ストーリー311
ジャンル実録漫画
漫画:ストーリー311
漫画で描き残す東日本大震災
作者ひうらさとる、他
出版社講談社
その他の出版社
KADOKAWA(電子書籍版単行本)
掲載サイトデジキス
レーベルワイドKC Kiss
発表期間2012年3月11日 - 2013年1月11日
巻数全1巻
話数全11話
(+ プロローグ、エピローグ、各1話)
漫画:ストーリー311 あれから3年
漫画で描き残す東日本大震災
作者ひうらさとる、他
出版社KADOKAWA
レーベルカドカワCエース
発行日2014年3月11日
巻数全1巻
話数全11話
(+ プロローグ、特別寄稿、各1話)
小説:あの日起きたこと
東日本大震災 ストーリー311
著者山室有紀子
イラストひうらさとる、他
出版社KADOKAWA
レーベル角川つばさ文庫
発行日2014年2月15日
巻数全1巻
話数全5話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画
『ストーリー311』(ストーリーさんいちいち[1]、英: Stories from 311)は、日本の漫画制作企画、およびこの企画のもとに制作された漫画。2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災後の東北地方復興支援のため、漫画家のひうらさとるが発起人となり[2]、ひうらに賛同した漫画家たち有志により開始された[3][4]。
震災翌年である2012年(平成24年)3月から翌2013年(平成25年)1月にかけて、この企画のもとに制作された漫画の連載が、講談社のウェブコミック配信サイト「デジキス」上で[1]、オムニバス形式で開始された[5][6]。2013年3月に単行本『ストーリー311 漫画で描き残す東日本大震災』として発行され[7]、翌2014年(平成26年)に書き下ろしによる単行本第2弾『ストーリー311 あれから3年 漫画で描き残す東日本大震災』[8]、同2014年に小説化作品『あの日起きたこと 東日本大震災 ストーリー311』が発行された[9]。印税や著作権などの利益は、東北大震災復興支援活動への寄付に用いられている[4][10]。目次
1 あらすじ
2 作風とテーマ(第1弾)
3 作風とテーマ(第2弾)
4 制作背景(第1弾)
4.1 取材
4.2 制作上の苦難(第1弾)
4.3 連載開始・単行本発行
5 制作背景(第2弾)
5.1 クラウドファンディング
5.2 制作上の苦難(第2弾)
6 派生作品
7 社会的評価
7.1 メディアでの紹介・著名人の声
7.2 現地からの声・読者の声
8 書誌情報
9 脚注
9.1 注釈
9.2 出典
10 参考文献
11 外部リンク
あらすじ 津波被害を受けた宮城県南三陸町(2011年4月20日撮影)
※ オムニバス作品であるため、例として、末次由紀による第1話のみ紹介する。
主人公の青年は、宮城県南三陸町の魚屋に勤務している。2011年3月11日午後、突然の地震が発生する。青年は被害を軽視していたものの、社長は帰宅を強く勧める。青年は津波を予想し、海へ見に行くかと考えたものの、祖父を気遣い、山側の入谷地区の自宅を目指す。