スパイ教室
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スパイ教室


ジャンルスパイアクション[1]
小説
著者竹町
イラストトマリ
出版社KADOKAWA
レーベル富士見ファンタジア文庫
刊行期間2020年1月18日 -
巻数既刊16巻(本編11巻+短編集5巻)
(2024年2月現在)
その他銃器設定協力:アサウラ[2]
漫画
原作・原案など竹町(原作)
トマリ(キャラクター原案)
作画せうかなめ
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2020年7月号 - 2022年6月号
発表期間2020年5月27日 - 2022年4月27日
巻数全3巻
話数全15話
漫画:スパイ教室2部 愛娘
原作・原案など竹町(原作)
トマリ(キャラクター原案)
作画べにしゃけ
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2022年8月号 - 2023年11月号
発表期間2022年6月27日[3] - 2023年9月27日[4]
巻数全2巻
話数全14話
漫画:スパイ教室3部 忘我
原作・原案など竹町(原作)
トマリ(キャラクター原案)
作画せうかなめ
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2022年8月号 - 2023年11月号
発表期間2022年6月27日[3] - 2023年9月27日[4]
巻数全2巻
話数全14話
漫画:スパイ教室4部 燎火
原作・原案など竹町(原作)
トマリ(キャラクター原案)
作画せうかなめ
出版社KADOKAWA
掲載サイトコミックアライブ+
発表期間2023年12月27日 -
アニメ
原作竹町
監督川口敬一郎
シリーズ構成猪爪慎一
キャラクターデザイン木野下澄江
音楽藤澤慶昌
アニメーション制作feel.
製作「スパイ教室」製作委員会
放送局AT-Xほか
放送期間1st season:2023年1月5日 - 3月30日
2nd season:2023年7月13日 - 9月28日
話数1st season:全12話
2nd season:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『スパイ教室』(スパイきょうしつ、英題:SPY ROOM)は、竹町による日本ライトノベルイラストトマリ富士見ファンタジア文庫KADOKAWA)より2020年1月から刊行されている。第32回ファンタジア大賞の大賞受賞作[5]。2023年11月時点で電子版を含めた全世界関連シリーズの累計部数は135万部を突破している[6]

メディアミックスとして、せうかなめ(1・3・4部)とべにしゃけ(2部)によるコミカライズが2020年5月より連載。テレビアニメの1st seasonが2023年1月から3月まで[7]、2nd seasonが同年7月から9月まで放送[8]。舞台が2024年1月に上演された[9]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。 (2021年5月)

