スピーカー
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この項目では、電気信号を音に変える装置について記述しています。「スピーカー」の語義については、ウィクショナリーの「スピーカー」の項目をご覧ください。

この項目では、音声発生装置全般について説明しています。パーソナル・コンピュータで使われるスピーカーについては「スピーカー (コンピュータ)」を、その他の用法については「スピーカー (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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出典検索?: "スピーカー" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2021年4月)
スピーカーシステムの一例。
1.ミッドレンジ用ドライバ
2.ツイーター
3.ウーファーが2つ
なおウーファーの下にも円形のものが見えるが、これは穴であり、バスレフ・システムである。携帯ラジオに組み込まれたスピーカーの例。裏ぶたを開けた状態。「8Ω 0.1W」と書かれているものがスピーカー。(1961年ころの日本のUNIVERSAL社製の6石、つまりトランジスタが6個のラジオ。)別の携帯ラジオを分解した例。ラジオを分解し箱(筐体)からとりだし、スピーカー(上段の黒くて丸いもの)と回路基板(中段の2つの板)と電池ボックス(下段)に分けた状態。上の黒くて丸いもの(だけ)がスピーカー。スピーカーと回路基板は2本の電線(左側の2本の白色)でつながっているのが見える。電線経由で、音を表現した、振動する電流がスピーカーへと伝わり、スピーカーはその振動する電流を「音」つまり空気の振動に変換する。駅や店舗などに設置されるスピーカーの例

スピーカー(: speaker)[注釈 1]、より正式にはラウドスピーカー(: loudspeaker)とは、電気信号に変える装置である[1]。電気的振動を物理的振動に変える電気音響変換器音響装置の一種。語尾を伸ばさずに「スピーカ」とも、漢字表現では「拡声器」とも。

エンクロージャーおさめられたスピーカーシステム」全体を指している場合と、スピーカーユニット(後述)だけを指している場合とがある。
概説

スピーカーは、電気信号を、物理的な、つまり空気の振動に変える装置である。

ラジオ受信機携帯電話 等々、さまざまな音響装置に組み込まれている。

一般に、入力された電気信号をできるだけ忠実に音へと変換するスピーカーが「良いスピーカー」や「高性能のスピーカー」などとされている。性能が良いと価格も高めになる傾向がある。また、あまりにスピーカーのサイズが小さいと、低音(の信号)が音にほとんど変換されなくなる傾向がある。

用途ごとに、コストや、最終的に実現すべき製品サイズも考慮しつつ選ばれている。コンポーネントステレオ、特に高級オーディオのスピーカーでは、高性能のユニットを複数組み合わせて、大型のエンクロージャーに組み込んでスピーカーシステムが組み上げられていることが一般的で、信号再生の忠実度は高いものの、大きくて重く、高価なものとなる。一方、携帯ラジオなどでは、小さくて軽いスピーカーを選ぶことになり、音質については妥協される。
歴史

この節の加筆が望まれています。 (2021年8月)

ダイナミックスピーカーは、1925年にエドワードW.ケロッグとチェスターW.ライスが発明し、1929年4月に米国特許を取得した。

音声から電気信号を生むダイナミックマイクとは逆に、ダイナミックスピーカーは電気信号から音を生成する。

永久磁石の極の間の円形の隙間にボイスコイルと呼ばれるコイル状のワイヤーを吊るし、そこに交流電気のオーディオ信号を流すと、ファラデーの法則により、コイルは急速に前後に震える。このコイルにダイアフラム(通常は円錐形)を固定することでダイヤフラムが前後に移動し、空気を押して音波を生成する。この最も一般的な方法に加えて、電気信号を音に変換するために使用できるいくつかの代替技術がある。
スピーカーの種類・分類

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ユニットの変換方式による分類

ダイナミック型

コンデンサ型(静電型)

リボン型

イオン型(放電型)

マグネティック型

圧電型

振動板の形状による分類

コーン型

ドーム型

平面型

ベンディングウェーブ型

ウォルシュユニット

マンガーユニット

ハイルドライバー

リニアムドライバー


振動板の配置による分類

フルレンジ
1種類のスピーカーユニットで低音から高音まで全て再生する。

マルチウェイ
複数種類のスピーカーユニットで、再生する音域を分担する(ユニットの種類数により2ウェイ、3ウェイ、‥‥というふうに増える)。

バーチカルツイン(仮想同軸)
マルチウエイにおいて、高音用のスピーカーユニットの上下に低音用のユニットを配置する。

同軸ユニット
低音用のスピーカーユニットの中央部に高音用のスピーカーユニットを組み込み、それぞれのユニットの中心位置を一致させるもの。
特定の振動板がない振動スピーカー

コーン紙など特定の振動板ではなく、直接に振動体(圧電振動子の耐熱樹脂ケース入など)を設置し家の壁、床、その他自動車の天井や花など共鳴するものを振動板とするスピーカーである。振動スピーカー、共鳴スピーカー、伝導スピーカーと呼ばれる。

また、放電型(イオン型)スピーカーやサーモホンのように振動板を使うことなく音を発生させるスピーカーもある。放電型スピーカーは高周波放電で発生する空気の振動を利用するもので、過渡応答が優れているという特徴がある。サーモホンは熱音響効果を利用し、周期的な熱の変動による圧力の変化を利用し音を発生させる。十分な音圧が得られなかったため長く忘れられていたが、カーボンナノチューブなどの新しい素材の発明に伴いシート状スピーカーなどへの応用が研究されている[2]
形状・サイズによる分類

ブックシェルフ型

フロア型

トールボーイ型


埋め込み型

可般型

ウェアラブルスピーカー

ヘッドフォン

ネックスピーカー



平面バッフル/後面開口型(ダイポール型)

密閉型

バスレフ型

ダンプドバスレフ型

ドローンコーン型


ASW型(ケルトン方式/チューニングダクト方式)

ダブルバスレフ型

共鳴管方式

TQWT

トランスミッションライン

IR方式


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