スペースX_Crew-2
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

Crew Dragon Demo-2」とは異なります。

スペースX Crew-2ISSへ接近するエンデバー
名称USCV-2 (2012?2019)

任務種別ISS乗員輸送
運用者スペースX
COSPAR ID2021-030A
SATCAT 48209
任務期間3年, 1ヶ月 and 4日


特性
宇宙機クルードラゴン「エンデバー」
製造者スペースX
打ち上げ時重量12,519 kg
着陸時重量9,616 kg


乗員
乗員.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

シェーン・キンブロー(英語版)

K・メーガン・マッカーサー

星出彰彦

トマ・ペスケ

長期滞在第65次/第66次


任務開始
打ち上げ日2021年4月23日09:49:02 UTC[1]
ロケットファルコン9ブロック5B1061.2
打上げ場所ケネディ宇宙センターLC-39A
打ち上げ請負者スペースX


任務終了
回収担当GOナヴィゲーター(英語版)
着陸日2021年11月9日03:33 UTC
着陸地点メキシコ湾


軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
傾斜角51.66°


国際宇宙ステーションのドッキング(捕捉)
ドッキングハーモニー前方側
ドッキング(捕捉)日2021年4月24日09:08 UTC
分離日2021年7月21日10:45 UTC
ドッキング時間88日
国際宇宙ステーション(再配置)[2][注釈 1]のドッキング(捕捉)
ドッキングハーモニー天頂側
ドッキング(捕捉)日2021年7月21日11:36 UTC
分離日2021年11月8日19:05 UTC[4]
ドッキング時間110日


スペースX Crew-2ミッションパッチ[5]

左からマッカーサー、ペスケ、星出、キンブロー商業乗員輸送計画(英語版)« スペースX Crew-1スペースX Crew-3 »

スペースX Crew-2
COSPAR ID2021-030A

クルードラゴンの飛行« スペースX Crew-1インスピレーション4 »

スペースX Crew-2はクルードラゴン宇宙機の2回目の実運用飛行であり、商業乗員輸送計画(英語版)の3回目の全体的な有人軌道飛行である。このミッションは2021年4月23日の09:49:02 UTCに打ち上げられ、4月24日09:08 UTCに国際宇宙ステーションにドッキングした[1]

スペースX Crew-2はCrew Dragon Demo-2と同じカプセル(クルードラゴン・エンデバー)を使用し、スペースX Crew-1と同じファルコン9ブースター(B1061.1)を使用して打ち上げられた。
クルー

2020年7月28日、JAXAESAおよびNASAは、このミッションで搭乗する宇宙飛行士の割り当てを承認した[6][7]
正クルー

地位宇宙飛行士
宇宙機コマンダー シェーン・キンブロー(英語版), NASA
第65次/第66次長期滞在
3回目の宇宙飛行
パイロット K・メーガン・マッカーサー, NASA
第65次/第66次長期滞在
2回目の宇宙飛行
第1ミッションスペシャリスト 星出彰彦, JAXA
第65次/第66次長期滞在
3回目の宇宙飛行
第2ミッションスペシャリスト トマ・ペスケ, ESA
第65次/第66次長期滞在
2回目の宇宙飛行

ドイツ人宇宙飛行士マティアス・マウラー(英語版)がペスケのバックアップであり、日本人宇宙飛行士古川聡が星出のバックアップとして訓練を受けた[7][8]
バックアップクルー

地位宇宙飛行士
宇宙機コマンダー割り当てなし
パイロット割り当てなし
第1ミッションスペシャリスト 古川聡, JAXA
第2ミッションスペシャリスト マティアス・マウラー(英語版), ESA

ミッション

商業乗員輸送計画(英語版)の2回目のスペースXの実運用ミッションは2021年4月23日に打ち上げられた[9][10]。クルードラゴン「エンデバー」(C206)はハーモニーモジュールの前方側ポートの国際ドッキングアダプタ(IDA)にドッキングしたこのミッションは、宇宙飛行士が使用済みのブースターロケットに搭乗した最初のミッションである[11][12]

メーガン・マッカーサーの初めてのISSへの訪問だったとは言え、全てのクルーはベテラン宇宙飛行士である(マッカーサーの最初の宇宙飛行はハッブル宇宙望遠鏡へのミッション、STS-125だった)。他の3人の乗組員とともに、メーガン・マッカーサーはこのミッションで夫のボブ・ベンケン(英語版)がDemo-2ミッションで使用したのと同じスペースXクルードラゴン「エンデバー」の座席を使用している[13]星出彰彦はISS滞在中は2人目のISSコマンダーを努めることになる[6]。これはトマ・ペスケが国際宇宙ステーションに向かう2回目のミッションであり、星や星座にちなんで宇宙ミッションに名前を付けると言うフランスの伝統に従って、地球に最も近い恒星系であるケンタウルス座アルファ星にちなんでアルファと呼ばれることになる[7]

スターライナーの打ち上げ準備のために、ISSのハーモニー前方側ポートにドッキングしていたクルードラゴン・エンデバーは2021年7月21日10:45 UTCにドッキングを解除し、11:36 UTCにハーモニーの天頂側ポートに再ドッキングした[注釈 1]

9月16日から18日(UTC)にかけて、CRS-23(C208(英語版))およびインスピレーション4レジリエンス)とともに、3機のドラゴン宇宙機が同じ期間に宇宙空間に滞在した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:48 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef