ストーンエイジ_(ゲーム)
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ストーンエイジジャンルMMORPG
対応機種Microsoft Windows
開発元日本システムサプライ
人数大人数型
メディアダウンロードパッケージ[注 1]
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
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ストーンエイジ(StoneAge)は、日本システムサプライによって開発された国産オンラインゲーム(MMORPG)。石器時代をテーマにした独特の世界観や可愛らしいキャラクターが特徴。しかし、1999年という日本ではオンラインゲームすら広く認知されていなかった頃に開発されたこともあり、ヒットには至らなかった。

日本システムサプライの倒産により、2001年3月31日にサービスを終了した。2000年10月頃に既に業務継続困難な状態に陥っていたが、システム管理会社のゲーマーズドリーム(NTTデータ)によって数ヶ月間はサービス提供が継続された。

その後版権は株式会社デジパークに移り、2003年12月よりボーステックが日本でのサービスを開始している。しかし運営権を破棄し、2005年4月からガイアックスがサービスを提供した。そして2007年4月からはUTDエンターテインメントへ委託、同年9月からはデジパークが運営していた。2010年2月24日の17:00をもって、全てのサービスを終了した。

2014年3月27日よりCJインターネットジャパンからストーンエイジ MobileとしてAndroid版およびiOS版のサービスを開始した。
目次

1 概要

2 時間や気象の概念

3 経済システム

4 エンカウント対戦

5 モンスターとペット

6 料理と合成

7 注釈

8 外部リンク

概要

ゲームの世界は石器時代をテーマにしているため、骨や石などのデザインを多用しており、遺跡や洞窟なども登場する。違和感なく世界観に浸ることができる。通貨は「ストーン」。通貨を地面に落とした際、金額によって石の大きさが変わる点など、実に丁寧に作られている。

しかし、石器時代といえども現代的なアレンジがなされており、多彩なアイテムを販売するコンビニエンスストアや、マンモスによって運行されるマンモスバスが登場する。アルバイトをすることすら可能である。
時間や気象の概念

大変古い時期に作られたゲームながら、最新ゲームでも珍しい夜や昼の概念が存在する。雨や雪が降ることもある。ゲームマスターの操作によって紙吹雪を吹かせることすら可能である。

特定の時間だけ入場が可能なダンジョン(洞窟)や、出現するモンスターも少なくない。
経済システム

石器時代と言えども経済は存在する。プレイヤーはモンスターが稀に落とす「肉」などのアイテムを販売することで通貨「ストーン」を得ることができる。このゲームは「肉」は「肉屋」でのみ売買でき、「槍」は「武器屋」でのみ売買できる。現実世界と同じく、一つの店で全てのアイテムを売却できるわけではないのである。

ギャンブル要素として「宝くじ」が用意されている。200ストーン支払うことで1枚の宝くじを購入することができ、アイテム画面で宝くじをクリックすることで1から6までの6桁の数字がランダムに決定される。この6桁の数字のうち、3度出現した数字の等級が当選となる。例えば「222356」であったなら、2等が当選しているというわけだ。2等から6等まではストーンが支払われるが、1等は非常に珍しい高価なペットである。
エンカウント対戦

MMORPGにありがちなモンスターがフィールド上を行き交うのではなく、ドラゴンクエストシリーズなどのコンシューマーゲームに代表されるエンカウント対戦を採用している。

村の外のモンスターが現れるフィールド上を移動していると、一定の確率でエンカウント対戦モードに移動する(敵との遭遇)。俊敏さパラメーターが高いほうが先制攻撃を仕掛けることができ、その後は順番にアクションを指定して対戦する。


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