スバル・ジャスティ
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スバル・ジャスティ
5代目
概要
別名トヨタ・パッソ(4代目)
ダイハツ・ブーン(4代目)
ダイハツ・シリオン(4代目)
プロドゥア・マイヴィ(4代目)
トヨタ・タンク(5代目)
トヨタ・ルーミー(5代目)
ダイハツ・トール(5代目)
製造国 日本
台湾
 ハンガリー
販売期間1984年 - 2011年
2016年 - 2023年(一時生産停止)
系譜
先代スバル・トレジア
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ジャスティ(JUSTY)は、SUBARU(旧・富士重工業)で販売されていた小型乗用車である。
概要

初代はBセグメントの車として発売され、台湾大慶汽車では初代をベースに5ドアセミノッチバックセダンに仕立てた「TUTTO(テュット、金美滿)」も生産・発売されていた。その後は海外専売車となり3代にわたって発売されたあと、日本で約21年11か月ぶりの発売(車名復活)となった2代目(海外を含めると通算5代目)はトールワゴンに転換された。なお、初代は自社生産、2代目と3代目の生産はスズキ、4代目以降の生産はダイハツ工業がそれぞれ担当する。
初代 KA7/KA8型(1984年 - 1994年)

スバル・ジャスティ(初代)
KA7/KA8型
前期型フロント(豪州仕様)
前期型リア(豪州仕様)
内装(北米仕様)
概要
別名スバル・レックス(2代目)
製造国3ドア/5ドアハッチバック
日本群馬県
5ドアセダン
台湾
販売期間1984年2月 - 1994年12月
ボディ
乗車定員5人
ボディタイプ3ドア/5ドア ハッチバック
5ドアセミノッチバックセダン
(テュット)
駆動方式FF/4WD
パワートレイン
エンジンEF型 1L 直列3気筒
EF12型 1.2L 直列3気筒
変速機5MT/ECVT
前前/後ストラット
後前/後ストラット
車両寸法
ホイールベース2,285mm
全長3,695mm
全幅1,535mm
全高1,420mm
その他
生産台数42万8266台[1]
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1984年2月
当時の軽自動車スバル・レックスをベースに(ドアは流用)、ボディを拡大して発売開始。エンジンは直3 SOHC 1L(EF10型)で、ボディタイプは3ドアHBと5ドアHBの2タイプ、それぞれにFF(前輪駆動)と4WD(パートタイム四輪駆動)がラインアップされていた。4WD仕様は当時のレックス4WDと同様、シフトノブ内にある赤い4WDスイッチをワンプッシュするだけでFF⇔4WDの切り替えが可能であった。
1985年10月[2]
『火の玉ボーイ』というキャッチコピーとともに、3気筒 1.2L SOHC9バルブ ツインキャブエンジン〔EF12型。1気筒あたり3バルブ(吸気2バルブ、排気1バルブ)仕様〕を追加、シリーズ充実化を図る。また、1.2Lモデルには全車、自然吸気エンジン搭載のコンパクトカーとしては業界初となるフロントベンチレーテッドディスクブレーキが標準装備となる。
1987年2月
ファン・ドールネと共同開発した金属ベルト式無段変速機ECVTを量産車世界初で採用した[注釈 1]。1LのFF車のみの設定だったが、他社同クラスのAT車よりも高価であったことから、国内での商業的には失敗であった。しかし、アメリカ合衆国では、1987年 - 1989年まで3年連続で燃費ベストカーに選ばれるほど燃費が良かった。
1988年11月
ビッグ・マイナーチェンジを行い、外装デザインが大幅に変更された。エンジンは1.2LのEF12型のみとなり、ECVT+パートタイム4WDの機種が選べるようになった。
1991年6月
ブレーキのノンアスベスト化やパワーステアリングとオーディオの標準装備化などのマイナーチェンジを行った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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