スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ
Space Exploration Technologies Corp.
スペースXの本社ビル
種類非公開会社
略称SpaceX
本社所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ホーソーン
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度55分14.5秒 西経118度19分40.1秒 / 北緯33.920694度 西経118.327806度 / 33.920694; -118.327806
スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(英: Space Exploration Technologies Corp.)、通称スペースX (SpaceX) は、カリフォルニア州ホーソーンに本社を置くアメリカの航空宇宙メーカーであり、宇宙輸送サービス会社である他、衛星インターネットアクセスプロバイダでもある。火星の植民地化を可能にするための宇宙輸送コストの削減を目的に、2002年にイーロン・マスクによって設立された[2][3][4]。SpaceXは、いくつかのロケットのほか、宇宙船ドラゴンや衛星スターリンク(衛星インターネットアクセスを提供)を開発している。
概要ISSに接近するクルードラゴン宇宙船
スペースXは、民間企業として初めて有人宇宙船を国際宇宙ステーション(ISS)に到達させた。2020年に打ち上げたクルードラゴンは、2011年に退役したスペースシャトル以来の、アメリカでは5機目の有人宇宙船になる[5][6]。2020年12月現在、スペースXはアメリカ航空宇宙局 (NASA) とのパートナーシップのもと[7]、国際宇宙ステーション (ISS) への貨物補給ミッションを20回実施している[8][9]。
またスペースXは世界で初めて商用ロケットの再使用を成し遂げたことでも知られている。ファルコン9ロケットは2015年に初の垂直着陸を達成した後[10]、2017年からは実際に回収したロケットが再使用されており[11]、既存の使い捨て型ロケットと比べて半分以下のコストでの打ち上げを実現している[12]。