ストックホルム・スタディオン
Stockholms stadion
ストックホルム・オリンピアスタディオン
施設情報
所在地Lidingovagen 114 33 STOCKHOLM, Sweden
起工1910年
開場1912年
所有者ストックホルム・コミューン
グラウンド天然芝
ピッチサイズ105 x 68 m
建設費1,250,000 SEK
設計者トゥールベン・グルート
(Torben Grut)
使用チーム、大会
ストックホルムオリンピック(1912),
ユールゴーデンIF (1936- ), AIK (1912-1936)
収容人員
14,417
アクセス
ストックホルム地下鉄スタディオン駅 徒歩
ストックホルム・スタディオン(Stockholms stadion)またはストックホルム・オリンピアスタディオン(Stockholms Olympiastadion)は、スウェーデンのストックホルムにある陸上競技場。1912年ストックホルムオリンピックの開催のために建設された。設計者はトールベン・グルート。以来、多くのスポーツ大会、特にサッカーとスウェーデン陸上競技選手権大会を開催。また、ローリング・ストーンズ、ロビー・ウィリアムズ、アイアン・メイデンらの多くのアーティストがコンサートを行った。ストックホルム地下鉄スタディオン駅
が最寄駅。ストックホルムマラソンの発着点としても使われている。ストックホルム・スタディオンは1910年から1912年にかけて建設され、1912年のストックホルムオリンピックのメイン会場として使用された。設計はトゥールベン・グルートが手掛けた(Torben Grut 1871-1945)。当時国内では鬼才として知られ、国王の別邸、エーランド(Oland)のボリホルム(Borgholm)にあるソリーデン(Solliden)のデザインを手がけた人物である。建築様式はナショナル・ロマンティシズム様式で、建設費用は約125万クローナであった。
当初は木造建築にすることが検討されていたが、トゥールベン・グルートは半永久的な建築物にするよう主張しそれが認められた。スタディオンの建設地については、ストックホルム運動公園(Idrottsparken)が選ばれた。トゥールベン・グルートは、スタディオン、エステルマルム運動場(Ostermalms idrottsplats)、GIH(スウェーデンスポーツ健康科学大学)の施設それぞれを体育複合施設として考えていた。[1]
サッカーのピッチは 105×68メートル
トラックは1周400メートルで、第8コースまで
ストックホルム・スタディオンは、1958年ヨーロッパ陸上競技選手権大会の会場とされた。1967年にスタディオンを使用会場とする陸上競技会・DNガランが創設され、以来年に1度開催されている[2]。DNガランは1998年以降IAAFゴールデンリーグの、2010年からはダイヤモンドリーグの1戦として行われている。
2008年から2009年にかけて、ホームスタジアムとして使用するユールゴーデンIFの用途に合わせて、トラックを取り除き、ピッチとスタンドを改修する計画が持ち上がった。これについてユールゴーデンとストックホルムに対する諮問が行われたが、サッカースタジアムへの再建案については可能性を見出せなかった。これにより、ストックホルムは現在の状態を維持して行くことで結論を出した。
2019年に放送されたNHKの大河ドラマ『いだてん?東京オリムピック噺?』では、ストックホルム大会の会場であった当スタジアムで3週間撮影が行われた[3][4]。 次のクラブチームがサッカーのホームスタジアムとして使用している。
サッカー
AIK (1912?1936)
ユールゴーデンIF (1936?)
FC カフェーオペラ (?-2003)
IF ブルンマポイカナ (2005, 2007, グリムスタIPの改築に伴う)
サッカースウェーデン代表
写真
正面入口
南入口
塔
詳細
参考文献^ http://www.stockholm.se/stadion
^ ⇒How it all began In the Beginning there was DN Galan..... DiamondLeagueStockholm.com 2011年8月2日閲覧
^ “来年大河「いだてん」ストックホルムで異例の海外ロケ 制作P「当時のスタジアムがほぼ残っている」”
表
話
編
歴
夏季オリンピックメインスタジアム
アテネ1896
パリ1900
セントルイス1904
ロンドン1908
ストックホルム1912
アントワープ1920
パリ1924
アムステルダム1928
ロサンゼルス1932
ベルリン1936
ロンドン1948
ヘルシンキ1952
メルボルン1956
ローマ1960
東京1964
メキシコシティ1968
ミュンヘン1972
モントリオール1976
モスクワ1980