歴史上最大規模とされる世界大戦の終結後、世界各国で講和条約が結ばれ平和を信条とした国際機関が設立された。多くの死傷者を出した現実を目の当たりにした世界中の国々が「戦争はコスパが悪い」と認識を改め、終戦から10年後の現代では剣や弓を用いた光の戦争ではなくスパイたちの情報戦が重視されるようになり[8]、影の戦争が繰り広げられていた。
本編1巻
ディン共和国のスパイクラウスは、不可能任務を専門とするスパイチーム「灯」を創設する。しかし選出されたメンバーは養成学校で落ちこぼれとみなされた少女ばかりで、ボスであるクラウスも凄腕のスパイでありながら技術指導が致命的に下手だった。少女たちが危機感を抱く中、銀髪の少女リリィは自分たちの安全を保証させるべく単身でクラウスに脅迫を試みる。事前に見破られていたためにリリィの計画は失敗するが、襲撃を受けたクラウスは授業方法を思いつき、後日少女たちに「僕を倒せ」という実戦形式の訓練を課す。少女たちが陽炎パレスに招集されてから約4週間後、クラウスは「灯」が挑む不可能任務はガルガド帝国に盗まれた生物兵器のサンプルの奪還であることを説明し、ディン共和国最強とされるスパイチーム「焔」が過去にその任務に臨み壊滅したこと、自身が別任務に当たっていた「焔」の生き残りであることを明かす。1週間後、ガルガド帝国に入国した「灯」は、情報収集を経てサンプルが保管されているエンディ研究所に潜入する。クラウスが研究所の東から潜入する一方で、西から潜入した少女たちは「焔」の元メンバーにしてクラウスの師匠ギードと遭遇し、死んだとされていた彼が帝国に寝返り「焔」を裏切っていたことを知る。ギードとの圧倒的な力量差で7人の少女たちは次々に戦闘不能に追い込まれるが、事前に練っていた作戦により辛くもギードを退ける。任務を成功させ帰国した後、クラウスは臨時チームである「灯」を一度は解散させるが、対外情報室室長Cからの命令と少女たちからの懇願で、「焔」を壊滅させた謎のスパイチーム「蛇」の捜査を当面の目的として「灯」を正式なチームとして存続させる。
本編2巻
「灯」が正式なチームとして発足して少し経った頃、クラウスは国内に潜伏した暗殺者「屍」の排除という新たな不可能任務に少女たちを参加させるよう命じられる。生物兵器奪還任務以降、疲労を溜めながらも少女たちを案じて一人で複数の任務をこなしていたクラウスだったが、赤髪の少女グレーテの頭脳と変装技能を信頼し、選抜した4人の少女を連れて任務に挑むことに決める。後日クラウスはグレーテとリリィ、白髪の少女ジビアと茶髪の少女サラを指名し、今回の任務が「屍」の次のターゲット候補となった上院議員ウーヴェ=アッペルの身辺調査であることを説明する。特別優秀でもない自分たちが選抜されたことに当初は戸惑うが、リリィとジビア、グレーテはメイドとして屋敷に潜伏し、サラはクラウスと屋敷外からの支援に従事する。ジビアの活躍によってウーヴェを懐柔し諜報活動を続けるなか、グレーテは潜伏した暗殺者を炙り出すために暗殺者を装い屋敷を2度に渡って襲撃し、メイド長のオリヴィアが「屍」の協力者であることを見抜く。事前に任務の全容を知っていたグレーテは、任務中に姿を見せたクラウスは暗殺者を牽制するための自身の変装であり本物は他の4人の少女を連れて「屍」の排除に向かったこと、自分たち4人は連携能力の高さを見込まれクラウス不在の状況下における「屍」の弟子の討伐を任されたことを他の3人に明かした上で改めて作戦を立案。グレーテたちは逃走を図ったオリヴィアの捕縛に成功する。
本編3巻
「屍」の暗殺任務達成後、クラウスに選抜された黒髪の少女ティアと蒼銀髪の少女モニカ、灰桃髪で記憶喪失の少女アネット、そして金髪の少女エルナは共和国南端の歓楽地で休暇を満喫していた。そんな4人の前に、アネットの母親を名乗る女性マティルダが現れる。再会を喜ぶ一方でマティルダが盗難被害に遭っていたことを知った4人は、旅行客を狙った犯罪者集団からマティルダの仕事道具を奪還するが、モニカはマティルダがガルガド帝国のスパイであることを突き止める。アネットを案じたティアは、マティルダの身柄を陸軍に引き渡そうとするモニカを説得し、マティルダに逃亡の援助を申し出る。一方、ティアたちの失踪を受けたクラウスはリリィを連れて捜索に向かい、潜伏した帝国のスパイを捕縛すべく陸軍が歓楽地に包囲網を敷いたことを知る。ティアたちの動向を察したクラウスは帝国側の救援の可能性を警戒する中で、帝国のスパイにして「蛇」の一員であるスナイパー「白蜘蛛」と遭遇し、取り逃がしながらも「蛇」の情報を掴むことに成功する。歓楽地の港では、モニカが陽動となって陸軍と交戦している隙に他の3人が目的のコンテナ船でマティルダを密航させる。ティアはマティルダの残忍な本性に勘付きながらも手玉に取られ逃亡を許してしまうが、すでにマティルダの本性を見抜いていたアネットは、自分たちが取り返した仕事道具で殺人を犯したマティルダを陸軍に引き渡せば「灯」のスキャンダルになることを懸念し、マティルダを謀殺する。
本編4巻
再び全員が集まった「灯」は、捕縛した「屍」から「蛇」のメンバーの1人紫蟻がムザイア合衆国の都市ミータリオに潜伏していることを突き止める。任務に向けてほかの少女たちが士気を高めている一方で、前線に立つクラウスに代わりチームの指揮を取ることになったティアは、先の任務で自信を喪失していた。ミータリオに潜入した「灯」は、紫蟻の差し向けた《働き蟻》によって追い詰められるが、ティアが仲間からもたらされた情報により、憧れだった「焔」のボス紅炉の遺志を知って自信を取り戻し、任務に同行させていた屍ことローランドを交渉によって味方につけたことで窮地を脱する。クラウスは《働き蟻》の精鋭である将軍蟻との戦いに勝利し、紫蟻を拘束する。
本編5巻
ミータリオでの任務から3か月後。「灯」の前に、ディン共和国の養成学校の成績上位者6名で構成されたスパイチーム「鳳」が現れる。ボスが不在のまま活動していた「鳳」の目的は、クラウスを新しいボスに据えることだった。「灯」の少女たちはクラウスをかけて勝負することになり、またスパイとしての飛躍のために、それぞれの特技を活かすことのできる詐術を模索し始める。


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