌0:15
1999年4月3日 - 2000年10月1日23:45 - 翌0:25
2000年10月7日 - 2001年4月1日翌0:10 - 0:50223:45 - 翌0:25
2001年4月7日 - 2006年9月24日23:55 - 翌0:35323:30 - 翌0:103
2006年9月30日 - 2008年3月30日23:55 - 翌0:354
2008年4月5日 - 2009年3月29日23:55 - 翌0:405
2009年4月4日 - 2010年3月28日23:55 - 翌0:35
1 1996年7月までよみうりテレビのみ0:45 - 1:25に放送。同年8月以降は同時ネット。
2 『ナイナイサイズ!』開始に伴う。
3 『きょうの出来事』との枠交換に伴う。
4 『Music Lovers』開始に伴う。
5 不明 - 12月末まではさらに5分拡大し0:45まで。
ネット局の対応
特別番組との関係
出演者
メインキャスター・サポートキャスター
男性女性
1994年4月2日 - 1998年9月27日江川卓鈴木健豊田順子
1998年10月3日 - 2000年3月26日柴田倫世
2000年4月1日 - 2004年11月28日鈴木崇司
2004年12月4日 - 2006年9月30日鈴江奈々
2006年10月1日 - 2008年3月23日田辺研一郎古閑陽子
2008年3月29日 - 2008年9月28日松尾英里子
2008年10月4日 - 2010年3月28日江川卓
堀尾正明
備考
サポートキャスターは当時・現職の者も含め全て日本テレビアナウンサー。鈴木健は前身である『きょうの出来事 Sports&News』のスポーツキャスター(月曜日 - 木曜日)から続投。
江川の休養時(夏期休暇・年末年始休暇)には、江川と同じく当時日テレの野球解説者であった掛布雅之・中畑清らが代理キャスターを担当することがあった(ただし、年末年始休暇の時などは代役を立てないこともあり、その際はサポートキャスター陣のみでの進行となっていた)。堀尾の加入以降、このようなケースの場合は堀尾が一人でメインを務める形になっていた。
堀尾の加入以降、番組進行は主に堀尾が務め、江川はコメンテーター的立場となっていた。堀尾登板以前は女性サポートキャスターが事務的な進行を担っていた。
鈴木崇、鈴江は2006年10月の新番組『NEWS ZERO』に異動。松尾も2009年10月から金曜日の同番組サブキャスターを兼務した。
江川は『Going!Sports&News』も続投(ご意見番として)。
歴代解説・コーナー担当
花田勝
芝田山親方(元横綱・大乃国)
原則として、大相撲本場所期間中のみの出演。
高橋源一郎
高田万由子
鮎川なおみ(アシスタント)
阿部幸太郎
杉本清(GIシーズンのみ)
歴代ナレーション
高塚正也(ナレーション及び影アナ)
鈴木麻里子(ナレーションのみ)
岩井証夫(ナレーションのみ。後に降板)
大神いずみ(マスコットキャラ・うるぐす君の声。後に降板)
松本考平(ナレーション)
主なコーナー
通年のコーナー
うるぐすディスカバリー
1か月間のスポーツの知られざる話題を「?あまり知られていない」という形式で取り上げる、月1回の特集。
ハテナポン!
野球に関する事柄を限定し、疑問を解決する。それまでのジャイアンツ応援コーナーに代わって設けられ、ジャイアンツに限らず全球団を対象にしている。
海外サッカー超速報
海外のサッカーリーグで日本人選手の出場がある際に、エンディングでその試合の速報を伝える。
シーズン限定のコーナー
ナイターシーズンのみのコーナー
江川なあなた?センター試験
2006年度からスタート。2005年度までの「江川な人」のリニューアルバージョンで、土曜日に放送。視聴者からのその日の「勝負の分かれ目」(とその理由)の投稿を番組公式サイトで受け付け、江川が生放送で添削する。なお、応募の際は必ずペンネームでなければならない。
こじつけvsプロの目
2007年春シーズンからスタートした競馬コーナー。去年の秋のG1をダジャレや時事ネタをベースにした「こじつけ」で数多く的中させ、「競馬はこじつけだ」と結論づけた江川と、これに対して「競馬はあくまでも情報・データ・騎手の調子の分析だ。」と語る杉本との対決方式。1レース1万円の資金で桜花賞?宝塚記念までの勝負となる(NHKマイルカップは予想せず)。
ゲストコーナー
2008年3月までは随時行っていたが4月以後は毎回実施。スポーツ界、あるいはスポーツに精通している各界の著名人が出演する。
ナイターオフのみのコーナー
FIFAクラブワールドカップ コーナー
2006年から実施。主に今大会の大陸王者の情報や大会開催まで今コーナー期間内にはアフリカ・アジア両大陸選手権のリポートを送る。
歴代のコーナー
江川な人
江川卓がその日のジャイアンツの試合において、結果を知る前に勝負の分かれ目を見つけ、その分かれ目について解説するコーナー。なお、公式サイトでは試合終了まで、視聴者からの「勝負の分かれ目」予想を受け付けており、見事に当てると江川な人認定書が進呈される。しかし、その分かれ目だけではなく、その理由まで完璧に当てないと当てたことにはならない。当初は土日双方で展開されていたが、「連覇値」(後述)の登場とともに土曜日限定となった(日本シリーズを除く)。2005年度については読売ジャイアンツが早々と優勝争いから脱落し、野球パートの比重を阪神と中日の優勝争いにシフトさせるため、シーズン途中の8月20日の放送をもって打ち切られた(但し日本シリーズ時は「江川な人的見方」と題して行っていた)。翌2006年度からは「江川なあなた」へ移行。
巨人一週間→今週のジャイアンツ愛→G愛勇気→ジャイアンツ城
ジャイアンツ応援コーナー。長嶋茂雄監督時代は「巨人一週間」というタイトルだったが、原辰徳監督就任時に「今週のジャイアンツ愛」というタイトルとなり、同監督就任2年目に「G愛勇気」に改題された。さらに堀内恒夫監督就任時に「ジャイアンツ城」となったが、2004年の12月をもって一連のジャイアンツ応援コーナーは廃止。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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