スパイナル・タップ
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スパイナル・タップ
This Is Spinal Tap
監督ロブ・ライナー
脚本クリストファー・ゲスト
マイケル・マッキーン
ハリー・シーラー(英語版)
ロブ・ライナー
製作カレン・マーフィー(英語版)
出演者クリストファー・ゲスト
マイケル・マッキーン
ハリー・シーラー
ロブ・ライナー
ジューン・チャドウィック(英語版)
トニー・ヘンドラ(英語版)
ブルーノ・カービー
音楽クリストファー・ゲスト
マイケル・マッキーン
ハリー・シーラー
ロブ・ライナー
撮影ピーター・スモクラー
編集ロバート・レイトン
ケント・バイダ(英語版)
キム・セイスト
配給エンバシー・ピクチャー(英語版)
公開 1984年3月2日
2018年6月16日
上映時間82分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費200万ドル[1]
興行収入4.7百万ドル(北米)[2]
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『スパイナル・タップ』(Spinal Tap、原題:This Is Spinal Tap[3])は、1984年に公開されたアメリカ合衆国ロックモキュメンタリーコメディ映画である。今作が監督デビュー作となったロブ・ライナー脚本・監督を務めた。クリストファー・ゲストマイケル・マッキーン、ハリー・シーラー(英語版)がイギリスの架空のヘヴィメタルバンド・スパイナル・タップ(英語版)(「イギリスで最も騒がしいバンドの1つ」と特徴づけられている)[4][5]のメンバーを演じ、ライナーはドキュメンタリー作家役で出演した。この映画は、ハードロックやヘヴィメタルバンドのワイルドな言動や音楽的欲求、ラトルズの「オール・ユー・ニード・イズ・キャッシュ」と同様に「ギミー・シェルター」(1970年ローリング・ストーンズ)、「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」(1976年レッド・ツェッペリン)、「ラスト・ワルツ」(1978年ザ・バンド)などその時代のロックドキュメンタリーの聖人伝的な傾向を風刺している[6]。劇中の台詞のほとんどは即興であり、何十時間も撮影が行われた。

2002年、『スパイナル・タップ』は、アメリカ議会図書館によって「文化的、歴史的、審美的に重要」とみなされ、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された[7]
概要

『スパイナル・タップ』は、1984年にロブ・ライナーによって製作されたモキュメンタリー作品である。この映画の画期的であった点は、本来のドキュメンタリーの「既存の対象に密着しありのままを記録する」手法を根本から覆し、「脚本にそって対象を作り出し、俳優にキャラクターに沿ってアドリブで演技をさせ、それを記録する」というモキュメンタリー(mock documentary=うそドキュメンタリー)という手法である。ちなみに俳優にアドリブで演技をさせそれを記録するという方式のため、使われなかったシーンが膨大にあり、それらすべてを収めた「完全版」が海賊版として存在する。

この手法にのっとり、クリストファー・ゲストは架空のヘヴィメタルバンド「スパイナル・タップ」を作り出した。映画の内容は基本的にはヘヴィメタルバンドの冗談でやっているのか真面目にやっているのかわからない演出や、その格好よさとダサさが紙一重な部分を強調・戯画化したもの。

バンドのメンバーは各パートのステレオタイプなイメージ(例えば金髪の長髪で派手好き、ファンタジー好きのボーカル、ギターソロとギターの音の大きさに異常な拘りをもつギタリストなど)にそって設定された。同時にストーリーにロックバンドにありがちな事件(ボーカルとギタリストの軋轢、何度も交代するドラマー)などが加えられており、よくよく注意すれば「フィクション」であることがわかるものの、完全に「フィクション」であるという告知はされないため、公開当時はジョーク映画だということが理解されず「カメラワークが悪い」などのクレームが寄せられたという。ちなみにバンド「スパイナル・タップ」は全員実際に演奏が可能で、映画とはまったく関係のない2枚目のアルバムすら存在する。ここがスパイナル・タップが完全に架空のバンドではなく、半分架空のバンドたるゆえんである。その作りこみは絶妙で、米国などでは実在のバンド扱いでカルト的な人気がある。
バンドの設定

スパイナル・タップ
別名ザ・オリジナル、ザ・ニュー・オリジナル、ザ・テムズメン
出身地
イギリス イングランド
ジャンルヘヴィメタルハードロックコメディ・ロックサイケデリック・ロック
活動期間1964年 - 1984年
1992年2001年
2007年2009年 - 現在
レーベルポリドールMCA
共同作業者ザ・フォークメン(英語版)

メンバーデイヴィッド・セントハビンズ(英語版)
デレク・スモール(英語版)
ナイジェル・タフネル(英語版)

スパイナル・タップは1964年、デイヴィッド・セントハビンズとナイジェル・タフネルの親友2人の出会いによって始まった。もともとのバンド名は The Originals。その後メンバーを増やして Thames Men に改名。初期ビートルズ風の楽曲「Gimme Some Money」をリリースするも、ドラマーであるジョン・ペピイが「園芸中の奇妙な事故」によって死亡。その後もメンバーチェンジと改名(Ravenbreakers, Doppel Gang, Silver Service, Bisquits, Love Buisquits, Tufnel-St.Hubbins Groupなど)を繰り返す。

1965年、デレク・スモールズがバンドに参加。スパイナル・タップとバンド名を改め、サイケデリック風の「Listen To the Flower People」を発表。しかしながら、またもやドラマー、エリック・スタンピー・ジョーが「他人の吐瀉物を喉に詰まらせて」死亡。その後も新しいドラマーが「自然発火」、「ステージ上で爆発」するなど安定しない。代表曲は「Hell Hole」、「Big Bottom」など。
メンバー

デイヴィッド・セントハビンズ(リードギター)

ナイジェル・タフネル(リードギター)

デレク・スモール(リードベース)

ディスコグラフィー

Spinal Tap Sings / Listen to the Flower People

We are all Flower People

Brain Hammer

Never Damage

Blood to let

Intravenus de Milo

the Sun Never Sweat

Bent for the Rent

Tap Dancing

Rock'N Roll Creation

Shark Sandwitch

Smell the Glove

以下、実際のリリース

This Is Spinal Tap
(1984) U.S. No. 121[8][9]


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