スタートレック:ディープ・スペース・ナイン
原案リック・バーマン
マイケル・ピラー
出演者エイヴリー・ブルックス
ルネ・オーベルジョノワ
ニコール・デ・ボーア
『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』(英: Star Trek:Deep Space Nine、略称: DS9)は、アメリカのSFテレビドラマシリーズ。『スタートレック』シリーズの3番目のテレビシリーズで、1993年から1999年にかけて放送された。日本では1996年から2002年にかけて途中中断をはさみながら放送された。前作『新スタートレック』および次作『スタートレック:ヴォイジャー』と、放送上も設定上も時期が重なっている。 『新スタートレック(TNG)』で宇宙艦エンタープライズDが活躍する24世紀後期に時を同じくした、辺境の宇宙ステーション「ディープスペースナイン」を舞台としたスピンオフ的なテレビシリーズ。能動的に異星を訪問するエンタープライズとは対照的に、受動的に異星人に遭遇するドラマである。DS9シーズン1はTNGシーズン6と並行して開始し、最終のDS9シーズン7はVOYシーズン5と重なる。 長い歴史を持ち厚い信仰文化を持つベイジョー星は、資源に乏しい爬虫類系ヒューマノイド「カーデシア連合」に侵略を受け、長年支配されていた。レジスタンスとマキと呼ばれる反乱組織の奮闘で独立を勝ち取ったベイジョーは、さしあたり惑星連邦の保護統治下に入り(連邦加盟はしていない)、ベイジョーの衛星軌道上に浮かぶカーデシアの鉱石加工宇宙ステーション「テロック・ノール」は、ベイジョー臨時政府の依頼により惑星連邦とベイジョーとの共同管理基地「ディープ・スペース・ナイン」となった。 基地の司令官として惑星連邦宇宙艦隊のベンジャミン・シスコ中佐が赴任するが、シスコ中佐はベイジョーの信仰する「聖なる神殿(ベイジョー・ワームホール)」と「預言者」から「選ばれし者」という神命を受け、大量に資源をはく奪され疲弊したベイジョーとそれを支援する惑星連邦の橋渡しをしていく。また件のベイジョー・ワームホールは数万光年離れたガンマ宇宙域へ一瞬で移動できることが判明し、その利権をめぐってカーデシアとの摩擦が激化、さらにシーズン3以降はガンマ宇宙域からの侵略者「ドミニオン」からの連邦を守るための戦い、ドミニオン戦争へと発展していく。 宇宙ステーションを訪れる異星人どうしの交流を軸に、物語が銀河大戦へと進んでいくところから、同時期にアメリカで放送されていた『バビロン5』と比較されることも多い。
ストーリー
あらすじ