スター・ウォーズ/最後のジェダイ
[Wikipedia|▼Menu]

スター・ウォーズ/
最後のジェダイ
Star Wars: The Last Jedi

監督ライアン・ジョンソン
脚本ライアン・ジョンソン
原作キャラクター創造
ジョージ・ルーカス
製作キャスリーン・ケネディ
ラム・バーグマン
製作総指揮J・J・エイブラムス
ジェイソン・マクガトリン
トム・カルノースキー
出演者デイジー・リドリー
ジョン・ボイエガ
オスカー・アイザック
アダム・ドライバー
マーク・ハミル
キャリー・フィッシャー
アンディ・サーキス
ルピタ・ニョンゴ
ドーナル・グリーソン
アンソニー・ダニエルズ
グェンドリン・クリスティー
ケリー・マリー・トラン
ローラ・ダーン
フランク・オズ
ベニチオ・デル・トロ
音楽ジョン・ウィリアムズ
撮影スティーヴ・イェドリン
編集ボブ・ダクセイ
製作会社ルーカスフィルム
配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 2017年12月15日
上映時間152分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費   $200,000,000 [1][2]
興行収入$1,332,539,889 [3]
$620,181,382[3]
75.1億円[4]
前作スター・ウォーズ/フォースの覚醒
次作スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
テンプレートを表示

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(原題: Star Wars: The Last Jedi)は、2017年アメリカスペースオペラ映画。ライアン・ジョンソンが監督・脚本を務め、ルーカスフィルムが製作し、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給する。『フォースの覚醒』(2015年)に続く「スター・ウォーズ」続三部作(シークエル・トリロジー)の2作目であり、「スカイウォーカー・サーガ」の8作目にあたる。
ストーリー

最高指導者スノークが率いるファースト・オーダー新共和国レイア・オーガナ将軍が率いる私設軍隊レジスタンスの戦闘が激化。行方が分からなくなっていた伝説のジェダイルーク・スカイウォーカーが発見され、戦況が好転するかに思われたが、予想以上に攻撃が激しいファースト・オーダーにレジスタンスの戦士たちは押されていた。そんな中、ファースト・オーダーはレジスタンスが拠点を築いていた“惑星ディカー”の秘密基地の位置を突き止め、ファースト・オーダーのハックス将軍が率いるスター・デストロイヤーの大艦隊が急襲する。レジスタンスのパイロットであるポー・ダメロン中佐がXウイングに搭乗し、単機でスター・デストロイヤーの大艦隊の前に立ちはだかり、レジスタンスの艦隊が基地から撤退するための時間を稼ぐ。戦闘中にポーがファースト・オーダーの新兵器“ファースト・オーダー・ドレッドノート”のキャノン砲を破壊する命令を受けたが、ドレッドノートを守るために出撃してきたTIEファイター部隊の攻撃により、ポーが乗っていたXウイングが被弾してしまう。ポーはレイアの「引き返しなさい」という命令を無視してドレッドノートへの攻撃を続行する。相棒のドロイドであるBB-8がXウイングの被弾した部分の修理をするのに手間取るが、間一髪で最後のキャノン砲を破壊し、ドレッドノートの迎撃能力を奪う。この好機に乗じて、レジスタンスの爆撃機“スターフォートレス”が次々とドレッドノートへ接近するが、執拗に迎撃を図るTIEファイター部隊との激戦の末、残り一機になってしまう。だが、残り一機の爆撃機に乗っていた砲手の“ペイジ・ティコ”の命懸けの行動により、ドレッドノートを撃沈することに成功する。その隙にレジスタンスの艦隊と戦闘で生き残った護衛の戦闘機部隊は、ハイパースペースへ逃げ始める。しかし、スター・デストロイヤーの大艦隊を率いるリーダーのハックスは、ファースト・オーダーが開発した新技術“ハイパースペース・トラッキング・ナビゲーション・システム(ワープしても追跡できる技術)”により、彼らがどこへ逃げ込んだのか捉えていた。その頃、スターキラー基地でカイロ・レンと激しい戦いを繰り広げた際に重傷を負い、治療のために医療カプセルの中で眠っていたフィンが目覚め、医療服から薬液を垂れ流しながらも医務室を出て、ポーと再会した。旗艦でレイアに面会したポーは、その独断ぶりを叱責され、中佐から大尉に降格処分を受けた。

