ステイディアム・アーケイディアム
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『ステイディアム・アーケイディアム』
レッド・ホット・チリ・ペッパーズスタジオ・アルバム
リリース2006年5月10日[1]
ジャンルオルタナティヴ・ロック[2]
ファンク・ロック
ラップ・ロック
時間122分34秒(2枚合計)
レーベルワーナー・ブラザース・レコード
プロデュースリック・ルービン
専門評論家によるレビュー


Allmusic link

チャート最高順位

1位(日本、アイルランドアメリカイギリスイタリアオーストラリアオーストリアオランダカナダスイススウェーデンデンマークドイツニュージーランドノルウェーフィンランドフランスベルギーポーランド

2位(スペイン

5位(ポルトガル

Dani California

1位(FM802 OSAKAN HOT 100

1位(J-WAVE TOKIO HOT 100

1位(ZIP-FM ZIP HOT 100)

1位(FM NORTHWAVE SAPPORO HOT 100)

1位(CROSS FM KYUSHU HOT 100

1位(TOKYO FM cosmo POPS BEST10

6位(全米)

ゴールドディスク

ダブル・プラチナ(日本レコード協会

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ アルバム 年表

バイ・ザ・ウェイ
(2002年)ステイディアム・アーケイディアム
(2006年)アイム・ウィズ・ユー
(2011年)

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『ステイディアム・アーケイディアム』(Stadium Arcadium)は、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの9枚目のスタジオ・アルバム。日本盤は、ワーナーミュージック・ジャパンより2006年5月10日に発売された。アルバムチャートでは、初の全米1位を獲得。
概要

ジャケットは、
宇宙のアートワークになっており、DISC 1が木星、DISC 2が火星と分けられている。

レコーディングされた38曲から、28曲に厳選し2枚組としてリリースされた[1]

オリコンアルバムチャートで、初登場1位を獲得。2枚組の洋楽アルバムとしては、史上初の快挙達成である。このほか、アメリカやイギリスを始め、全世界24ヶ国で1位を獲得している。

前作、前々作で推し進められたメロディー路線を継承しつつも、原点回帰と言えるファンクパンクソングも揃った、集大成的な作品になった。メンバーは最高傑作と語っており、フリーは「このアルバムが嫌いだということはすなわち、レッチリが嫌いだということ」と語る。

プロモーションや、反応ではYouTubeが極めて目立ったアルバムだった。ワーナーとYouTube社の連携牽引役といっても過言でない。シングル発売時のPV制作コンテストの発端にもなったと思われる。

ほぼ全ての楽曲に、ジョン・フルシアンテのギターソロが織り込まれているが、ジョンが「現代の三大ギタリスト」(The New Guitar Gods)としてローリング・ストーン誌に選出された際、「ダニー・カリフォルニア - Dani California」と「メイク・ユー・フィール・ベター - Make You Feel Better」のソロは譜面に起こしてレコーディングに臨んだが、他の曲のソロは即興演奏であることを明かした。

収録曲
Disc 1 (Jupiter~木星)

ダニー・カリフォルニア - Dani California (4:42)

スノー((ヘイ・オー)) - Snow ((Hey Oh)) (5:34)

チャーリー - Charlie (4:37)

ステイディアム・アーケイディアム - Stadium Arcadium (5:15)

ハンプ・デ・バンプ - Hump De Bump (3:33)

シーズ・オンリー・エイティーン - She's Only 18 (3:25)

スロー・チータ - Slow Cheetah (5:19)

トーチャー・ミー - Torture Me (3:44)

ストリップ・マイ・マインド - Strip My Mind (4:19)

エスペシャリー・イン・ミシガン - Especially In Michigan (4:00)

ワーロックス - Warlocks (3:25)

カモン・ガール - C'mon Girl (3:48)

ウェット・サンド - Wet Sand (5:09)

ヘイ - Hey (5:39)

Disc 2 (Mars~火星)

デセクレイション・スマイル - Desecration Smile (5:01)

テル・ミー・ベイベー - Tell Me Baby (4:07)

ハード・トゥ・コンセイトレイト - Hard To Concentrate (4:01)

21st センチュリー - 21st Century (4:22)

シー・ルックス・トゥ・ミー - She Looks To Me (4:06)

レディメイド - Readymade (4:30)

イフ - If (2:52)

メイク・ユー・フィール・ベター - Make You Feel Better (3:51)

アニマル・バー - Animal Bar (5:25)

ソー・マッチ・アイ - So Much I (3:44)

ストーム・イン・ア・ティーカップ - Storm In A Teacup (3:45)

ウィ・ビリーブ - We Believe (3:36)

ターン・イット・アゲイン - Turn It Again (6:06)

デス・オブ・ア・マーシャン - Death Of A Martian (4:24)

シングル・カット 楽曲紹介など国内盤とUK盤、US盤のリリース。カップリング曲はアルバム未収録。US盤のみ収録曲が異なる。

1st シングル Dani California 
ワーナー・ブラザース映画配給映画『デスノート』の主題歌として提供された。

ミディアム・テンポでメロディックなファンク・ナンバー[1]

タイトルのダニーとは、女の子の名前。「カリフォルニケイション」、「バイ・ザ・ウェイ」から続く三部作の完結編。

メンバーが、歴代ロックを彩ったアーティスト達に扮して次々と演奏を行うPVが、その完成度の高さで話題となった。

詳細は「ダニー・カリフォルニア」を参照

2nd シングル Tell me Baby

ファンク色が強めな曲。曲中のキーボード的なサウンドはギターの多重、倍速、低倍速録音によるものであり、アルバム中の他の曲で聞かれるそのような音もほとんどが、ジョン・フルシアンテがマスタリング時に苦心してギターサウンドのみで作り上げたものである。



3rd シングル Snow ((Hey Oh)) ワーナー・ブラザース映画配給映画『デスノート the Last name』主題歌

国内は2006年11月発売。

映画前編を鑑賞したメンバーが前編に引き続き、主題歌としての提供を即断した。

映画の内容も、終盤では一部この曲を意識したと思われる展開となっている。



4thシングル Desecration Smile


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