ストリートファイター_(1994年の映画)
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この項目では、1994年のアメリカ映画について説明しています。

2009年のアメリカ映画については「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」をご覧ください。

2014年のイギリス映画については「ストリートファイター 暗殺拳」をご覧ください。

ストリートファイター
Street Fighter
監督スティーヴン・デ・スーザ
脚本スティーヴン・デ・スーザ
製作エドワード・R・プレスマン
辻本憲三
製作総指揮ティム・ジンネマン
坂井昭夫
サシャ・ハラリ
出演者ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ラウル・ジュリア
ミンナ・ウェン
音楽グレーム・レヴェル
主題歌CHAGE&ASKASomething There
撮影ウィリアム・A・フレイカー
編集アンソニー・レドマン
ロバート・シュグリュー
エドワード・アブロムス
ドン・アーロン
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
COLTRI
公開 1994年12月23日
1995年5月6日
上映時間102分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$35,000,000[1]
興行収入$99,423,521[1]
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『ストリートファイター』(Street Fighter)は、日本の対戦型格闘ゲームストリートファイター』シリーズを原作とした1994年アメリカ映画。同作の内容は制作当時の現役シリーズである『ストリートファイターII』シリーズをベースとしている。
ストーリー

東南アジアの軍事国家シャドルー[2]で活動していた国連派遣医療団が、独裁者バイソン将軍に拉致される。バイソンは連合軍の司令官ガイル大佐へ巨額の身代金を要求し、72時間以内に金を払わない場合は人質全員を殺すと脅迫する。脅しに屈しないガイルは、戒厳令を破って逮捕された無法者のケンとリュウを使い一計を案ずる。一方、バイソンは捕らえた国連兵士を使い恐るべき人体実験を行おうとしていた。
スタッフ

監督 -
スティーヴン・デ・スーザ

製作 - エドワード・R・プレスマン辻本憲三

製作総指揮 - ティム・ジンネマン、坂井昭夫、サシャ・ハラリ

脚本 - スティーヴン・デ・スーザ

撮影 - ウィリアム・フレイカー

音楽 - グレーム・レヴェル

美術 - ウィリアム・クレバー

編集 - アンソニー・レドマン、ロバート・シュグリュー、エドワード・アブロムス、ドン・アーロン

キャスト

アメリカで制作された映画のため、登場人物の名前はアメリカ版の設定に準拠している。また、登場人物の設定がゲーム『ストリートファイターII』シリーズから大幅に変更されている。名前が変更された理由についてはストリートファイターII#登場キャラクターおよびベガ (ストリートファイター)#名前を参照。
連合軍
ウィリアム・F・ガイル大佐ジャン=クロード・ヴァン・ダム
バイソン将軍打倒に執念を燃やす連合軍部隊のアメリカ人大佐。逮捕したケンとリュウに協力するよう持ち掛ける。サガットらをわざと逃がし、ケンに射殺されたように装ってバイソン将軍の本拠地に侵入する。バイソン将軍を「クソ」(テレビ版吹替では「ゴキブリ」)呼ばわりする一方、格闘家としては一目おかれている。サマーソルトキック、ソニックブームを使う。
キャミィ・ホワイトカイリー・ミノーグ
ガイル大佐を補佐するイギリス人女性。軽い身のこなしで敵を倒す。フェイタルレッグツイスターを出しているシーンがある。
T. ホーク:グレッグ・レインウォーター
ガイル大佐の補佐。ネイティブアメリカン。パワー攻撃が得意。得意技はメキシカンタイフーン。頭にチェロキー族の御守りのバンダナを巻いており、ガイルに「俺たちの分も欲しかったな」と言われる。
キャプテン・サワダ:澤田謙也
ガイル大佐につく日本人。確実に指示をこなす有能者。バイソンの本拠地を攻撃する連合軍部隊を直接指揮した。映画版のみのオリジナルキャラクター。演じた澤田謙也は、キャスティングディレクターに自撮りのビデオを送って売り込み、それが高い評価を得てこの役を獲得したという逸話がある。当初「キャプテン・サワダ」というキャラクターは台本に存在しなかったが、澤田のためにアドリブで用意された役となっている[3]
連合軍事務次官:サイモン・キャロウ
メガネをかけた白髪の男性。安保理事会で敵と交渉することが決まり、ガイルたちの出撃を阻止しようとする。だが、ガイルに攻撃中止命令を拒否され、ガイルを解任したが他の兵士からも反発されてずぶ濡れになってしまった。
チュンリー・ザンミンナ・ウェン
GNTのテレビリポーターで、本田とバルログの上司。だが、実際には連合軍部隊の取材を隠れ蓑に、父親を殺したバイソン将軍への接近をもくろむ。キャミィに対して「ダサい髪」と言うが「そっちでしょ!」と返されショックを受ける。
エドモンド本田:ピーター・ネイビー・トゥイアソソポ[4]
GNTの撮影クルー。かつては「横綱に一番近い男」と呼ばれたハワイ人力士だったが、バイソン将軍に廃業させられ恨みを持っている。ザンギエフと壮絶な力比べを行う。
バルログ:グランド・L・ブッシュ
GNTのカメラマンで、本田の相棒。ボクサーだったが、バイソン将軍に廃業させられ恨みを持っている。オリジナルとは異なり、シャドルーと敵対する立場にいる。
サンダー・バノーカ:サンダー・バノーカ
GNTのニュースキャスター。
リュウ・ホシバイロン・マン[4]
日本人空手家。一流の格闘家だが、悪人を騙してアジア各地を渡り歩く詐欺師を行っている。サガットを騙そうとして賭け闘技に巻き込まれベガと対決するが、ガイルに逮捕された。情に深く、ピンチのガイル大佐に助太刀したり、人質となった医療ボランティアを助け出そうとする。賭け闘技では上半身裸だったが、バイソン将軍の本拠地では白い空手着を着る。波動拳と竜巻旋風脚を使う。
ケン・マスターズ:ダミアン・チャパ
アメリカ人空手家で、リュウの相棒。稼ぎが少ないために流浪し、小ズルイ詐欺行為をしながら生計を立てている。ふとしたことから、連合軍に協力するハメになる。目先の金に弱く、情に深いリュウを見捨てようとするが、リュウとベガの一騎討ちのために自身はサガットを引き受ける。必殺技は昇龍拳。オリジナルとは異なり、風貌が短髪の白人になっている。
軍事国家シャドルー
M・バイソン将軍ラウル・ジュリア
東南アジアの軍事国家・シャドルーを支配する独裁者。かつて麻薬売買で得た資金を基に大量の兵器を買い漁り、高いカリスマと合わせて自前の軍隊を持つまでに至る。冷酷なだけではなく格闘技にも秀でており、終盤ではガイルとの戦いにおいて人間兵器のシステムに感電し、超伝導電磁波[5]を得てサイコクラッシャーなどの技を使うようになる。
ザンギエフアンドリュー・ブリニアースキー
バイソン将軍の部下で怪力の持ち主。頭脳が劣るため、作戦が理解できない。バイソン将軍の理想演説に丸め込まれ、善人と信じ疑わなかったばかりか、自分以外のバイソン軍の兵士たちが給料をもらっていることを知らなかったようである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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