スパイダーマン
アニメ
原作スタン・リー
アニメーション制作東映動画(第18話)
製作マーベル・プロダクション
放送局 シンジケーション放送
放送期間 1981年9月12日 - 1982年3月6日
話数全26話
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スパイダーマン(Spider-Man)は、1981年から1982年まで番組販売で放送されたアメリカ合衆国のテレビアニメ[1]。日本では未放送。 本作は1967年版以来となるスパイダーマンのアニメ作品であり、前作とは繋がりのない構成となっている。同年に設立したマーベル・プロダクションは本作からアニメーション作品を手掛けていくこととなる。本作の初回と同日には別作品であるスパイダーマン&アメイジング・フレンズがNBCにて放送が行われた。アメイジング・フレンズとは異なり、本作はスパイダーマンが従来通り単独行動によるヒーロー活動を主としている。音楽や効果音は2作品どちらも共通のものを採用。 下請けは韓国のドン・ソ・アニメーション(Dong Seo Animation)によるものだが、第18話『The Capture of Captain America』は東映動画[2]がクレジットなしでアニメーション制作を担当。以降はアメイジング・フレンズ、地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー、戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーなど1988年までマーベルとの合作体制が続いた。 本作からショッカーやカメレオンにドクター・ドゥームなどの悪役が登場し、キャプテン・アメリカやサブマリナーといったヒーローも登場している一方、グウェン・ステイシーとメリー・ジェーンは本作では未登場。 本作は子供向けに作られているためか、暴力シーンがあまりなく、スパイダーマンが宿敵をやっつけるシーンは無い。この作品はコミックを忠実に制作されておらず、殆どの回はオリジナルとなっている。 アメリカでは2011年から2013年までNetflixで配信され、2019年11月からはDisney+で配信されている[3]。日本での配信は今のところ予定されていない。
概要
キャラクター
スパイダーマン/ピーター・パーカー
声 - テッド・シュワルツデイリービューグルのカメラマン。スパイダーセンスで悪者の居場所を探す。
キャプテン・アメリカ
声 - ジョージ・ディセンゾレッドスカルに捕まったヒーロー。しかし、それを目撃したスパイダーマンに助けられ、お互いに握手をした。第18話に登場。
サブマリナー/ネイモア王子
声 - ヴィック・ペランいとこのネイモリータが化学物質で汚染されてしまった影響で、ネイモアは地上世界に恨みを持ってトラックなどを押し倒した。そこでスパイダーマンとも戦うことになるが、煙突を持ち上げて投げ込もうとして煙に巻かれて気絶した。スパイダーマンが子供たちに「サブマリナーに水をかけてくれない?」と頼んだところOKを貰い、ネイモアは生き返った。
ドナルド・ブレイク先生
声 - ジャック・エンジェルメトロ病院の医師、ネイモリータを救った恩人。
ネイモリータ
声 - B・J・ウォードネイモアのいとこ。魚を探すために海を泳いでいる最中、キングピンの研究室から流出した化学物質に汚染されてしまい、気絶してタコに連れ去られてしまったが、サブマリナーに救われ、ブレイク先生の病院で治療してもらった後、彼女の容態は回復した。
デイリー・ビューグル社
ジェイ・ジョナ・ジェイムソン
声 - ウィリアム・ウッドソンデイリービューグルの編集長。スパイダーマンの正体を知りたがる頑固な人。ブラック・キャットに少々弱いところがある。
ベティ・ブラント
声 - モナ・マーシャルデイリービューグルの秘書、本作より黒髪。ピーターからは「ベティ」、ジェイムソンからは「ミス・ブラント」、ジェイムソンには「ジェイムソンさん」と呼ぶ。