スター・ウォーズ世界の用語一覧
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スター・ウォーズ世界の用語一覧(スター・ウォーズ世界の用語いちらん)は、映画スター・ウォーズシリーズ』の他の一覧に上がっていない用語の一覧である。
領域
コア・ワールド(Core worlds)
劇中に登場する架空の宙界。銀河系の中枢に近い領域である。
銀河共和国やそれにとって替わった銀河帝国の首都惑星である「コルサント」が位置する領域であり、他にもこの宙域に属する著名な惑星にはインターギャラックティック銀行グループの拠点として銀河系の金融センターに位置付けられている「スキピオ」の他、「オルデラン」「シャンドリラ」「コレリア」等銀河共和国の黎明期から大きな影響力を及ぼしてきた惑星が数多く挙げられる。そのため、長年にわたって地理的な意味だけでなく政治や経済、文化の面においても銀河系の中心としても位置付けられている。
アウター・リム(外縁領域、Outer Rim Territories)
劇中に登場する架空の宙界。アウター・リムは銀河系の中枢から遠くはなれた場所に位置しており、銀河共和国及び銀河帝国の統治が及んでいない惑星が多い。辺境に位置しており、銀河の中枢部に情報が伝わりにくいため、旧共和国時代の末期にはその統治が殆ど機能せずに非合法活動の温床となっており、
通商連合等の大企業による資源の搾取も常態化していた。そして銀河帝国の時代には帝国によって残虐行為や秘密の事業(デス・スターの建設など)が数多く行われる。この宙域に属する著名な惑星として「タトゥイーン」、「カラマリ」、「ライロス」、「エリアドゥ」、「バクラ」、「ムスタファー」、ムーンの故郷で上述した「スキピオ」と並ぶ銀河系の金融の中心地として君臨していた「ムーニリンスト」などがある。
ハット・スペース
劇中に登場する架空の宙域。アウター・リムに位置しており、辺境域での非合法活動の大半を牛耳る存在として銀河共和国やジェダイからも「凶悪な種族」と認識されていたハット族
(英語版)が支配する領域。この領域では銀河帝国ですらその支配力を完全には発揮できなかった。ただし、この宙域に属する惑星は「タトゥイーン」をはじめとして非常に数が限られている。
未知領域(Unknown Regions)
劇中に登場する架空の宙域。アウター・リムよりも更に外側に位置し、銀河帝国や新共和国の時代においてもその大半が開拓や調査の進んでいない状態となっていた。エンドアの戦いの1年後、帝国の残存勢力と新共和国の間に銀河協定が締結されると、帝国内部でそれに反発する一部勢力が新共和国の監視を逃れるためこの領域に結集し、「ファースト・オーダー」と呼ばれる新勢力を結成する。初出は非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品であるが、『フォースの覚醒』において映画への登場を果たした。
ワイルド・スペース
未知領域の中でも特に外側に位置し、その存在自体が星図に殆ど掲載されていない領域。非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品にも同様の用語が登場するが、その定義は全く異なっており、こちらでは既知銀河系と未知領域の境界域を指していた。
種族
アグノート(Ugnaught)
小柄で豚のような顔を持つ種族。『
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』、『マンダロリアン』に登場する。
イウォーク

ウーキー

グンガン

ガモーリアン(Gamorrean)
身長180cm前後。丸々とした体型に、イノシシをやや擬人化したような非常に大きな頭部を持つ。「皮革と金属板で構成された鎧や兜」「斧」などの中世的な装備を身にまとう。『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場するジャバ・ザ・ハットの宮殿にて、衛兵の役目を果たしている。
ジャワズ
ジャワズ(Jawas)(日本では最近では一般にジャワと呼ばれている)