一方、スリープモードから復帰したR2-D2とBB-8が完成させた地図を頼りに“水の惑星オク=トー”の孤島に隠居していた伝説のジェダイ・マスター、ルーク・スカイウォーカーの元へミレニアム・ファルコン号で向かったレイは、“スターキラー基地の戦い”で手に入れたライトセーバーをルークに差し出すが、彼はレイの目の前で無造作に放り投げてしまう。ルークはレイをジェダイにする気が無く無視をするが、レイは諦めずにルークの後に付いていく。ルークからこの孤島に来た理由を尋ねられたレイは、彼の妹であるレイアが率いるレジスタンスとファースト・オーダーの戦いが今なお続いており、レイアがルークの帰りを待っていることを伝えるが、ルークはレイアたちの元へ戻ることを拒否し、レイにこの孤島から去るよう告げる。それでも必死に説得を続けるレイの口から“ファルコン号”の名前を聞いたルークは、かつてファースト・オーダーの前身である帝国軍との戦いで苦楽を共にした友人のチューバッカやR2と再会する。同じく友人のハン・ソロがレンに殺されてしまったことをレイから聞かされショックを受けるが、R2に説得され悩んだ末に、翌日の夜明けからレイの修行を開始する決心をする。翌日、早朝からレイの修行を始めようとしたルークは、まず彼女の中に眠る強いフォースの使い方を訓練した。ルークからフォースの使い方を懸命に学んでいる最中に、レイはフォースの暗黒面に引き込まれそうになり、ルークから「危険なフォースだ。それを君は、跳ね除けようとしなかった……」と恐怖し、ルークは「それを恐れなかったのは、私が訓練していた“一人の弟子”のフォースに良く似ている」とレイに伝える。

一方、ファースト・オーダーを率いるスノークに、父親のソロを自身の手で殺し、まだ心に迷いがあることを指摘され、さらにライトセーバーの剣術が未熟なレイに敗北したことを責められて、その二つの件が原因で怒りが頂点に達し、身に着けていたマスクを自身の手で破壊したレンが乗る“TIEサイレンサー”率いる大部隊が、ハイパースペースを抜けて逃げてきたレジスタンスの艦隊を執拗に追跡してくる。レンが率いるTIEファイター部隊の激しい攻撃により旗艦“ラダス”は一部損傷し、アクバー提督らリーダー陣は全滅。この時の攻撃でレイアも艦外に投げ出されてしまうが、フォースの力によりシールド内の空気のある空間を飛び、艦内へと舞い戻ってくる。昏睡状態となってしまったレイアの代理人として、“アミリン・ホルド提督”がレジスタンスの新たな指揮官として就任する。劣勢を打開するべく、ポーはある作戦を考案する。それは、ファースト・オーダーのスター・デストロイヤーが何度もレジスタンス艦隊を追跡してこれないようにするため、スノークが乗っている巨大な戦艦“メガ・スター・デストロイヤー”の内部にフィンと女性整備士の“ローズ・ティコ”の二人を潜入させ、内部にある追跡装置を一時的に止める作戦だった。しかし自分の作戦をホルド提督に話すと反対されると思い、極秘裏にフィンとローズの二人に提案する。敵艦の内部へ潜入する方法をポー、フィン、ローズの3人で真剣に模索するが、ファースト・オーダーの内部事情に詳しいフィンによると、メガ・スター・デストロイヤーの全面を覆っている防衛シールドの通過コードは、1時間ごとに更新されるようで、3人はさらに頭を悩ます。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:136 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef