スターフォックス
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この項目では、シリーズ第1作目について説明しています。

シリーズ全般については「スターフォックスシリーズ」をご覧ください。

同シリーズに登場する架空の団体については「スターフォックスシリーズの登場キャラクター一覧#「スターフォックス」チーム」をご覧ください。

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スターフォックスジャンル3Dシューティング
対応機種スーパーファミコン
開発元任天堂情報開発本部
アルゴノートソフトウェア
発売元任天堂
プロデューサー山内溥(エグゼクティブプロデューサー)
宮本茂
ディレクター江口勝也
プログラマーディラン・カスバート
ジャイルズ・ゴダード
クリスター・ウォンベル
音楽平澤創
美術今村孝矢
シリーズスターフォックスシリーズ
人数1人
メディア8メガビットロムカセット[1]
スーパーFXチップ搭載
発売日 199302211993年2月21日
199303011993年3月1日
199306031993年6月3日

対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
売上本数 約80万本[2]
約161万本[2]
約299万本[2]
その他型式: SHVC-FO
SNS-FO-USA
SNSP-FO-NOE

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『スターフォックス』(Star Fox) は、1993年2月21日任天堂より発売されたスーパーファミコン用3Dシューティングゲームスターフォックスシリーズの第1作目。ヨーロッパでのタイトルは『Starwing』。
概要

任天堂が手がけるフライトシューティングゲームである。ロムカセットに搭載されているスーパーFXチップ(三次元描画方面強化回路)により描かれた3D空間の中を飛行する自機を操作し、各ステージをクリアしていく。スーパーファミコンで発売されたゲームソフトとしては初めての3D作品であった[3]。同作の3Dグラフィック技術の基礎部分は、イギリスのアルゴノートソフトウェアにより開発された技術が任天堂に提供されている(同社の名前はエンディングクレジットにも挿入されている)。

登場するキャラクターは動物をモチーフにしたもので、例えば主人公のフォックスはキツネである[3]

ステージ途中で仲間や敵の通信が入ったり、一部ではあるがステージ上での行動がストーリー分岐を起こすなど、ストーリー性を強調する演出がなされていた。

続編としてスーパーFXチップ2を搭載した『スターフォックス2』の発売が予定されていたが、NINTENDO64の発売が近づいていた時期であったため発売中止となり、本作や2で培った要素が『スターフォックス64』に継承された[4]

キャラクターの年齢など、設定や時系列はこの作品で独立しており、この作品のパラレルワールド的世界観で制作された64版以降の作品とは矛盾や相違点がある。

スーパーFXチップの関係でバーチャルコンソールを作るのは難しかったが、2017年10月5日に発売されたスーパーファミコンの復刻版『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』に本作が収録され、同時に開発中止となっていた続編の『2』も収録された。

2019年9月6日配信開始の『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』(Nintendo Switchのオンラインサービス特典ソフト)にも収録されている[5]
システム

プレイヤーは主人公のフォックスが乗るアーウィンを操る。

1つの惑星や宙域が1つのステージとなる。プレイヤーは惑星コーネリアのステージから始め、最終的にベノムのステージまでたどり着く。コーネリアからベノムまでのルートはレベル1?3の全部で3つ存在しており、攻略するステージが違うほかに、それぞれ難易度も異なっている(高いレベルほど難易度が高い)。同じ名前のステージであってもルートが違えばステージ構造は異なる。原則的にレベル1?2は全6面、レベル3は全7面。ステージを進めて、最後に待ち受けるボスを破壊することでステージクリアとなる。クリアすると、そのステージ全体で出現した敵機のうち何%を撃墜したかが集計される。撃墜率×100がスコアとなり、一定のスコアに達するごとにコンティニュー回数が1増える[3]

敵の攻撃を受ける、地形にぶつかるなどするとアーウィンのシールド残量が減っていく[3]。減ったシールド残量はアイテムを取ることで回復し、ステージクリアによって完全に回復する。シールド残量が0になるとミスとなり、残機が1つ減る。残機が0の状態でミスをするとゲームオーバーになる。ゲームオーバーになった際にコンティニュー回数が残っていれば、そのステージから再開することができる。ただしその場合、アーウィンの状態およびスコアはリセットされる。

フォックスの他にも3人の仲間が戦線に参加しており、逐一アドバイスなどの通信を送ってくる。時々敵機に追われることがあり、この時は追われている仲間の機体のシールド残量が表示される。敵機を撃墜しないと一定時間ごとに仲間は25%ずつダメージを受け、最後には墜落してしまい(自機の攻撃でダメージを受けることは無い)、戦列に復帰することは無く、仲間のシールド残量の回復はできない。ステージクリアの際にも仲間の顔ウィンドウとシールド残量が表示され、墜落した仲間の顔ウィンドウは砂嵐に変化する。
自機の操作

プレイ開始前に4つのボタン配置から選択する。移動はボタン配置のタイプによって、上下移動の正逆(逆の場合、十字キー下で上昇)を選択できる。
ブラスター
通常攻撃でいわゆるレーザー。下記のアイテムにより威力を2段階、強化する事ができる。
スマートボム
いわゆる
ボンバー。対戦艦、対巨大兵器用に開発された高エネルギー爆弾。発射後、一定時間の経過や物体への接触または再度発射ボタンを押すことにより起爆し、効果範囲内の敵全てにダメージを与える。爆発した場所の中心に近いほど、敵に与えるダメージが大きい。最大5発まで搭載可能であり、アイテムにより補充が可能。
ブースト/ブレーキ
自機を数秒間だけ加減速する。一度使用するとブーストゲージを消費してしまい、再使用には数秒間のインターバルが必要。
クイックターン
L/Rボタンを押しながら移動することで素早くその方向に移動できる。機体を垂直に傾けるため、狭い地形の突破にも活用できる。
ローリング
L/Rボタンを2回連続で押すと自機が回転。素早くその方向に移動できる他、接触した敵の光学兵器(一部除く)を跳ね返すことができる。ただし敵に直接反射することはできず、防御用途のみとなる。

自機にはシールドゲージの他にウィングにも耐久力が設定されており、ウィングが受けた攻撃でシールドが減ることは無いが、ウィングは一定以上のダメージを受けると破損して飛行性能が落ちてしまう(基地内部など一部の狭いマップでは飛行性能は落ちない)。ウィングが受けたダメージはシールドと共に回復するが、破損したウイングは下記のウイングジャイロを入手しないと修復はされない。
アイテム


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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