惑星タトゥイーンに原住するエイリアン。彼等の平均身長は0.8 - 1.2メートル、小柄なヒューマノイド型の生物で黄橙色に光る目が特徴とされているが、過酷な砂漠の環境から身を守るために、頭から全身を覆うフード付きの引きずる程に裾の長いコートを着ており、顔や体型の詳細は不明。風呂に入る習慣がないためか、彼らの体臭は他の種族に対してひどく我慢ならないものであり、これはもはや不快どころの話ではない程ひどいらしい。低いはしゃぎ声や、ガーガーいう喉声、蒸気音のような声の固有の言語で喋る。基本的に未開なタトゥイーンの原住種族で、氏族単位の社会を形成する。その生活の中心となっているのが、かつての開拓時代の遺物であるサンドクローラーである。彼等はこの老朽化した巨大な移動基地に乗って、果てしなく砂漠を徘徊し、砂漠で屑鉄や廃ドロイド等を収集して生活している。しばしばタトゥイーンの宇宙港郊外などに点在する水分農場に現れては、拾った鉄屑や修理したドロイドなどを行商する姿を見る事ができるほか、時折は水分農場との交易で得た共通通貨を使って、タトゥイーン宇宙港近辺の都市で、部品や食糧の買物に来たついでに、カンティーナで一杯引っ掛けたりもするようである。また、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』には、サンドクローラーが集合しているシーンが登場する(文藝春秋『TITLE』2002年8月号)。
スカコアン(Skakoan)
惑星スカコに原住するエイリアンである。スカコアンは電子機器や宇宙船工学など、最先端の製造技術に特化した、高度な科学技術を発展させた種族である。自己防衛本能は強く、冷静で抜け目がない。彼らは問題解決の際には直感ではなく、常に論理に頼っている。スカコアンは窒息や急激な減圧による死の苦痛を非常に恐れているため、故郷を離れる勇気を持つ者はほとんどおらず、彼らは滅多にスカコを離れない。外界に出るときには常に全身を気圧スーツで隈なく覆い、声を歪めるために音声合成装置を使用する。故郷を離れたスカコアンは技術的な専門職に就いていることが多く、概して裕福である。身長は1.4 - 2.1メートル。スカコアンの故郷であるスカコは気圧の高い独特の大気に覆われているため、彼らは標準的な大気圧の下で生きていくのに特殊な気圧スーツを着用している。気圧スーツを脱いだスカコアンは細い骨格の上に病的な灰白色の皮をだらりとかぶせたような、痩せこけた人間に似ている。彼らの顔には暗い沈んだ目、平らな鼻、歯のない裂け目のような口が並んでおり、いつもしかめっ面をしている。スカコアンの言葉スカコヴァーバル語は、ボッチ語に似た2進法の機械的な言語である。一方、記述用の言語はスカコフォーム語と呼ばれ、他民族には時々図面と間違えられる。スカコアンの気圧スーツは着用者の言語パターンを意図的に歪める音声合成装置を内蔵しており、彼らはこれを使って会話に種族特有の神秘性を加えている。
タスケン・レイダー
タスケン・レイダー(Tusken Raiders
惑星タトゥイーン原住のエイリアンである。彼らは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』ではルーク・スカイウォーカーを気絶させ、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』ではポッドをライフルで狙撃し、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』ではアナキン・スカイウォーカーの母を殺したが、それによりアナキンの激しい怒りを買い、彼によって多くのタスケンたちが虐殺される。サンドピープル(砂漠の人々)とも呼ばれる、ヒューマノイド型の生物である。惑星タトゥイーンの荒野に普遍的に存在する。縺れた毛糸屑とバッファローに似た巨大な家畜「バンサ」に乗り、砂漠を行き交う。過酷なタトゥイーンの砂漠で生存するために、全身をぼろ布で覆い、その上からマント等を羽織る。顔には独特のマスクを付けており、そのアフリカ土面のようなデザインの金属性マスクは、頭に巻かれたぼろ切れの一部として顔に固定され、滅多に外されない。あまりに過酷な環境ゆえに、マスクを外すと荒野の砂嵐にまかれて死ぬ危険すらある。タスケン・レイダーの成人男子は全て盗賊で、タトゥイーンの宇宙港近辺に散在する水分農場や不幸な旅行者、そして同じタトゥイーンの荒野に住む原住民族のジャワズ等を襲って生計を立てている。