この項目では、映画について説明しています。
東京都新宿区にある日本の制作プロダクション会社については「スナッチ (テレビ制作会社)」をご覧ください。
ウエイトリフティングやケトルベルの種目については「ハイクリーン」をご覧ください。
スナッチ
Snatch
監督ガイ・リッチー
脚本ガイ・リッチー
製作マシュー・ヴォーン
製作総指揮スティーヴン・マークス
ピーター・モートン
アンガッド・ポール
トルーディ・スタイラー
スティーヴ・ティッシュ
出演者ベニチオ・デル・トロ
デニス・ファリーナ
アラン・フォード
『スナッチ』(原題:Snatch)は、2000年のイギリス・アメリカ合衆国の犯罪コメディ映画。ガイ・リッチー監督の長編2作目の作品で、出演はジェイソン・ステイサムとベニチオ・デル・トロなど。1個の大粒ダイアモンドを巡る騒動を描いた群像劇[3]。 "フォー・フィンガー"・フランキー率いる強盗団は、ラビの扮装でアントワープのダイヤ商から86カラットのダイヤモンドを盗み出すことに成功。宝石をニューヨークのボス・アビーへ届ける途中、小粒の盗品をさばくためにロンドンに寄る。しかし、彼の知らないところでは、密かな裏切りが進行していた。 一方、ロンドンには裏ボクシングのプロモーターを営んでいるターキッシュとトミーの二人組がいた。彼らは紆余曲折の結果パイキーの一人で天才的なボクシングの腕を持つミッキーと出会い、彼を賭博が絡む裏ボクシングの八百長に利用しようとする。同じ頃、裏切り者の罠とは知らず、裏ボクシングが開催されるノミ屋へと向かうギャンブル中毒のフランキー。そして彼を襲撃しようとする裏切り者に雇われた3人組。その後、ダイヤモンドの行方は二転三転していく。 役名俳優日本語吹替1日本語吹替2
ストーリー
登場人物・キャスト
ターキッシュ
演 - ジェイソン・ステイサムロンドンにいる裏ボクシングのプロモーター。飛行機事故が名前の由来。口癖は「ドイツ兵」。本作の主人公であり、物語の狂言回しでもある。
トミー
演 - スティーヴン・グレアムスロット店を営むターキッシュの相棒。ターキッシュからは憎まれ口を叩かれつつも弟同然に可愛がられている。19世紀のバレエダンサーが名前の由来。
ミッキー・オニール
演 - ブラッド・ピット体じゅうに刺青があるパイキーの若者で、仲間内ではリーダー的存在。素手ボクシングのチャンピオンであり、大柄なボクサーも一撃で沈める驚異のパンチ力を持つ。
フランキー・"フォー・フィンガー"
演 - ベニチオ・デル・トロニューヨークのマフィア。アントワープで大粒のダイヤを強奪する。重度のギャンブル中毒で、それを因とした過去の失敗により手指を1本失っており、「フォー・フィンガー」の異名で呼ばれている。
ソル
演 - レニー・ジェームズロンドンで質屋を経営する黒人。ケチなチンピラだが、ボリスの依頼によって事件に巻き込まれることになる。
ヴィニー
演 - ロビー・ギー
タイロン
演 - エイド(英語版)ソルに雇われた「逃がし屋」の大柄な黒人。「逃がし屋」のはずなのに車の運転が苦手。
ゴージャス・ジョージ
演 - アダム・フォーガティ(英語版)ターキッシュに雇われている専属ボクサー。
アビー
演 - デニス・ファリーナニューヨークマフィアのボス。フランキーにダイヤ強盗の指示をした張本人。フランキーが行方不明になった事からダイヤを心配し、ロンドンへ飛ぶ。
"ブレット・トゥース"・トニー
演 - ヴィニー・ジョーンズ一度に6発の銃弾を受けながら、歯で銃弾を受けて生き延びたことがある凄腕の賞金稼ぎ。フランキー探索のため、アビーに雇われる。
ボリス・"ザ・ブレイド"
演 - ラデ・シェルベッジア通称「弾丸をくぐる男」。銃火器の商売をするロシア人。根性曲がりで恐ろしくタフ。フランキーの強盗仲間の中に同じロシア人の兄弟がいる。
ダグ・"ザ・ヘッド"
演 - マイク・リード(英語版)ロンドンで宝石商を営むアビーの従兄弟。盗品のダイヤも扱っている。裏社会で彼を知らないと潜りとされる。商売に有利なため、ユダヤ人のふりをしている。
ブリックトップ
演 - アラン・フォード(英語版)裏ボクシングの元締めであり、ギャングのボス。血も涙もない悪党で、裏切り者や気に食わない者は容赦なく殺し、豚の餌にしてしまう。
ダレン
演 - ジェイソン・フレミングパイキーの若者。
マレット
演 - ユエン・ブレムナー情報屋。トニーに痛めつけられ、ノミ屋の襲撃犯がソルたちであることを教える。
日本語吹替
ターキッシュジェイソン・ステイサム山路和弘中井和哉
トミースティーヴン・グレアム松本保典前野智昭
ミッキー・オニールブラッド・ピット檀臣幸森川智之
フランキー・"フォー・フィンガー"ベニチオ・デル・トロ矢尾一樹咲野俊介
ソルレニー・ジェームズ楠大典飯島肇