「Crew Dragon Demo-2」とは異なります。
スペースX Crew-2ISSへ接近するエンデバー
名称USCV-2 (2012?2019)
任務種別ISS乗員輸送
運用者スペースX
COSPAR ID2021-030A
SATCAT 48209
任務期間3年, 1ヶ月 and 4日
特性
宇宙機クルードラゴン「エンデバー」
製造者スペースX
打ち上げ時重量12,519 kg
着陸時重量9,616 kg
乗員
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シェーン・キンブロー
スペースX Crew-2
COSPAR ID2021-030A
クルードラゴンの飛行« スペースX Crew-1インスピレーション4 »
スペースX Crew-2はクルードラゴン宇宙機の2回目の実運用飛行であり、商業乗員輸送計画(英語版)の3回目の全体的な有人軌道飛行である。このミッションは2021年4月23日の09:49:02 UTCに打ち上げられ、4月24日09:08 UTCに国際宇宙ステーションにドッキングした[1]。
スペースX Crew-2はCrew Dragon Demo-2と同じカプセル(クルードラゴン・エンデバー)を使用し、スペースX Crew-1と同じファルコン9ブースター(B1061.1)を使用して打ち上げられた。 2020年7月28日、JAXA、ESAおよびNASAは、このミッションで搭乗する宇宙飛行士の割り当てを承認した[6][7]。 地位
クルー
正クルー
宇宙機コマンダー シェーン・キンブロー
第65次/第66次長期滞在
3回目の宇宙飛行
パイロット K・メーガン・マッカーサー, NASA
第65次/第66次長期滞在
2回目の宇宙飛行
第1ミッションスペシャリスト 星出彰彦, JAXA
第65次/第66次長期滞在
3回目の宇宙飛行
第2ミッションスペシャリスト トマ・ペスケ, ESA
第65次/第66次長期滞在
2回目の宇宙飛行
ドイツ人宇宙飛行士マティアス・マウラー(英語版)がペスケのバックアップであり、日本人宇宙飛行士古川聡が星出のバックアップとして訓練を受けた[7][8]。 地位 商業乗員輸送計画
バックアップクルー
宇宙機コマンダー割り当てなし
パイロット割り当てなし
第1ミッションスペシャリスト 古川聡, JAXA
第2ミッションスペシャリスト マティアス・マウラー(英語版), ESA
ミッション
メーガン・マッカーサーの初めてのISSへの訪問だったとは言え、全てのクルーはベテラン宇宙飛行士である(マッカーサーの最初の宇宙飛行はハッブル宇宙望遠鏡へのミッション、STS-125だった)。他の3人の乗組員とともに、メーガン・マッカーサーはこのミッションで夫のボブ・ベンケン(英語版)がDemo-2ミッションで使用したのと同じスペースXクルードラゴン「エンデバー」の座席を使用している[13]。星出彰彦はISS滞在中は2人目のISSコマンダーを努めることになる[6]。これはトマ・ペスケが国際宇宙ステーションに向かう2回目のミッションであり、星や星座にちなんで宇宙ミッションに名前を付けると言うフランスの伝統に従って、地球に最も近い恒星系であるケンタウルス座アルファ星にちなんでアルファと呼ばれることになる[7]。
スターライナーの打ち上げ準備のために、ISSのハーモニー前方側ポートにドッキングしていたクルードラゴン・エンデバーは2021年7月21日10:45 UTCにドッキングを解除し、11:36 UTCにハーモニーの天頂側ポートに再ドッキングした[注釈 1]。
9月16日から18日(UTC)にかけて、CRS-23(C208(英語版))およびインスピレーション4(レジリエンス)とともに、3機のドラゴン宇宙機が同じ期間に宇宙空間に滞在した。