スターティング・ハンドル
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1948年式ブリティッシュ・ユナイテッド・トラクション(英語版)(BUT)・9641T(英語版)(ロンドン交通博物館所蔵)のエンジン・ルーム(英語版)に収められたスターティング・ハンドル。

スターティング・ハンドル (: starting handle) は、運転者が腕の力を使って内燃機関を始動するための機構であり、エンジンクランクシャフトを手回しするためのクランク型の金属棒(ハンドル)そのものを示す用語でもある[1]。主に自動車エンジンで用いられていた機構であるが、小型船舶第二次世界大戦前後の戦車航空機用レシプロエンジンでも用いられていた[2]

英語圏ではハンド・クランク(ドイツ語版)(: hand crank[2]やクランキング・ハンドル(: cranking handle)、日本では単にクランク棒と呼ばれる場合もあり[3]旧日本軍などでの日本語訳としては始動転把(しどうてんぱ)という名称[注釈 1][4][5]が用いられた[6]

なお、スターター・ハンドル(: starter handle)と呼ばれる場合もあるが、この呼称は今日では小型の汎用エンジンの始動装置(英語版)である、リコイル・スターターの構成部品(ロープの先端に取り付けられたT字型の握把)を示す場合の方が多い事に留意されたい[7]
概要

スターティング・ハンドルは、エンジンのクランクシャフトの先端にクランク型の棒を差し込み、クランクシャフトを直接回転させることでエンジンを始動させる、人力のエンジン始動装置である。人力による始動という意味ではオートバイにおけるキック・スターターと同じだが、キック・スターターはエンジンに固定されたペダルである事がほとんどで、その操作を足で行うのに対して、スターティング・ハンドルはその操作を腕で行う。1917年式フォード・モデルTのエンジン(英語版)の模式図[8]。スターティング・ハンドルはクランクケースと一体化した台座に取り付けられ、コイルばねによりスターター・ドッグから引き離すばね圧力が常時掛けられている。スターティング・ハンドルの一例、フォードソン(英語版)製トラクター(スコットランド、A74(M74)自動車道(英語版)のグレトナ・グリーン・サービスエリア(英語版)所蔵)

スターティング・ハンドルの実装形態は、1920年代前後は車体やエンジンなどに固定装備として取り付けられており、フロントグリルに常時ぶら下がった形態であったが、1930年代に入るころには着脱式となり、ホイールナットレンチ等の車載工具と共に(あるいはホイールナットレンチやジャッキハンドルとの共用部品として)車両に備え付けられる予備装備となっていった。日本車では、1965年前後頃まではスターティング・ハンドルが車載工具として備え付けられていた例が多かったが、1970年代には姿を消していった[9]


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