ストックトン=オン=ティーズ
英語: Stockton-on-Tees
ストックトン=オン=ティーズ中心地区
ストックトン=オン=ティーズダラムにおけるストックトン=オン=ティーズの位置
人口83,490人 (2009)[1]
英式座標
ストックトン=オン=ティーズ (Stockton-On-Tees) は、イングランド北東部ダラム州にあるタウン。 13世紀には、周辺地区最大の市場町として知られる存在となった(このマーケットは、ストックトンのハイストリートで現在も毎週水曜日と土曜日に開催されている)。17世紀には農産物などをロンドンや海外へ運搬する拠点として栄え、また、1822年に交通革命を引き起こすイベントを開催し、3年後の1825年9月27日に世界初の鉄道がストックトン-ダーリントン間を運行した。これがきっかけとなり、ストックトンは産業革命の波に乗り、「市場の町」から「産業の町」への変身を遂げた。 ストックトン市民は、町の歴史に非常に詳しく誇りを持っているようである。初めて会う人はほぼ必ず、世界初の鉄道の話と、マッチの発明家であるジョン・ウォーカーの話を始める。ジョン・ウォーカーは1826年にマッチを発明したストックトン出身の発明家であるが、マッチと鉄道をモチーフにした記念碑が現在街の中心に作られている。ヤームもまた、港として14世紀から栄えてきた。こちらは、ワイン、羊の皮が主な取引物であった。まだ見習生だったジェームス・クックも、ストックトンとヤームの間を航海していたといわれている。彼の船として有名なエンデバー号の実物大のレプリカが、ストックトンのティーズ川沿岸に展示され観光の目玉となっている。 ストックトンはその後、造船業が盛んになり1850年から1920年にかけては鉄鋼産業の中心として栄え、人口は劇的に増加した。その後、その鉄鋼業産業の影響からティーズ川の汚染がひどくなり、人口の減少、街の衰退が進んだ。しかし1980年代半ばには当時のマーガレット・サッチャー首相が視察に訪れ、ティーズ川流域の再開発や大学の誘致に着手することとなり、現在に至っている。 1822年に交通革命を引き起こすイベントを開催し、3年後の1825年9月27日に世界初の鉄道がストックトン-ダーリントン間を運行した。 かつては造船業で栄えていた街であるが、1994年にダラム大学の「クィーンズ・キャンパス(Queen's Campus)」を誘致し、医療関連の研究施設、サイエンスパーク、ビジネスパークなどの開発を行っている。 中心街にあるハイ・ストリート ウィキメディア・コモンズには、ストックトン=オン=ティーズ
目次
1 歴史
2 交通
3 経済
4 現在
5 出身者
6 参照
7 関連項目
8 外部リンク
歴史
交通
経済
現在
出身者
ビル・スティアー - ミュージシャン(ギタリスト、ボーカリスト)。主にヘヴィメタル、ハードロックの分野で活動。カーカスやナパーム・デス、ファイアバードなどの活動で著名。
参照^ “www. teesvalleyunlimited.gov. uk/
^ Delplanque, Paul (2009年5月8日). “ ⇒High Street Blues”. Paul Delplanque. 2014年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Stockton Town Centre”. Stockton Council. 2014年2月27日閲覧。
関連項目
ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道
外部リンク
⇒Stockton-on-Tees Borough Council
更新日時:2017年9月13日(水)17:14
取得日時:2019/08/11 23:08