『ストラット』
レニー・クラヴィッツ の スタジオ・アルバム
リリース2014年9月23日
録音バハマ エルーセラ島 グレゴリー・タウン・サウンド
ジャンルロック
ハードロック
ファンク
R&B
時間53分22秒
71分36秒(日本盤)
レーベルロキシー・レコード
プロデュースレニー・クラヴィッツ
専門評論家によるレビュー
AllMusic link
ブラック・アンド・ホワイト・アメリカ
(2011年)ストラット
(2014年)レイズ・ヴァイブレーション
(2018年)
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『ストラット』(Strut)は、レニー・クラヴィッツが2014年に発表した10作目のスタジオ・アルバム。 クラヴィッツが映画『ハンガー・ゲーム2』(2013年公開)の撮影に参加していた頃、夜になると曲のアイディアが浮かび、それに注意を払ったことで生まれた作品だという[18]。「ウー・ベイビー・ベイビー」はスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズのカヴァーで、クラヴィッツ自身は「(アルバムの)最後を締め括るのに相応しい曲だと思った。ナイト・クラブの閉店、つまり灯りがついて、男達が掃除を始めて、バンドがもう1曲演奏しようとする様子を、ちょっと描写してみたいと思ったのさ」とコメントしている[18]。 キーボード、ベース、ドラムスはいずれもクラヴィッツによる多重録音で、ギター・パートに関してはクレイグ・ロスが全曲に参加し、クラヴィッツ自身も6曲(ボーナス・トラックも含めると9曲)でギターを弾いた[19]。なお、タイトル曲のギター・ソロはクレイグ・ロスが弾いている[19]。 プロデュースはクラヴィッツ自身だが、ミキシングに関してはボブ・クリアマウンテン
背景
本作からの第1弾シングル「ザ・チェンバー」のミュージック・ビデオはアンソニー・マンドラーが監督し、モデルのリアン・テン・ハーケンがクラヴィッツとのラヴ・シーンを演じた[20]。
本作は、クラヴィッツ自身が設立したインディーズ・レーベル「ロキシー・レコード」からの第1弾アルバムに当たり、クラヴィッツは「前のアルバム(2011年の『ブラック・アンド・ホワイト・アメリカ』)では本当に嫌な経験をしたよ。ヴァージンを出てロードランナーに移ったけど、これ以上ないぐらい最悪だった。今回は自分自身のチームをまとめ上げて、良い気分だったよ」と語っている[18]。 スイスのアルバム・チャートでは合計2週にわたって最高2位を記録し[1]、2014年の年間アルバム・チャートでは26位となった[21]。同国のシングル・チャートでは「ザ・チェンバー」が9位、「ニューヨーク・シティ」が34位、「ザ・プレジャー・アンド・ザ・ペイン」が29位に達した[1]。 ドイツでは本作がアルバム・チャートで2位に達し[2]、シングル・チャートでは「ザ・チェンバー」が17位[22]、「ザ・プレジャー・アンド・ザ・ペイン」が80位を記録した[23]。クラヴィッツの母国アメリカでは、総合アルバム・チャートのBillboard 200で19位、『ビルボード』のインディペンデント・アルバム・チャートで3位、ロック・アルバム・チャートで6位に達した[13]。 Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「レニーは良いグルーヴを止められず、『ストラット』は殆どグルーヴによって構成されている」と評している[24]。『ローリング・ストーン』誌が選出した「2014年のベスト・アルバム50」では35位にランク・イン[25]。 特記なき楽曲は作詞・作曲:レニー・クラヴィッツ。
反響
評価
収録曲
セックス / Sex - 3:54
作詞:レニー・クラヴィッツ/作曲:レニー・クラヴィッツ、クレイグ・ロス
ザ・チェンバー / The Chamber - 4:57
作詞:レニー・クラヴィッツ/作曲:レニー・クラヴィッツ、クレイグ・ロス
ダーティー・ホワイト・ブーツ / Dirty White Boots - 3:57
作詞:レニー・クラヴィッツ/作曲:レニー・クラヴィッツ、クレイグ・ロス
ニューヨーク・シティ / New York City - 6:22
作詞:レニー・クラヴィッツ/作曲:レニー・クラヴィッツ、クレイグ・ロス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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