この項目では、ビージーズの楽曲について説明しています。1983年の映画については「ステイン・アライブ」を、TWO-MIXの楽曲については「LOVE REVOLUTION」を、JUJUの楽曲については「STAYIN' ALIVE」をご覧ください。
「Stayin' Alive」はこの項目へ転送されています。「Stay Alive」とは異なります。
「ステイン・アライヴ」
ビージーズ の シングル
初出アルバム『サタデー・ナイト・フィーバー (サウンドトラック)』
リリース1977年12月13日
録音1977年
ジャンルディスコ
時間3分29秒(アルバムでは4分43秒)
作詞・作曲バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ
プロデュースバリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、カール・リチャードソン
愛はきらめきの中に
(1977年)ステイン・アライヴ
(1977年)恋のナイト・フィーバー
(1978年)
ミュージックビデオ
「Stayin' Alive」 - YouTube
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「ステイン・アライヴ」(Stayin' Alive)は、ポップ・グループのビージーズの楽曲である。メンバーのギブ三兄弟が制作し、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックから2枚目のシングルとして、1977年12月13日に発売された。
1978年2月4日から、全米シングルチャートで4週連続1位を記録した[2]。また、2021年に発表された『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500』において、99位にランクイン [3]。 ビージーズのマネージャーであるロバート・スティッグウッド
解説
ドラマーのデニス・ブライオンの母親がセッションの最中に亡くなったため、ビージーズは代替メンバーを探した。しかし、フランスのこの地域で代わりのドラマーが見つからず、ドラムマシーンを使用することになったが、グループにはまだ満足できなかった。そこで、デニス・ブライオンの演奏ですでに録音された「恋のナイト・フィーバー」のドラムトラックを聴いた後、グループとエンジニアのアルビー・ガルテンは、その曲の2小節を別々のトラックに再録音(いわゆるドラムループ)し、「ステイン・アライヴ」のセッションで使用した。これによりこの曲全体を通して変わらないリズムとなっている。
なお、グループはジョークとしてこの曲のドラマーのクレジットを"Bernard Lupe"(セッションドラマーとして知られるバーナード・パーディーの名前をもじったもの)としたが、このドラマーが実在しないことが判明するまで、このドラマーが何者かということについてしばし話題となっていた。
日本では、2008年にホンダ・オデッセイ(4代目)のCMソングに起用された。また、NHK Eテレで放送されていた『ハッチポッチステーション』では、グッチ裕三が童謡「クラリネットをこわしちゃった」と合体した形で歌唱した[4]。 この曲は、当初シングルとして発売される予定はなかった。しかし、ラジオ局にリクエストが殺到したこともあり、サタデー・ナイト・フィーバーのサウンドトラック発売の1ヶ月後である1977年12月中旬にリリースされ、翌年2月には全米シングルチャートで1位を記録し、そのまま4週間滞在した。しかし、イギリスでは全英シングルチャートで最高4位を記録するのにとどまった[5]。 1978年は、ビージーズの年だった。「ステイン・アライヴ」から1位の座を奪ったのは、彼らの弟であるアンディ・ギブの「愛の面影 この曲は平均のテンポが103/分ということで、心臓発作を起こして倒れた人に行う胸骨圧迫(心臓マッサージ)で推奨されている100/分(ガイドライン2015では100?120回/分に改訂)の速さにほぼ近いということを、米イリノイ大学医学部の研究チームが2008年に発表した。そのため、胸骨圧迫の速さを覚えるためにもこの曲が使われることが多い[10]。 チャート (1978年)最高位
サタデー・ナイト・フィーバー
主なカバー・バージョン
N-トランス - 1995年にカバーしたバージョンが、全英シングルチャートで2位を記録[6]。フジテレビ系列で深夜に放送されていた音楽番組『BEAT UK』のUKシングルチャートでNo.1を獲得。
ワイクリフ・ジョン - 1997年のシングル「We Trying to Stay Alive」でサンプリング。全英シングルチャートで13位を[7]、全米で45位を記録。
西城秀樹 - 1978年7月22日後楽園球場で開催された「BIG GAME'78 HIDEKI」にてカバー。『BIG GAME'78 HIDEKI』に収録されている。
アヴちゃん(女王蜂) - 2022年公開の映画『ブレット・トレイン』の挿入歌としてカバー[8][9]。
ステイン・アライヴと胸骨圧迫
日本では、「アンパンマンのマーチ」「ドラえもんのうた」「帰ってこいよ」「Diamonds」(手で強く押した後、裏打ちに合わせて一旦力を抜くことを意識でき、より効果を高められるとされる。)[11]「世界に一つだけの花」「夏色」などが、胸骨圧迫に近いテンポとして推奨されている[要出典]。
チャート
週間チャート
オーストラリア (Kent Music Report)[12]1
オーストリア (O3 Austria Top 40)[13]2