女性は子供を育てるためにのみ存在し、子供は生き延びるためだけに生きる。女性・子供も産まれてから長い間外す事の無いマスクを付けている。それでもなお、子供の死亡率は非常に高い。この狂気のような環境で彼等が生き延びる唯一の知恵は、自身が狂気によって満たされることである。絶えず不幸な犠牲者を求めてさ迷い、銃で狙える物なら何にでも躊躇わず発砲する。彼らは優れた狙撃手でもあり、火薬と弾丸を使う、スター・ウォーズ世界としては古代博物館級の骨董品の様な恐ろしく原始的なライフル(サイクラー・ライフル)で、時速700kmで疾走するレースポッドのエンジンすら遠距離から射抜く。また、屑鉄から作った「ガダフィ(ガッフィ)」という杖を持ち歩き、これで相手を襲撃する。なお、敵を確実に殺すため、杖の先端には毒を塗ってある。固有の言語は無く、動物を締め殺したような叫び声を上げる以外は、主に身振りでコミュニケーションを行う。そして叫び声は、哀れな被害者に自分の最後を悟らせる以外には何等意味は無い。またその歴史もほとんど知られておらず、一説に拠れば、彼等はタトゥイーン開拓初期の移民達の子孫であるらしい。だが知能は高いようで、一列で歩行し人数を隠蔽するという悪賢い習性を持っている。一部には狂気に囚われない温厚な性格を持った者も存在しているらしく、カノンに属するドラマ「マンダロリアン」では人間と取引を行い巨大な猛獣クレイト・ドラゴンを撃退するために協力するエピソードが存在するほか、レジェンズではタスケン出身のジェダイが登場している。
トグルータ(Togruta)
惑星シリ出身の著名なジェダイを数多く輩出したヒューマノイド種族である。彼らの最大の特徴は、頭に対になって生えているヘッド=テールと頭頂部から始まっている縞模様である。この種族にはマスター・ジェダイである
シャク・ティや、アナキン・スカイウォーカーのパダワンであるアソーカ・タノなどがいる。高度な知的種族であるトグルータは優れたハンターでもあり、アソーカ・タノも戦闘中は極めて攻撃的な姿勢と行動をとっている。トグルータのヘッド=テールは音を介して周囲を捉えるモントラルと呼ばれる優れた感覚器官ともなっており、アソーカは酒場の雑踏で交わされる会話の中から必要な情報を的確に聞き分ける場面もあった。一般的に毒を持つ種族であると誤認されているが、実際には毒を持っていない。また、トグルータは辛辣だというイメージがあるが、これも実際には誤りである(偕成社『スター・ウォーズ エピソード2データブック』参照)。
ムスタファーリアン(Mustafarian)
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に登場する架空のエイリアン。火山の惑星、ムスタファーは極端な環境ではあるが、多様な生態系を生み出しており、その中には知覚種族も存在している。その1つであるムスタファーリアンは、溶岩流に含まれる鉱石の収集に忙殺されており、外惑星の関係をまったく気にしていない。 生きていくために水をほとんど必要としない、好極限性節足微生物から進化したムスタファーリアンは、休眠状態の火山にある涼しい洞窟の中で暮らしている。彼らはこの惑星に固有のラーヴァ・フリーというノミのような生物によって、燃やされた跡を追いながら、ムスタファーの地表を冒険した。 様々なムスタファーリアンのコロニーは、フリーたちが脱ぎ捨てた殻を外装として再利用することで作られており、それぞれが互いに接触を保っている。彼らは平和的な取引を通じて、緩やかな集落を築き、惑星の厳しい環境に一致団結して直面している。北部に暮らすムスタファーリアンは、2つの主な亜種のうちの細身の方であり、ラーヴァ・フリーを乗用動物として利用していることが多く、一方で南部に住むずんぐりとした体型のムスタファーリアンは、北部の弱々しい近縁種と比べて、より高い温度に耐えることができる。彼らは浮遊型採鉱プラットフォームに乗り、棒の先に付けられた重い釜で溶岩を掬っていることが多い。 貴重な鉱物資源を目当てに、テクノ・ユニオン社がこの惑星にやってきたとき、ムスタファーリアンは外界からの開発者との協定に署名した。


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