この項目では、医療器具について説明しています。その他の用法については「ストレッチャー (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ストレッチャー(英語: stretcher, 日本語: 担架〈たんか〉)は、自立歩行や車椅子での移動が困難な者に用いられる器具である。
救急車に積載されているストレッチャーにはメインストレッチャー、サブストレッチャー、スクープストレッチャーなどがある。重体重対応
車載用ストレッチャー
(アメリカ)
種類
移動用車輪付き簡易ベッド(ストレッチャー)
仰臥位のまま移動できるよう脚に4つの車輪を持つ簡易ベッドのこと。
救急車や患者搬送車に積載している「車載用ストレッチャー」は車両へ収納するため脚が折り畳める構造になっている。
病院で使用されるストレッチャーは病床から手術室などへ移動する際に用いられる。患者と一緒に点滴スタンドや酸素ボンベなどを積載でき、昇降機能で高さを変える事ができる構造になっている。
介護・福祉用では寝たままシャワーができる物もある。
担架アメリカ海軍の担架Spineboard
毛布や衣服を利用した応急担架を使用する方法もある[2]。ボーイスカウトやガールスカウトなど団体によって簡便な担架の作り方を講習しているところもある。
いずれの場合も2本の棒に 感染症患者を移送するために、内部気圧を陰圧もしくは陽圧にして隔離した状態で運べるストレッチャーである[3]。英語では、isolation stretcher という呼び名もある。
椅子をくくりつけたもの(王様が運ばれるような四人持ちの輿と考えればよい)
上着の服を二枚逆にむけ、2本の棒を通すもの
二本の棒に毛布を折りたたみながらかぶせたもの(意外と重みに耐えられ、丈夫)
均等に紐を二本の棒に括り付けていったもの(あやとりを思い浮かべれば考えやすい)
陽・陰圧装置付搬送具(アイソレーター)
歴史1380年頃に書かれた負傷兵を運ぶ様子を描いた絵.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
関東大震災の記録映像には、豊多摩郡渋谷町(当時)の日本赤十字病院で活動を行う救護看護婦と、大正12年当時のストレッチャーの貴重な動画が残っている[4]。 大日本帝国陸軍のたんかは四三年式たんか、三五年式たんか、吊たんか、安南たんかなど数種類である。いずれも組立式で、格納、携行に便利なようにできている。これらのほかに最寄りの材料で応用、急造することもある。 四三年式たんかは、総重量 4.3 kg 、床(とこ)1個、轅(ながえ)、横鉄、帯紐(おびひも)2個および負紐(おいひも)2個からなる。床は矩形のズック製で、両長辺は轅を通すために長く管状で、裏面の両端近くにはそれぞれ1条の力帯があり、患者車で吊るための吊環が力帯の両端にある。 一端に関節があり、轅の牝螺にはまる。
大日本帝国陸軍のたんか