スター・ウォーズのスピンオフ一覧は、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ（外伝）作品として展開される映画、アニメ、小説、コミック、ゲーム等をまとめたものである。
分類

映画やアニメなどの映像作品以外でも、小説、コミック、ゲームなどの多種多様な媒介を通じて、『スター・ウォーズ』シリーズの数多くのスピンオフ（外伝）作品が発表されてきた。

スピンオフ作品群には、映画で描かれなかった空白期間を補完する、主要実写映画シリーズとの整合性の下で制作された作品も数多くあるものの、『スター・ウォーズ』シリーズの製作総指揮であったジョージ・ルーカス自身、他の作家によるスピンオフ作品の制作に寛容であったこともあり、中には主要実写映画シリーズ、及びスピンオフ作品間でも整合性が取られていない独創性の高い作品も多かった[1]。

2012年10月、ウォルト・ディズニー・カンパニーが本シリーズの制作会社ルーカスフィルムを買収し、『エピソード7』に当たる『フォースの覚醒』を始めとする新たな3部作「エピソード7・8・9」の映画製作の決定に伴い、スピンオフ作品が数多くあることが、新規ファンに混乱を与えてしまうという配慮から、スピンオフ作品は、ウォルト・ディズニー・カンパニーによるルーカスフィルムの買収後に設立された「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」の監修を受けた作品のみを「カノン（正史）」とし、それ以前の「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」の監修下で製作されていないスピンオフ作品は「レジェンズ（非正史）」として分別されることになった[1]。

「カノン」に属するスピンオフ作品は、アニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』のように、ウォルト・ディズニー・カンパニーによるルーカスフィルムの買収後に設立された「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」の監修を受けた作品のみとなる[1]。

「レジェンズ」は上記の作品を除く、ウォルト・ディズニー・カンパニーによるルーカスフィルムの買収以前に製作された作品や、すでにシリーズ展開が終了した作品、及び「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」の監修下で製作されていないスピンオフ作品すべてが該当する。シリーズの製作総指揮であったジョージ・ルーカスの指揮下で彼の原案を元に製作されたスピンオフ作品（『エピソード2』の前日譚となるPS2用ゲーム『スター・ウォーズ ジャンゴ・フェット』[2]や、『エピソード3』の前日譚となる2Dアニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』[3]など）も含めて、これらの作品は、いわゆる“パラレルワールド”の扱いとなった[1]。また、スピンオフ作品ではないが、映画「エピソード1?6」を小説化した作品群も「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」設立以前に発刊され、スピンオフ作品の設定を多数盛り込んでいるため「レジェンズ」に属する。歴史軸は映画公開第1作品『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で行われた「ヤヴィンの戦い」を原点に、それ以前の出来事を「BBY」（Before Battle of Yavin）、それ以後の出来事を「ABY」（After Battle of Yavin）と呼称する。
カノン

大きく分けると「旧銀河共和国」⇒「銀河帝国」⇒「新銀河共和国」の3つの時代に分けられる。

「ジャーニー・トゥ・フォースの覚醒」シリーズについてはジャーニー・トゥ・フォースの覚醒も参照。「ジャーニー・トゥ・最後のジェダイ」シリーズについてはジャーニー・トゥ・最後のジェダイも参照。
旧共和国時代（1000 BBY-19 BBY）
ハイ・リパブリック（500 BBY-82 BBY）

年代日本語題原題種類発表年月
不明スター・ウォーズ：ヤング・ジェダイ・アドベンチャーStar Wars: Young Jedi Adventuresテレビアニメ2023年5月4日
232 BBYスター・ウォーズ ハイ・リパブリック ジェダイの光The High Republic: Light of the Jedi小説2021年11月29日
232 BBYイントゥ・ザ・ダークThe High Republic: Into the Dark小説2023年2月24日

帝国の勃興時代（82 BBY-19BBY）

年代日本語題原題種類発表年月
不定スターウォーズ：テイルズ・オブ・ジェダイStar Wars: Tales of the Jediテレビアニメ2022年10月26日
22 BBY - 19 BBYスター・ウォーズ/クローン・ウォーズ (テレビアニメ)Star Wars: The Clone Warsテレビアニメ2009年3月31日-2015年12月23日