ステーションワゴン
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ステーションワゴン (: station wagon) は、車体形状や使用形態により分類される自動車の形態のひとつである。
概要1950年代のフィアット・500でのエステートワゴン(左)とバンの相違。
ジャルディニエラ ベルヴェデーレ(左)と同コメルシアル バン。この例ではワゴンはバンと比較して装飾が多く、バックドアも観音開きに対し上下開き、全高やリアオーバーハングも、荷室容積よりスタイルやプロポーションを重視していることがわかる。

いわゆる2ボックスの形状で、前部にはボンネット(エンジンコンパートメント)、後部には乗員の座席とひとつづきの荷室を備えている。1990年代以前は荷室に収納式の予備座席(ジャンプシート)を備え、後のミニバン並みに使えるものも少なくなかった。単にワゴンとも呼ぶが、日本の場合、報道などで「ワゴン車」という場合はワンボックス型であることもある。

当初の自動車は「むき出しのフレームに、人や荷物の輸送に適した車体を架装したもの」であった。その架装方法により、人を乗せるか、荷物を乗せるか、人も荷物も乗せられるようにするかの違いだった。乗用車の作り方がモノコックベースとなってからは、乗用車のセダンタイプをベース車両として設計された自動車では、その設計ベースなら「セダンの屋根を延長して」と言えるが、そうでないならそうとは言えない。「セダンの屋根を延長したものがステーションワゴン」という定義はない。「ノッチバック(3ボックス)セダンの屋根を後端部まで伸ばし、その屋根とショルダーラインとの間にもガラスとピラー(柱)を入れてトランク部を大きな荷室としたもの」(日本でのナンバー区分は3か5)。「ピックアップトラックの荷台を屋根つきの貨物室とした」という発想は、ベース車両設計がセダンであるというだけのことであり、当初のベース車両がどのようなものかと、それがステーションワゴンであるかライトバンであるかとは関係がない。同じベース車両から作られれば両者は車両としては同じものである。違いはその使用形態にあるのみであり、日本では、その使用形態が「法律上の区分(つまり税金区分)」となり乗用車区分のステーションワゴンと商用車区分のライトバンと区分けされている。ステーションワゴンもライトバンも貨物室の両側面にガラスのウィンドウを持つものでは、見た目も同一であり、単に法令上(税制上)の区分でしかない。一般にはステーションワゴンが個人ユースの装備を持って販売されるために豪華仕様に見えることが多い。しかし、両者はコスト面から全く同じ車体を使用して生産される(車名すら同じということも多々ある)ことが多いため、一般的にはステーションワゴンとライトバンの両者の違いはわからなくても当然である。また、現代でもフレームベースの車両で作られればそれもステーションワゴンやライトバンであることには変わりはない。人と荷物を載せられればステーションワゴンやライトバンであり、それにどういう名前をつけるかであり、日本では法令上、乗用車区分で販売したいならステーションワゴン、商用車区分で販売したいならライトバンと呼ぶだけのことである。

運送車両が大型化したことにより一般にバン(van)とはトラックの箱車(荷台が覆われているもの)のことであり2トン4トン10トンそれ以上などの大型も含む。つまりバンの範囲はいわゆるワゴンの範囲よりも広い。一方の、lightなvanとは、当然ながら、日本で通常ライトバンと呼ばれる車両も含むが、さらにそれよりもはるかに大きく、ハイエースよりもさらに大きなものを指すのも一般である。よってステーションワゴンとライトバンを対比させることは間違いである。

しかし、自動車発祥の地である欧州においては、ライトバンで貨物室の両サイドに日本のそれのようにガラスウィンドゥを持つものは存在せず、荷物室の両側はボディと同じ鉄板製であり窓を持たないため、ワゴンとバン両者の違いは顕著である。一般的にはステーションワゴンは充分な貨物スペースを保持するものであり、貨物スペースが大きいのが特徴であるが、近年はデザインを優先させた面からリアオーバーハングやラゲッジスペースの容量・奥行を大幅に短縮したため、ハッチバックタイプとの見境が難しいモデル(ホンダ・アヴァンシア三菱・コルトプラススバル・レヴォーグマツダ・MAZDA6 WAGONトヨタ・カローラツーリング)、またハッチバックでありながらワゴンと名乗るモデル(マツダ・ファミリアS-ワゴン、マツダ・アクセラスポーツ(3代目除く)、スバル・インプレッサスポーツ〈←スバル・インプレッサスポーツワゴン〉、トヨタ・Opaトヨタ・アルテッツァジータレクサス・IS300スポーツクロス〉、スズキ・エリオ)等、メーカーや時代によっても基準は分かれる。また、日本の車検証での「車体の形状」の表記種別の一つでもあり、トヨタ・イプサムトヨタ・ウィッシュトヨタ・プリウスα(3列シートモデル)、ホンダ・エディックスホンダ・ストリームホンダ・ジェイド等一般的にミニバンと認識されている車両や、ホンダ・フィットのようにハッチバックと認識されている車両であっても車検記載上はステーションワゴンとして扱われる。ステーションワゴン以外には、セダンクーペ、ミニバン、トールワゴンなどがある。

しかし、趣味的な利用の増加によって優れた居住性や、高いドライバビリティを持ったステーションワゴンが登場し、現在では積載能力にも配慮しつつ、上質な性能を持つものとして認識されている。

走行性能、居住性、積載能力、駐車場での取り回し、燃費など趣味性と実用性を高い領域でバランスを保てるというメリットはあるものの、1990年代半ば以降その人気・需要は、クロスオーバーSUVやミニバン、トールワゴンといった背の高いボディタイプに奪われている。それでいてセダンよりも圧倒的に車種は少ない。しかしスバル・レヴォーグが堅調な人気を示し、トヨタ・カローラは全シリーズ(無印セダン/ツーリング/スポーツ/アクシオEX(トヨタ教習車含む)/フィールダーEX)の過半数をステーションワゴンタイプが占めるなど、一部においては根強い人気を誇るのもまた事実である。

なお、日本の車検証の形状では乗用車は001(箱型)、002(幌型)、003(ステーションワゴン)の実質3種類しか用意されていないため、いわゆるセダンタイプ以外は「ステーションワゴン」と表記されている場合が多いが、実際の形状を反映しているわけではない。
ステーションワゴンの歴史
米国における歴史

最初のステーションワゴンは列車での旅行の時代の製品だった。それは『デポハック』(depot hacks) と呼ばれた。デポとは鉄道の意で、ハックとはハックニーキャリッジ (hackney carriage)、英国支配していた時代のタクシーの呼び名)のことである。

また「キャリーオール」(carryalls 、「全部(なんでも)運べる」との意)とも「サバーバン」(suburbans 、「郊外」の意)とも呼ばれていた。「ステーションワゴン」は「デポハック」と同意で、それは「ワゴン (wagon)」、つまり人と荷物を載せる車で、かつ、そのワゴンは、列車が駅(ステーション)についたときに、列車から降りてきた人とその荷物を受け取って載せ、近所の最終目的地まで連れて行く役割をしていたことからステーションワゴンと呼ばれた。


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