この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "ストレート・エッジ"
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2024年2月)
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}
「ストレートエッジ」はこの項目へ転送されています。企業については「ストレートエッジ (企業)」をご覧ください。
ストレート・エッジのタトゥー
ストレート・エッジ (Straight Edge、略称: SEもしくはSxE) は、ロック音楽などにおける思想・概念・ライフスタイルであり、ハードコア・パンクのサブジャンルである。 「喫煙しない」「麻薬を使用しない」「アルコールを摂取しない」「快楽目的のみのセックスをしない」というのが基本的な理念。それまでのロックの価値観であった「セックス、ドラッグ、ロックンロール」という享楽的な生き方に対するアンチテーゼと捉えられている。さらに進んで「ヴィーガニズム(菜食主義)」「カフェインを摂取しない」「医師から処方されたものも含め、いかなる薬物も使用しない」という者もいる。 現フガジのイアン・マッケイ
概要
ハードコアやパンクの音楽活動はせずともハードコアパンクを好みストレートエッジを実践している人間も多数いる。メンバー全員がストレートエッジのライフスタイルを実践しているバンドをストレートエッジハードコアバンドと呼ぶこともある。 イアン・マッケイが当時在籍していたバンド、ティーン・アイドルズが1980年にアメリカ西海岸ツアーを行った際、メンバー全員が未成年であったことを理由にクラブでの演奏を拒否されたことから、クラブオーナーとの妥協案として、店員が彼らにアルコール類を出さないようにバンドメンバーの手の甲に大きくバツ印(×)を書いたことに始まる。 ワシントンD.C.に戻るまで、イアン・マッケイは演奏する先々で、店に未成年が入るのを許可する方法として「未成年の手の甲にバツ印(×)を書く」というやり方を提案し、いくつかのクラブはその方法を取り入れたことから、手の甲のバツ印はアルコールとドラッグに反対するシンボルとなった。当時リリースされた、ティーン・アイドルズのEP『MINOR DISTURBANCE』には、手の甲にバツ印を書いた写真がジャケットとして使用されており、ここからハードコアシーンに於けるストレート・エッジ思想が始まる。 その後、マイナー・スレットにおいてイアン・マッケイが歌った『STRAIGHT EDGE』と、『OUT OF STEP』の歌詞「DON'T SMOKE, DON'T DRINK, DON'T FUCK」によって、「タバコ・ドラッグをしない、酒を飲まない、快楽のためにSEXをしない」という考え方がストレート・エッジ思想として定着することとなる。
起源