スター・ウォーズ惑星一覧
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スター・ウォーズ 惑星一覧(スター・ウォーズ わくせいいちらん)は、映画スター・ウォーズシリーズ』に登場する架空の惑星及び衛星の一覧である。
概要

スターウォーズシリーズの舞台である銀河共和国銀河帝国新共和国ファースト・オーダーなどの領土となっている銀河銀河円盤の直径は12万光年以上[1]、星の数は4000億個以上、居住可能な星のある星系数は32億個以上に及び[2]、そこには数多くの知覚種族(Sentient species)が生活している。劇中最も多く登場する地球人と同じ容姿の知覚種族は惑星コルサントに起源をもつ「人間(Human)」と呼ばれる種であり、人間以外の知覚種族は「エイリアン(Alien)」と呼ばれる(人間に近い容姿のエイリアンはヒューマノイドと呼ばれる)。人間至上主義の銀河帝国時代にはエイリアンは迫害に晒された。

銀河は大きく分けてディープ・コア(Deep Core)、コア・ワールド(Core Worlds)、コロニーズ(Colonies)、インナー・リム(Inner Rim)、エクスパンション・リージョン(Expansion Region)、ミッド・リム(Mid Rim)、アウター・リム(Outer Rim)、ウエスタン・リーチ(Western Reaches)、ワイルド・スペース(Wild Space)、未知領域(Unknown Regions)という領域に分けられていた。また渦状腕の一つはティングル・アーム(Tingel Arm)である[3]。また少なくとも2つの伴銀河が存在し、そのうち一つはリシ・メイズ(Rishi Maze)である[4]

また帝国は複数の星系をまとめた宙域(Sector)という単位を設け、その単位ごとにモフ(Moff)という総督を派遣して統治に当たらせていた(後に複数の宙域をまとめた上位宙域(Oversector )という単位とその総督たるグランド・モフ(Grand Moff)の地位も創設された[5])。この宙域という単位は1000個以上設けられていた[6]

スターウォーズシリーズのスターシップには、ハイパースペースという別時空に突入することでリアルスペース上の膨大な距離を実際に移動することなく、特定の地点から特定の地点へジャンプすることが可能なハイパードライブと呼ばれるテクノロジーが搭載されているため、何千・何万光年も離れているような星でも短時間で行き来することが可能になっている。
作品中、舞台になった惑星
映画の舞台になった惑星映画スター・ウォーズ エピソード2でアナキン達が惑星ナブーに着いた直後のシーンの撮影はこのスペイン広場で行われた[7]
ナブー (Naboo)
登場作品:『ファントム・メナス』『クローンの攻撃』『シスの復讐』『ジェダイの帰還』ミッド・リムのコメル宙域(Chommell sector)のナブー星系に属する惑星[8]パドメ・アミダラパルパティーンの出身惑星。また、ジャー・ジャー・ビンクスに代表されるグンガン族が原住種族として暮らす。気候は温暖で、草原と湖沼の多い美しい惑星である。惑星内部にマグマはなく、惑星の核は硬い冷えた岩石で構成されている。そのため、ナブーは海からつながった水のトンネルが数多くあるが、甲殻生物オピー・シー・キラー、発光生物コロ・クロー・フィッシュ、超大型生物サンド・アクア・モンスターといった危険な生物が生息している。それ故に、グンガンは核を通ることを極端に恐れている。一つの惑星に全く異なる二つの文明が平行して存在するという珍しい社会構造であり、後から入植してきた陸棲人と先住者の水棲人は、当初特にお互いに干渉しようとはしなかった。ナブーの戦いの際にクワイ=ガン・ジンらを仲介として接触に成功、協力して通商連合の軍を撃退したことから交友が生まれ、平和共存の道が双方合意の上で進められていくことになる。銀河の中心から34,000光年離れたアウター・リムとの境にあり、3つの小さな衛星を持っている。この衛星にあるスパイス鉱山によって財政は潤っており、人口は少ないながらも洗練された文明で、自然との調和を図っている。また衛星の1つであるオマー=ダンにはグンガンと人間によって入植が行われたが、クローン大戦中に独立星系連合の毒ガス攻撃を受け、多くの住民が殺された(ナブーの防衛戦)。また、ブルー・シャドー・ウイルス事件と呼ばれる出来事も起こっている。国体は王(女王)が政治を担う君主制だが、世襲ではなく民間から王を選出しているため実質的には共和制の民主主義国家である。王は任期を勤め上げた後に、新王のアドバイザー的な立場になる。軍隊はブラスターを所持する歩兵から構成される、王や要人の警護を担当するナブー王室警備隊と、ナブーN-1・スターファイターとそのパイロットからなるブラボー中隊が劇中に登場している。徴兵制はなく、全員志願兵である。王宮のシーンはイタリアカゼルタ宮殿で、『クローンの攻撃』に登場した湖畔のシーンはコモ湖で行われた。またエピソード2でアナキンとパドメがナブーに着いた直後のシーンの撮影は、スペイン・セビリアスペイン広場で行われた。ナブー星系
タトゥイーン (Tatooine)
登場作品:『ファントム・メナス』『クローンの攻撃』『シスの復讐』『
新たなる希望』『ジェダイの帰還』『クローン大戦』『スカイウォーカーの夜明け』、『マンダロリアン』、小説『タトゥイーン・ゴースト』)ルーク・スカイウォーカーアナキン・スカイウォーカーの故郷。銀河系の中心部から遠く離れた辺境宙域にあたるアウター・リムのアーカニス宙域(Arkanis sector)のタトゥ星系に位置する[8]。 タトゥI 、タトゥIIと名付けられた連星の太陽の周囲を約304日掛けて公転している。発見された当初は恒星だと思われていた。太陽から遠く離れているにもかかわらず、海洋は干上がり、地表のほとんどが広大な砂漠に覆われている砂漠惑星。主要都市はモス・アイズリー(英語版)やモス・エスパ、アンカー・ヘッドなど、数えるほどしかない。発見当初タトゥイーンには多くの鉱物資源が埋蔵されていると見られ、大勢の入植者たちがこの惑星を訪れた。しかし、現地調査の結果、有用な鉱物資源はほとんど存在しないことが判明し、持ち込まれたサンドクローラーは遺棄され、大半の人々はこの惑星から去り、脱出資金のない一部の人々だけが残った。これらの人々は水分農夫(水分抽出農業(大気から抽出した水や氷を使用した農業)を行う人々)や、その農作物を商う商人となり、交易の中継地点を維持した結果、タトゥイーンは今日のような姿となった。町外れの荒野や砂漠には、原住民のサンドピープルやジャワズなどが住んでいる。これといった資源や産業がないため、宇宙港を擁した主要都市には密輸業者や賞金稼ぎ、犯罪者等が多く集まり、街のあちこちで非合法的な取引が日常的に行われている。さらに銀河系有数の犯罪組織ハット・カルテルの首領で、タトゥイーンに宮殿を構えているジャバ・ザ・ハットが実質的に惑星全体を支配しているため、タトゥイーンの警察当局は頻発する犯罪に十分対処できていない。銀河共和国の影響力もほとんど及ばず、共和国通貨が通用しないほか、共和国の法律で禁じられている奴隷制度も存続している。銀河帝国時代には、帝国から総督やサンド・トルーパーの治安部隊が現地に派遣されていたが、惑星住民の生活環境の改善や治安向上等の政策はほとんど行われていなかった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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