ストリートファイター_X_鉄拳
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ストリートファイター X 鉄拳
STREET FIGHTER X TEKKEN
ゲーム
ゲームジャンル2D対戦格闘
対応機種
PS3Xbox 360PS VitaWindows[1]
開発元ディンプス
発売元カプコン
メディアPS3:BD-ROM
XB360:DVD-ROM
PS Vita:PlayStation Vitaカード
プレイ人数オフライン時 1 - 4人(協力、対戦プレイ)
オンライン時 2人 - 7人
発売日PS3、XB360版:2012年3月8日
Win版(Steam):2012年5月11日
PS Vita版:2012年10月25日
売上本数 190万本[2]
レイティングCERO:B(12才以上対象)
インタフェース8方向レバー + 6ボタン
Vita版はタッチパネル使用可能
セーブファイル容量18MB以上、インストール時2.6GB以上
コンティニューあり
キャラクターボイスあり 日本語/英語音声切り替え可能
通信機能PS3 / PS Vita:PlayStation Network対応
XB360:Xbox Live対応
トロフィー / 実績、オンライン対戦
ダウンロードコンテンツ、ランキング
PS3・Vita間でのオンライン対戦実装
Win:日本国内ではSteamでのみ配信
関連作品


ストリートファイターIV

鉄拳6

テンプレート - ノート

『ストリートファイター X 鉄拳』(ストリートファイター クロス てっけん、Street Fighter X TEKKEN)はカプコンより2012年に発売されたPlayStation 3(PS3)、Xbox 360PlayStation VitaWindows対戦型格闘ゲーム。Windows版は日本国内ではSteamでのみ配信。キャッチコピーは「どちらが上か、決めようか…」。公式サイトでの略称は「ストクロ」[3][4]
概要

ストリートファイターシリーズのキャラクターと鉄拳シリーズのキャラクターが登場する対戦型格闘ゲーム。

ストリートファイターIV』と『鉄拳6』の発売をきっかけにカプコンとバンダイナムコゲームスの開発者がコラボレーションし、制作が発表された。ただし、2社が協力して1つのタイトルを作るのではなく、カプコンとバンダイナムコゲームスがお互いに検閲・干渉はせずに、それぞれに制作。『ストリートファイター X 鉄拳』はカプコンが作ったタイトルで、バンダイナムコゲームス側も『鉄拳 X ストリートファイター』という別のタイトルで作ると発表されたが、『鉄拳 X ストリートファイター』は2021年時点で開発保留状態となっている[5]

グラフィックは『ストリートファイターIV』同様、3Dで描かれる。プロデューサー小野義徳

全世界では累計180万本を販売している。また、2012年11月28日からiPhoneiPod touchiPad用ゲームアプリとして『ストリートファイター X 鉄拳 MOBILE』が配信された。
システム

基本的には『ストリートファイター』シリーズでおなじみの8方向レバー、弱、中、強パンチ、弱、中、強キックを使用する6ボタン操作となっている。鉄拳シリーズのキャラクターにも6ボタンそれぞれに技が割り振られ、「EX必殺技」や「スーパーアーツ」が実装されるなどストリートファイターシリーズのシステムでプレイすることになる[注釈 1]。対戦形式は2on2のタッグバトルで、『鉄拳タッグトーナメント』のようにいつでも入れ替わることが可能。現在闘っているキャラクターの体力が無くなると、控えキャラクターの体力に関係なくKOとなる。

体力ゲージの他に「スペシャルゲージ」(以下SPゲージ)があり、EX必殺技やスーパーアーツなどに使用する。SPゲージは攻撃したり、逆に攻撃を食らうことで増加して行き、最大で3ブロックまでストック可能。
特殊技
レバー入れ攻撃や、特定のボタンを順番に押すタイプの技。鉄拳シリーズの固有技や『ストリートファイターIII』のターゲットコンボなどはこちらに分類される。
必殺技
レバー操作とボタン操作の組み合わせて出すことのできる通常より強力な技。リュウの波動拳や一八の風神拳など。
EX必殺技
必殺技のコマンドでボタンを2つ同時押しすると強化型の必殺技の「EX必殺技」になる。SPゲージを1ブロック消費する。
スーパーアーツ
特定のコマンドを入力すると超必殺技の「スーパーアーツ」になる。SPゲージを2ブロック消費する。リュウならレバーを下・右下・右と入力し弱パンチ+中パンチ+強パンチ同時押しで5ヒットの真空波動拳になる。
ガードキャンセル
ガード時に素早くレバーを右に入れて強パンチ+強キック同時押しで、ガードから素早く反撃行動を起こす「ガードキャンセル」になる。SPゲージを1ブロック消費する。『ストリートファイターZERO』や『ヴァンパイア』シリーズのものは連続ガード後でも発動できたが、本作ではタイミングがシビアで、ガード直後にしか発動できない。
新システム
ランチアタック
強パンチ+強キック同時押しで相手を空中に打ち上げ、直後にパートナーと交代する。ランチアタック後にパートナーが技を繰り出すことでさらに連続技にすることも可能。
ブーストコンボ
通常技を弱→中→強と連続で押すことで連続技を出すことができるシステム。ヴァンパイアシリーズの「
チェーンコンボ」に近い。比較的簡単に連続技を繋げることができるが、リカバリアブルダメージ(暗い色で表示されている回復可能なダメージ)の割合が高く、攻撃のスキが大きいのでガードされると手痛い反撃を受けるというデメリットもある。後述する「クロスラッシュ」にさらに繋げることができる。
クロスラッシュ
ブーストコンボの後にさらに強ボタンを押すと「ランチアタック」が発動し、敵を上空に打ち上げつつパートナーと交代する。
クイックコンボ
弱パンチ+強キック同時押し、もしくは弱キック+強パンチ同時押しであらかじめ登録しておいた連続技を、SPゲージを1ブロック消費して自動的に繰り出す。
キャラクターチェンジ
中パンチ+中キック同時押しでパートナーと交代する。交代して後ろに下がったキャラクターはリカバリアブルダメージが徐々に回復する。また、SPゲージを1ブロック消費することで攻撃中に交代する「キャンセルチェンジ」が使える。
スーパーチャージ
特定の必殺技のコマンド入力後、ボタンを押しっぱなしにすることで通常の必殺技がEX必殺技、スーパーアーツへと変化し、SPゲージを消費せずにこれらの技を使用できる。スーパーチャージ対応技はキャラクターによって異なる。例)リュウなら波動拳→灼熱波動拳→真空波動拳、ケンなら竜巻旋風脚→EX竜巻旋風脚→疾風迅雷脚。また、スーパーチャージはダッシュやバックステップでキャンセルが可能。
クロスアーツ
1P側でレバーを下・右下・右と入力し中パンチ+中キック同時押しでSPゲージを3消費し発動。ヒットすると専用の連続攻撃を出した後でパートナーに交代してスーパーアーツを出す。相手のリカバリアブルダメージを消滅させる追加効果がある。攻撃がヒットしなかった場合は交代も行われない。
クロスアサルト
1P側でレバーを下・左下・左と入力し中パンチ+中キック同時押しでSPゲージを3消費し、パートナーキャラクターと2人同時に行動が可能になる。クロスアサルト終了後は2人の体力ゲージが平均化される。
パンドラ
残り体力が25%以下の時にレバーを下に2回入れて中パンチ+中キック同時押しで「パンドラ」となる。パンドラを使用すると自分の体力が無くなり、パートナーに交代する。交代したパートナーは黒い色に染まり、攻撃力が上昇する他、SPゲージが自動回復するようになる。ただし、パンドラ使用後一定時間経過すると自動的に敗北となってしまう。
ジェム

本作ではジェムと言われるアイテムを装備することでキャラクターに様々な特殊能力を付与できる。ジェムにはブーストジェムとアシストジェムの2種類がある。ジェムの装備はメニューのカスタマイズのジェムユニットから行う。ジェムは1人のキャラクターに最大で3個まで装備させることができる。ただし、一部のジェムの中には通常のジェム2個分のスロットを占有するものもある。
ブーストジェム
特定の条件を満たすことでキャラクターの能力を一時的に上昇させる。

001 豪力のジェムLv.1 - 通常攻撃を5回当てると、20秒間与えるダメージが10%増加する。

042 鉄壁のジェムLv.1 - 通常攻撃を4回受けると、20秒間防御力が上昇する。

205 猛攻のジェムLv.1 - ガードを4回されると、20秒間SPゲージ獲得率が20%上昇する。

アシストジェム
プレイヤーの操作を補助するジェム。効果時間に制限は無く、常時発動状態。ただし装備するとリスクも伴う。

002 簡単コマンド - 必殺技のコマンド入力が簡単になる。ただし、対戦中の攻撃力が10%減少する。

017 オート投げ抜け - 通常投げに対して自動的に投げ抜けが発生するが、その瞬間にSPゲージを1/2ブロック消費。

022 オートガード - ガード操作をしなくても、SPゲージを1消費して自動的にガードする。

ゲームモード
アーケード
ストーリーに沿ってCPUキャラクターと戦うモード。後述する「公式タッグ」を使った場合は専用のオープニングとエンディングが用意される。コントローラーを2つ使うことで、2人でのタッグプレイが可能になる。オンライン待ち受けにも対応しており、これをオンにすることで、インターネットを通じて他のプレイヤーとの通信対戦に移行することができる。
バーサス
オフラインで2 - 4人での対戦を行うモード。ジャンブルバトルをオンにすると、交代せず常時4人のキャラクターが入り乱れて戦うモードになる(jumbleはごたまぜの意味)。CPU相手の対戦も可能。
ネットワーク
インターネット回線を通じて、オンラインで他のプレイヤーと対戦するモード。対戦の勝ち負けによってBP(バトルポイント)が増減し、それに応じてランクが上下する「ランクマッチ」、ルーム内に参加したプレイヤー最大7人での勝ち抜き戦を行う「エンドレスバトル」、4人のプレイヤーが同時に戦う特殊ルール「ジャンブルバトル」がある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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