スティーヴ・マックイーン_(映画監督)
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アメリカ合衆国の俳優「スティーブ・マックイーン」とは別人です。

スティーヴ・マックイーン
Steve McQueen

本名Steven Rodney McQueen
生年月日 (1969-10-09) 1969年10月9日(54歳)
出生地 イングランド ロンドン
職業映画監督、脚本家
活動期間1993年 -
主な作品
HUNGER/ハンガー
SHAME -シェイム-
それでも夜は明ける

 受賞
アカデミー賞
作品賞
2013年それでも夜は明ける
カンヌ国際映画祭
カメラ・ドール
2008年HUNGER/ハンガー
国際映画批評家連盟賞
2008年『HUNGER/ハンガー』
ヴェネツィア国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
2011年SHAME -シェイム-
青年映画賞
2011年『SHAME -シェイム-』
ヨーロッパ映画賞
革新的ストーリー・テリング賞
2021年『スモール・アックス』
新人監督賞
2009年『HUNGER/ハンガー』
世界的貢献賞
2014年
ニューヨーク映画批評家協会賞
監督賞
2013年『それでも夜は明ける』
第一回監督賞
2009年『HUNGER/ハンガー』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
ニュー・ジェネレーション賞
2009年『HUNGER/ハンガー』
英国アカデミー賞
作品賞
2013年『それでも夜は明ける』
新人賞
2008年『HUNGER/ハンガー』
その他の賞

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スティーヴ・マックイーン(Steve McQueen CBE, 本名:Steven Rodney McQueen, 1969年10月9日[1] - )は、イギリス映画監督脚本家プロデューサーである。
来歴

グレナダ系の子としてロンドンに生まれ、ウエスト・エンドで育つ。チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインゴールドスミス・カレッジなどで美術とデザインを学ぶ。在学中に映画製作を始め、1993年に最初の短編『Bear』を発表して以降、モノクロのサイレント短編映画を次々と発表。

卒業後はビデオ・インスタレーションアーティスト、彫刻家、写真家として活動し、シカゴ美術館、パリ市立近代美術館で作品を展示。1999年にはヤング・ブリティッシュ・アーティストの中核でメディアの注目を集めていたトレイシー・エミンを制し、バスター・キートン映画に基づいたビデオ・インスタレーションでターナー賞を受賞した。2002年、2007年にはドクメンタ11・12、2009年には第53回ヴェネツィア・ビエンナーレと立て続けに大規模な国際展に選出。現代アーティストとしての作品はテート・モダンニューヨーク近代美術館ポンピドゥー・センターなど世界の美術館に収蔵されている。日本でも2006年香川県丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で個展「Caresses[愛撫]」展が開催された。

2008年、1981年に北アイルランドの刑務所で起きた抗議運動を題材にした初の長編映画『HUNGER/ハンガー』で英国人初となるカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞。他にも英国アカデミー賞新人賞など数多くの映画賞を獲得し、新進気鋭のフィルム・メーカーとして一躍注目の的となる。

2011年にはセックス依存症に悩む男の悲哀を生々しく描いた長編2作目『SHAME -シェイム-』で前作に続き主演を務めたマイケル・ファスベンダーヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞するなど高く評価された。

長編3作目の『それでも夜は明ける』では、19世紀に誘拐され奴隷として売られた人物であるソロモン・ノーサップ奴隷体験記を原作とした。これも高い評価を受け、第86回アカデミー賞9部門にノミネートされ、作品賞助演女優賞を受賞[2]。黒人監督の映画として初の作品賞受賞作となった。

2011年大英帝国勲章(CBE)を授与された[3][4]。 2024年、ショック賞視覚藝術部門受賞。

現在はロンドンとオランダアムステルダムを拠点に活動している。
フィルモグラフィ

HUNGER/ハンガー Hunger (2008) 監督・脚本

SHAME -シェイム- Shame (2011) 監督・脚本

それでも夜は明ける 12 Years a Slave (2013) 監督・製作

ロスト・マネー 偽りの報酬 Widows (2018) 監督・脚本・製作

その他

2014年1月6日に行われた『それでも夜は明ける』の第79回ニューヨーク映画批評家協会賞の授賞式において、監督賞を受賞したマックイーンがスピーチをしていたところ、協会員の一人である『CityArts』のアルモンド・ホワイトから野次を飛ばされたが、マックイーンは何事もなかったかのようにスピーチを続けた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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